登場人物紹介15
メリア・スプリンガルド(?)
167cm38kg(現状)、胸は元はそこそこあった。
漆黒の長い黒髪に切れ長の目。健康だった時は勝ち気な印象を与える美女だったと思われる。現在は末期がんに冒され、余命幾許もない。頰はこけ、いわゆる「カヘキシー」状態にある。
「大魔卿」ギルファス・アルフィードの娘。何らかの理由で約20年前に日本にやってきたようだが、その内容は現状不明。何らかの使命を帯びて来たとのことだが……?なお、アルフィードとは何らかの手段で連絡を取り合っていたようだ。おそらくはその役割は息子の亜蓮に引き継がれている。
柳田俊介の内縁の妻。一種の略奪婚に近い形ではあったようだ。一種の共依存状態のようであり、「柳田もメリアも互いの望みのためならいかなる手段も犠牲も厭わない」(玉田)。どうしてそのようになったかの詳細も不明。
その出自の性質上、戸籍はない。このため、皮膚がんの一種で転移が早く極めて悪質な「メラノーマ」の発見が遅れた。治療もオフィシャルにはできず、柳田が相当な私費を払って治療させていたようだ。とはいえ、ただでさえ治療困難なメラノーマが治ることはなく、現状は全身転移で余命数日という状況。ラヴァリは「進行を抑えている」と話したが、実は相当なことをやっている。それでも、余命がほとんどない状態には変わりがない。
アルフィードの娘ということもあり、魔力は十分なものを持っている。もっとも公にアルフィードの娘として知られているわけではない。性格は詳細不明だが、ある程度の常識と良識は持ち合わせているもよう。
趣味など一切不明。
柳田亜蓮(14)
165cm54kg
小柄で黒髪の少年。いつも笑顔だが、目は常に笑っていない。顔は母親似で整っているが、それだけに言いようのない不気味さも感じさせる。
柳田俊介とメリア・スプリンガルドの子供。祖父からの隔世遺伝なのか、母親以上の魔力を身に付けている。魔法の使い方は母親よりは祖父に教えてもらった側面の方が強いようだ。
得意魔法は「見えざる剛力」。魔力で構成した透明な拳で攻撃するというもので、心臓麻痺に見せかけて殺害するというのはお手の物。出力を上げればより暴力的な攻撃も可能である。町田らの乗った車を50mほど先から殴りつけたように、射程も長い。もちろん、その他の魔法にも通じており、見ただけで格の差をノアが感じるほど。
戸籍がないため義務教育も何も受けていないが、知能指数はとてつもなく高い。日本語とシムル語だけでなく、英語も流暢に操る。柳田が学習参考書などを買って与えていたこともあり、学力だけは極めて優秀。神族の血統が強く出ており、ジュリと同様の資質がある可能性がある。
人を傷付けることを何とも思っていないサイコパス。もっとも、行動原理は単純であり、「父親と母親の言う通りにする」「父親と母親を傷付ける存在は許さない」。同年代との付き合いも集団生活の経験も皆無のため、人格はねじ曲がっている。柳田の指示で暗殺者じみたことをやってきたことも影響しているようだ。なお、メリアを治療した医者は彼によって数人が殺害されている。
もっともメンタルは弱い。メリアが病に倒れてからは特に情緒不安定になったようだ。冷静さにも乏しく、交渉ごとには全く向かないタイプ。
趣味はオンラインゲーム、YouTube鑑賞。性格上、オンラインゲームをやると熱くなりがちであり、チームを組むタイプのゲームだと往々にしてトラブルメーカーになる。ただし腕は極めて高い。




