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~ 平凡 関羽 ~  作者: つくば太郎
第三章
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SS 平凡に幕間 スウセイ将軍編

試しに幕間を付け足しました






屋敷に戻り使用人に馬を預けると


『あなた。おかえりなさいませ』

『何か良いことでもありましたか?』


出迎えに出てきたケイが尋ねてきた。


『うむ』


そう頷きケイを伴って屋敷に入り広いとは言えない部屋で椅子に腰を掛けると先ほどの幕舎での出来事をケイに聞かせてやった。

この屋敷はタクケンにて宛がわれた仮の屋敷なので仕方ないが、ダイキンを解放さえ出来れば我が家に戻れる。


『あのリョウが?』

『そのように立派に振る舞っていたのですか?』


私もそうだが、ケイにしたら自分の血筋の者が大事な軍義の場での立派な立ち振舞いが嬉しいのだろう。

短い時間だったが、自分の子供のように接していたリョウが並み居る武将、導士を前に献策をし納得させたのだから仕方がない。


『凡人では無いと思っていたが、僅か数日仙人様と一緒に行動しただけであれほど成長するとは』

『仙人様に弟子入りを願い出たのは正解のようだ』

『それにだ。白い衣装に深紅の装飾が付いた着物の出で立ちで、見事な扇状の物を振るう姿は大軍の軍師もかくやと思えるほどだったぞ』


リョウの出で立ちや振る舞いを誉めてやると


『そうですか。あのリョウがそのように』


と天使のような満面の笑顔でケイは喜んでいた。


『それにだ。仙人様のお弟子のリュウビ殿とチョウ妃殿の美しさと言ったら』

『それでいて、チョウ妃殿は魔法まで使う女将軍ときている』

『リュウビ殿にはカンウ殿と言う御主人がおるそうじゃが、戦場であの二人に目を奪われる者は少なくないぞ』


リョウに続き仙人様の弟子の素晴らしさをケイに語ってやったのだが


『ほぉ~』

『リュウビ殿は先日お見受け致しましたが、そのように美しい女将軍がいらっしゃるとは初耳ですね』


と先ほどまでの天使のような笑顔から般若もかくやの形相で顔を覗き込んで


『あなた!』


ウチの女将軍の一喝に、これからはリョウの事だけを話そうと心に誓ったのは言うまでもない。


気紛れの幕間話なので次回があるのか未定ですW

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