体育館 【白】
かなり遅れてしまって申し訳ありません
「よかった、無事だったのね、、」
僕はその瞬間力強く抱きしめられた
騒生「、、シー姉、、、、?」
静音「よかった、、、、、ほんとによかった、、」
騒生「、、、な、泣くなよ、シー姉、、、、」
普段泣かない姉が泣いているのでつられて僕も泣きそうになる
辺りに二人の静かな嗚咽する声が響いた......
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こうして姉と抱き合ってどれくらいの時が経っただろうか、途中から段々と抱きしめる力が弱くなりシー姉はいつもの僕の姉に戻っていた。
静音「、、、そういえば、あの子たちも一緒なの?」
騒生「うん、、、たぶんこの体育館のどこかにいると思うよ。探しに行こっか」
静音「、、探しにいくまでもないみたいね」
騒生「え?」
前を向くといつもの三人が立っていた
準斗「よっ、お二人さん」
双太「シーナさんも無事だったんですね」
雪華「シー姉、ケガしてない?」
静音「私は大丈夫よ、みんなは?」
3人「「「問題ないです!」」」
静音「よかった、、、」
雪華「そう言えば騒生はどうやってあの場をしのいだの?」
僕は「あぁ、それは、、、」とあの時どうしたのかをみんなに説明した。
三人「「「なるほど」」」
静音「ちょっ、ちょっと?!ど、どうゆうことなの??なんであなた達も納得してるの??」
騒生「えーとね、僕たちはこの騒動が起きた時にここの屋上にいたんだ、、信じられないと思うけど空の彼方から一機のヘリが飛んで来たんだそれで救援物資を置いて行ってくれたんだ」
静音「ふーん、、物資ねぇ、、、」
雪華「あっ、これ見たらきっとわかるわよ!」
と、スカートのポケットからハンドガンを取り出そうとする
準斗「ちょっ、おま、、周りに見られたらどうすんだよ!」
雪華「そうだった、、、、んー、、ならこっちならいいよね」
と言った瞬間にスカートをたくし上げた
騒生「ちょっ、おまっ、、周りに見られたらどうすんだよ!」
男子一同は雪華から視線をそらした
雪華「え?別に危ない物じゃないしいいでしょ?」
双太「そうゆう問題じゃないと思うんだけどなぁ、、」
静音「ふむ、、なるほど、、プロテクター、、、、ね、これはそこらへんのじゃなさそうね、、」
男三人「「「へ?」」」
騒生「な、、なんだプロテクターか、、」
双太「び、びくりしたぁ、」
準斗「そっち系路線にキャラチェンジすんのかと思ったわ」
雪華「そんなバカなことするわけないでしょ」
双太「これからどうする、、?」
準斗「俺ら行く当て無いし、、、」
静音「しばらくここに留まるのはどうかしら」
騒生「それが良さそうだね」
雪華「そういえば静音さんはどうやってここに来たんですか?」
シー姉は、淡々と話し始めた、、、、、