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登場人物紹介16
市村響
ジュリの「融合魔法」によってノアの使い魔、ラピノへの変化が一時的にだが可能になった。ラピノが市村の血を摂取し、魔力を取り込んだことがこの前提。元々市村が魔法の素質に恵まれていたことも大きい。
ラピノの魂の一部を市村とリンクさせることで、ジュリの部屋のカプセル内にあるラピノ本体との入れ替えが本人の意思で可能になっている。第三者の目から見ると、急激に市村の姿が薄れてから猫が現れたように見える。厳密には「変化」というより「肉体転移」といった方が近い。
ラピノの姿になってからの支配権は基本的に市村にあるが、ラピノに譲り渡すことも可能。そちらの方がより十分に身体を動かせるとのこと。本編ではやっていないが、逆も一応可能である。
なお、市村の血が消化されてしまうと融合は解ける。大体効果は半日ほど。
「融合魔法」が本当に「魔法」なのかはやや怪しい。そこにジュリの無尽蔵の魔力が必要なのは間違いないが……
