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ド田舎無職の俺の近所に異世界の国が引っ越してきた件について  作者: 藤原湖南
第6話「西部開発取締役・坂本雅史と帝国特務歩兵・ラヴァリ」
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登場人物紹介7

坂本雅史(49)

177cm87kg

やや薄くなった頭に日焼けした、がっちりした骨格の男。威圧感の強い、見るからに強面という風貌。

西部開発取締役。叩き上げであり、社内外での恫喝と豪腕でのし上がってきた。評判は決して良くはないが、営業力は高い。西部鉄道からの「天下り」が多い西部開発経営陣では唯一の生え抜きであり、社内では「坂本派」を形成している。

地元の工業高校卒で元ラガーマン。片桐とは古い付き合いのようだが、詳細は不明。ファンタジーランド計画の立案者の1人でもあるようだ。C市出身であり、地元愛は強い。

趣味はラグビー観戦。地元のアマチュアラグビーチームのオーナーでもあり、ラグビー振興には私財を投じるほど熱心。既婚者で高校生になる娘2人がいるが、娘との関係は悪い。


ラヴァリ・サイファルド(24)

174cm67kg

赤髪に顎髭を生やした青年。顎髭のせいか年齢より大分上に見られがちだが、実はかなり若い。実は「舐められないように」と意識して顎髭を伸ばしている。

モリファス帝国特務部隊「ペルジュード」の一員。諜報をメインに行う部隊であり、相当な能力と家柄でないとは入れないという特徴がある。ラヴァリはその新米隊員であると推定される。また、貴族階級でないと持てない魔剣「マエズロス」を所有する。

オルディア魔法学院の出身であり、ノアの後輩に相当する。治癒魔法の腕前はかなりのものであり、肩甲骨を銃で砕かれても数日で完治するほど。攻撃魔法も未熟ではあるが使える。半面、念話など精神系魔法は大の不得手。

口がやや軽いものの、存外忠誠心と愛国心は高い。何かに強く怯えているようだが……?

趣味は「ヴェリュ」と呼ばれるカードゲーム。ルールはバカラにかなり近いようだ。独身だが恋人はいるらしい。

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