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枕の下に 希望の上に(4)

挑戦力

悴んだ手で集めた力を

馬鹿にされている気がした

折れ線グラフが

ゼロから下へと下降する

電車の窓に映る

自分の顔すら

見たくは無かった

きっと

これを無限に繰り返すのだ

もう これで良いと

思えるようになるまで




戦いを終わらすには

背中の手に

申し訳なくて

戦いを繰り返すには

目の前の敵に

走り出す勇気が無かった

そうやって

宙ぶらりんな人間に

なってしまったなんて

言いたくは無かった




自分の力が試したいなら

駄目で砕け散る自分を

何体

用意出来るかだ

僕は一兆体用意したよ

一兆回

挑戦出来るように

君が何体用意するか

僕は知らないけれど

新しく立ち上がる事は

いつの間にか

癖になっていくよ

面白さが近くにあるみたいに




砕け散った

あの自分の形を集めて

また

新しい自分を作る方法を見つけた

増えていく自分で

挑戦回数も増えていく

そんな形に

安堵してしまう事は無い

選ばれない事には慣れないから

素直に悔しがる

それで良いんだ




誤魔化している人間に

挑戦する言葉の意味を説いても

分かる訳が無い

誤魔化す癖のまま

生きてきたのだから

今更

他の生き方なんて

出来ないんだろう

誤魔化す癖のまま

死んでしまうんだろう

それはそれで

僕らには関係無い話なんだ




自分の力が試したいなら

駄目で砕け散る自分を

何体

用意出来るかだ

僕は一兆体用意したよ

一兆回

挑戦出来るように

君が何体用意するか

僕は知らないけれど

新しく立ち上がる事は

いつの間にか

癖になっていくよ

雑音が遠くにあるみたいに










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