姉編 崩落
ブックマーク、評価してくださった方々本当にありがとうございます。
投稿が遅れたのはうp主の父が外国に転勤になってしまい少しでも家族で過ごす時間が長くなればいいな、、、という事だったので遅れてしまいました。
キーンコーンカーンコーン
???「やっと、休み時間、、、やることないし寝るか~」
そう呟き目を閉じた、、、、、が後ろから「ね~ね~」と肩をツンツンとつつかれる、、、
???「シーナ起きてー朝だよ~」
静音「ん~なによ~、、、幽神、、宿題なら他を当たりなよ、、、、、、すぴー」
幽神「も~違うわよ週末のお泊り会のことよ」
静音「あ~そんなんもあったわね」
幽神「昨日もいったでしょうが~、、、まぁいいや、それでねオフトゥンが諸事情により一枚亡き物になったんですよ」
静音「ほう、、、え、おまえオフトゥンになにをした?!」
幽神「いやそれ聞きますか、、奥さん、、、、、実はですね私ヤマアラシを飼っているんですよ」
静音「へーそうなn、、ええええ、、、、、、、
うんそれで、、?」
幽神「昨日の夜にね、一緒に寝たわけですよ」
静音「あっ(察し)てかおまえ屈強だなおい」
幽神「そして朝、事件は起こった、、それはもう惨かったよ、オフトゥンがただの綿になってた、ああなんて悲惨なんだ」
静音「Oh,,,それは惨いわね、、、、、、
あっそろそろお昼ごはんの時間ね」
幽神「あれ?まだ食べてなかったの?」
静音「私は食べたわよ、私の小さいお友達がこの時間になったら来るのよね、、飛んで」
幽神「へ~そうなn、、っええ??!!飛んで??!!」
静音「そうなのよ、かわいいのよね~じゃれてきて」
幽神「ええぇ、たしかに昔からシーナは不思議ちゃんだとは思ってたけど、、、ついに召喚獣を使えるようになるとは、、、、」
静音「??まぁ、今から呼んでみるね」
幽神「うん!!」
「フューーーーーーーー・・・・・・」
???「パタパタ・・・ちゅんちゅん」
静音の手のひらの上にちょこんと乗ったのは、、
幽神「え!すごい!かわいい!」
静音「すずめのノーデンス・エリー・ルビルタスドラゴンよ」
幽神「え、、ほんとに召喚獣みたいな名前してるのな、、(汗)」
静音「冗談よ、この子はノエルちゃんよ」
幽神「かわいい、、、でもどうしてシーナに懐いてるの?」
静音「んー、、校庭にある隅の木にこの子の巣があるんだけど巣から落ちてケガをしてたから助けたら懐かれた?みたいな感じかな?」
幽神「へぇ~なんかすごいね」
静音「でしょ?じゃあ今からご飯あげるね~」
ノエル「ちゅんちゅん」
静音の手のひらの上で美味しそうに卵焼きをつついて食べている
静音「あ~かわいい♡」
幽神「、、それにしてもシーナはあの子たちといるときと全然態度違うよね、、」
静音「まぁ、、、あの子たちとは長い付き合いだからね、自ずと多少なりとも差はできるでしょ、」
幽神「ふ~ん」
静音「、、、、?少し下が騒がしいわね、、何かあったのかしら、」
幽神「ん~??怪我人?」
校庭にはフラフラと首を抑えながら生徒に助けを求めている男の人がいた
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男性「あぁ、、ああぁ、、た、助けてくれ急、救急車を呼んでくれっ、、お、おねがいだ、、、、は、はやく、、」
男子生徒「だ、大丈夫ですか?!、と取り敢えず保健室に行きましょう、、あるけますか?」
男性「あ、ああ、だだ、だいじょうぶです、」
そう言いながら保健室へと歩いて行った。
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静音「通り魔かしら?」
幽神「こんな昼間っから?」
静音「ん~、、、、、それにしてもあの人の焦り方半端じゃなかったよね、、」
幽神「相当怖かったんだろうね」
静音「あ、また誰か入ってきたみたい、、、、、?」
幽神「え、どこどk、、ッ・・・・な、、、なに、、”あれ”、、、、」
校門から学校にユラユラ入ってきたのは血かなにかで真っ赤に染まった右腕のない禍々しい女の人だった、、、、、、
校庭にいた生徒の一人が近寄った、、
男子生徒「え、、あ、、あのだ、大丈夫ですか」
女性「・・・・・・」
男子生徒「と、取り敢えず保健室に行きましょう」
女性「・・・・・・」
女性はおもむろに男子生徒の方を向いて歩きだした、そして男子生徒を抱きしめた
男子生徒「な、、、なんですか、、あ、あのや、やめてください」
女性「・・・・・・・たすけt、、、、ヴヴヴ。。」
男子生徒「え?」
女性は男子生徒に抱き着いたと思えば男子生徒の肩に思いっきり噛みついた
男子生徒「ああああああああああああぁぁぁぁぁぁ?????!!!!!!」
男子生徒の肩から血が勢いよく噴出した
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静音&幽神「!!!!!!!!????????」
なにかまずいことが起きている、
私達には、『人が人を喰べている』その事実しか解らなかった。私達にとっていい存在ではないと言うことは見るや否やすぐに分かった。
始まってしまったのだ日常が崩れるのが。