登場人物紹介11
篠塚まゆみ(31)
152cm43kg、胸はかなり小さい。
ボブカットに薄い茶髪の女性。ジーンズを好んで履いており、活発な印象を与える女性。
エムエスPRの社長。個人でPR戦略の事務所を営んでいる。社員は彼女とその弟夫妻の3人という零細事務所ではあるが、大口クライアントを数人持っており経営状況はかなり良好。元はアメリカの大手PR会社、サヴァンPRにいたが独立。その際にクライアントごと引き抜いたようだ。なお、弟夫妻も国内大手広告宣伝からの独立組である。
見た目通り活発で早口な女性。ひたすらハイテンションでまくし立てるのは彼女の元の性格だけでなく、サヴァンPRで得たやり口でもあるようだ。気も強く、気に入らない案件はどんなに美味しい条件を提示されても突っぱねる。「クライアントとは個人との信頼関係が第一」というのは彼女の信念である。
綿貫とは彼女が大学3~4年時に肉体関係にあった。ただ、互いに別の想い人がおり、その寂しさを誤魔化すための関係であったようだ。何やかんやで相性はよかったらしいが、彼女が海外に就職するのを機に自然消滅した。帰国後に綿貫とのクライアント契約を締結したのは、この縁が大きい。
一応、今は男女の仲ではない。なお、篠塚自身は現在独身で「恋愛はまあ当分いいかな」とのこと。慶応大学商学部卒。
趣味はゴルフ。綿貫と趣味はかなり重なっている。スキューバダイビングも趣味で、沖縄にはかなり詳しい。
郷原美樹(26)
171cm62kg。普通にしていると分かりにくいが着痩せするタイプで、胸は大きい。
綿貫公平の公設第一秘書。一応元は外資系監査法人の人間であり、それなりに優秀という評価ではあったようだ。ただ控えめで無口ということもあり、地味で暗い印象は与える女性。よく見るとそれなりに魅力的なのだが、化粧っ気の薄さもありそれに気付く人間はあまりいない。
綿貫の公設秘書になった経緯は不明。ただ、町田は「腹違いの兄妹であり、綿貫は恋愛感情を持っているのではないか」と推察している。郷原自身は常に一歩引いた位置におり、彼女が綿貫にどのような感情を持っているかは不明。独身。
趣味は不明。ただ、夏・冬の特定時期はまとまった休みを取りたがるようだ。




