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腐りゆく世界で  作者: XⅢ
崩壊
11/24

体育館

遅れてすみません。

「みんな止まれッ!!」



思わず叫んでしまった。この世界がウォーカーだらけになってしまったのにも関わらず、、、


「ヴヴゥ、、、ア”ア”!!!」


下の階から久しく聞いていなかった、奴らの声が聞こえてきた


騒生「くそっ、、お前ら!しゃがんで扉まで行け‼」

準斗「お、おい!騒生はどうするんだよ?」

騒生「俺に考えがある、いいから行けっ」

準斗「でも、、、」

騒生「早く行けっ、奴らがもうそこまで来てるんだ!」


雪華「、、、わかったわ、、、、行きましょう」

双太「考えがあるみたいだからさ、、いこ?準斗君」

準斗「、、、くっ、わかったよ、無理そうだったらすぐに逃げろよ!!」

騒生「ああ、わかってる」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


騒生「上から持って来といてよかったぜ、、、、」


騒生の手には1つの手榴弾が握られていた

騒生「威力、、足りるかな、、、、」

ピンを力いっぱいに引っこ抜いて階段をよじ登ろうとしているウォーカー達に向かって手榴弾を投げた

騒生(手榴弾が爆発するのはだいたい3~5秒だったはず、、)

騒生は体育館に向かった



ーーーーーーーー先に体育館に向かった3人ーーーーーーーー



準斗「一応後ろの2人は銃構えてて、」

雪華「え、なんで?」

双太「中の人がいい人とも限らないからね、、念には念を押して、ね?まぁ第一に中にいるのが人間っていう絶対的な保証もないんだけどね、、、、」

準斗「ここまで来たら行くしかないっしょ」

雪華「そうね、、」


コンコン・・・


コンコン


双太「返ってきた?中にいるのは人間の可能性が高いね」

準斗「これより突入する」

2人「ラジャー」




ガチャ、、、、




???「龍崎じゃないか!!それに灯颪!三角!」

3人「杉浦先生!」

杉浦先生は雪華と騒生の担任だ。

杉浦「おまえら今までどこにいたんだ?!」

準斗「えーと屋上です(銃、隠せ)」

2人 (ラジャー)

杉浦「おお、そうか賢いな、、お前らおなかが空いているだろう向こうで休んで来い」

3人「ありがとうございます」

先生に会釈をして配給所に向かおうとしたその時、



ボンッ



杉浦「な、なんだ?」


校舎の方から大きな爆発音が響いた

杉浦「お前ら扉から離れろッ!」



ガチャン、、、、



体育館入り口から真っ白いな何かが入ってきた


???「げほっげほっ、、あんなに威力が高いとは、、、」

3人「騒生!!!!」

3人は走って駆け寄った。

杉浦「騒生、、?八相なのか、、、?」

騒生「はい、、、ちょっと訳合って真っ白ですが」

杉浦「なにがあった?」

騒生「屋上から此処の前に来たら階段に奴らがいて消火器を爆破させてこうなりました」

杉浦「なるほど、、、ん?どうやって消火器を爆破させたんだ?」

騒生「(うわーだりぃな、そこまで聞くなよ)えーと、、、消火器の中に消しゴムをいれて衝撃を与えると爆発するのを利用しました(大嘘)」

杉浦「そうか、、お前は体育館裏にある職員用シャワールームで体洗ってこいタオルとかは向うにあるから」

騒生「わかりました。ありがとうございます」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



騒生「ってことで、俺は体洗いに行ってくるから話はそのあとでな」

3人「はーい」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



騒生「ここか、この学校に2年強もいたのにこんな場所があったとはな、、、」

ちゃんとプレートには{職員用シャワー室}とかいてあった

靴を脱いでる最中に気が付いたのだがどうやら先客がいるようだ。


騒生「そういえばまだ水も電気も通ってるんだな」

(あんなことが起きてから3日近く経っているのに、、)


脱衣室は旅館のような場所だった

天然床材でできた床。

優しい白色の木材でできた壁。

棚?の中に綺麗に並べられた籠。

安定の扇風機と体重計。


そして何よりも異彩を放つのは、、、

騒生「何でここにコーヒー牛乳用の自動販売機があんだよ、、」

ここまでくると流石にツッコミを入れたくなる


騒生「まぁいいか、さっさと入ってさっさと上がるか」


脱いだ服をなんかすごそうな洗濯機に入れ、上から持ってきたハンドガンをタオルで巻いて籠に隠し、もう一枚のタオルを持ってシャワー室に向かった。



がらがらがら



騒生「おいおい、マジかよここほんとにどこだよ」

戸を開けた先には旅館顔負けの大浴場が広がっていた。

???「だっだれですか。。?」

騒生「・・・・( ゜д゜)え。?」

確実に女性の声が此処のどこかから聞こえた。

騒生「え、えっと、、3年4組の八相 騒生です、、」

???「二年生!?」

騒生「えーと、君は?」

赤里「私は1年3組、中山 赤里(なかやま あかり)です。」

騒生(自己紹介はしたものの、、どうすればいいんだ、、)

赤里(え、どうしよう、、男の人だ、、、、、)

騒生「体洗ったら、すぐ出るので、、」

赤里「あ、はい、、( ゜д゜)」

騒生「あー、君は湯船に浸かったままでいいよ、(お願いですからそうしてくださいお願いします)」

赤里「え?あ、はい、、、わかりました、」

騒生(くっそう、、折角のお風呂タイムが、、)

そんなことを思いつつシャワーの蛇口?を捻って体を洗う

騒生「ッ、、つめたっ(そんなこと言ってられないな、、まだ出るだけましか)」




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


粗方洗い終わったのでさっさとあがることにした。

騒生「お邪魔しました、、」



ガラガラガラ



騒生「ふぅ、、色々と危なかった、、、(早く戻るか、、あいつら待ってるだろうし)」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



騒生「杉浦先生に文句言いたいけどめんどくさくなりそうだからいいや、、」

靴を履いて体育館に出ると聞き覚えのある声が聞こえてきた







???「よかった、無事だったのね、、」


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