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登場人物紹介3

綿貫恭平（28）

178cm81kg

髪はオールバック、眼鏡をかけている。がっしりとした肩幅の広い体格で、元アメフト部。ポジションはタイトエンドで、運動能力は高い。

衆議院議員で、民自党浅尾派の若手議員。父で次期派閥領袖と見なされていた綿貫公平の急死を受け地盤を継いでいる。選挙区は埼玉7区で、C市とはそこそこ近い。TVやユーチューブへの出演は熱心であり、歯に衣着せぬ発言で早くも「炎上議員」として話題になっている。本人曰く「計算尽くでやっている」とのこと。

慶応法学部卒。元財務省官僚で、町田の同期でもある。豪放磊落な性格だが、同期や上司に対し率直すぎる発言を遠慮なく行うため、町田同様に同期ではかなり浮いた存在だった。同期や上司の多くは煙たがっていたが、一部には非常に高く買っている人間もいたようだ。浅尾肇もその１人である。

一見豪快で無遠慮なだけな人間に見えるが、その実は徹底した利己主義者でありリアリスト。常に損得を計算して動いている節があり、その意味では（かつての）町田ととても似た性格。不思議と一緒に行動することが多かったのも、財務省退官後も付き合いがあったのも、こうした性格面での共通点が大きい。ただ、町田は渋々付き合っているというスタンス。

一応は独身。財務省時代は派手な女性関係があったようだが、現在は不明。公設第一秘書は若い女性だが……？

趣味はスポーツ観戦。早慶戦は必ず見に行く。ゴルフはハンデがシングルというかなりの腕前。