表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
腐りゆく世界で  作者: XⅢ
崩壊
13/24

姉編 崩落の始まり

遅くなって申し訳ありません。

???「きゃああああああああああ」




静音「??!!なにが起こっているの?????」

幽神「いったいなにが、、、、、、起こっているというの、、、??」


校舎が悲鳴で包まれている中、一つの緊急優先放送が流れてきた


冷静な教師の声「みなさん落ち着いてください。1・2階にいる生徒は3・4階に上がりなさい、学級委員が点呼をしたらすべての階段にバリケードを張りなさい繰り返す、、、みなさん・・・・・・・・・・」


静音「幽神ッ上まで走るわよ!」

幽神「、、、、、え?、、あ、う、うん、、」


2人は勢いよく教室から飛び出した

階段にはあまり人はいないようだった

静音「なんでこんなに避難してる人が少ないのかしら?」

幽神「、、、たぶんほとんどの人は信じてないんだと思う、」

静音「まぁ、私も実際のところ今の事態を理解しきれてないのよね、、、」


???「あんたらも上にいくんか?」

幽神「え?あ、はい、そうです」

???「そうなのね、上がるなら早く上に上がった方が良いわよ、そろそろ保健室に運ばれた”あれ”が発症するころだと思うから」

静音&幽神「え?」

???「細かい話は上でするわ、急ぎましょ」

???「そうやバリケードを作られる前に行かへんとあかんからな」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


???「バリケードを張るために音楽室のピアノの中からピアノ線と机持ってきて」

生徒たち「はいっ」



静音「ま、まってくださいっ、、」

幽神「私たちも入れてください」

???「まだ大丈夫ですよさぁ、ここの先のミーティングルームに集まって待っててください」


???「ギリギリやったな」

???「そうね、、じゃあミーティングルームに行きましょうか」

幽神「は、はい」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



???「自己紹介がまだやったな俺は上下 峠(かみした とうげ)や、よろしく」

???「私は立原 舞華(たちばら まいか)よ、よろしく」

幽神「私は久暮 幽神です。」

静音「私は八相 静音です。」

舞華「幽神さんと静音さんね、、、よろしくおねがいします」

静音「こちらこそよろしくお願いします。、、でさっき言っていた発症するとかなんとかって何なんですか?」

するとさっきまでチャラチャラしていた峠がいきなり静かになって口を開いた。


峠「”あいつら”は生きてる人を喰うんや、」

2人「、、、え?」

舞華「そう、あいつらは生きいてる人間を見つけ次第喰らっていくの、、しかもそいつにかまれたりケガしているところに奴らの血液が混ざると”発症”して間もなくで奴らの仲間入りになるの、、、」

静音「なるほど、、、つまり”あれ”はゾンビみたいな感じってことね、、ところでどこからそんな情報を?」

舞華「、、、外国で働いていた、、父が送ってきたレポートにそう書いてあったの、、、始めは海に浮かんでいた廃船にたまたま近くを通った漁船が積まれていたボックスを開けてしまったのが始まりでその開いた人が家に帰って家族に噛みついて、家族8人に感染、そして近所の人達に噛みつき、23人が感染、やがてその地域一帯が汚染区域となってしまい、最終的にはその地区88人すべてが感染して奴らの仲間入りになった、、、」

幽神「働いていた、、?ってことは立原さんのお父さんは、、、、」

舞華「私の父はそこで働いていたの、、無事かどうかはわからないわ、、だけど、パp、コホン父はきっと生きている、そう信じています。」

静音「、、、なるほど、、でこれから私たちどうするの?」

峠「取り敢えず屋上に出てみようや」

舞華「そうね」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


屋上には煙のような風が吹き抜けていた


幽神「あー、これはもう笑っていられないわね、、、」


眼下には町のあちこちに火災とパトカーの赤が点々とあった。


静音「ここも長く持ちそうにないわね」

峠「なんでや?」

静音「だってほら、、、」


静音は視線を校庭に向けた。

校庭には既にいくつかのキャリアー(保菌者)がいた、

足を抑えたり、首を抑えたり、手を抑えたりしながらウォーカー達から逃げている生徒で校庭は溢れかえっていた。


舞華「校内に侵入してボン、、って感じかしらね、」

静音「おまけに食糧も無いときた、、、これは明日にでもここを出ていく必要があるわね」

峠「あてはあるんか?」

静音「んー、」

幽神「騒生君の学校は?」

静音「その手があったか」

峠「その騒生ってのは八相さんの彼氏さんかなんかか?」

静音「ち、ちがうわよ、、私の弟よ、、あと静音でいいわ」

峠「そうなんか、、わかったわ」

舞華「ここからは騒生君のいる学校まで距離はどれくらいなのかしら?」

幽神「大体、走り続けて10分ほど、、だったはずです」


舞華「じゃあ明日出発でいいかしら?」

3人「「「OK」」」

舞華「取り敢えず今日はもう休みましょう」

峠「そうやな」


私達はそれぞれの教室でかなり早い睡眠をとった


4人「「「「おやすみ」」」」

友達に「あの場面はどんな伏線があるの?」と聞かれたのですが、基本ただただその時その時に入れたいと思った描写をいれているだけなので特に凝った伏線などはうp主の小説にはあまりありません。

(なんか文法おかしい気がするけど、言いたいことが伝わってくれたらそれでいいと思ってるからいいよね?)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ