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心内会話 第一幕   作者: Doubt
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第一幕 最終話 [We are DOUBT]

さぁさぁ寄ってらっしゃい見てらっしゃい

産まれは謎の孤独な心の

短い葛藤もこれまでだ


仇のアイツを目前に

今こそ己の武器を握りしめ

我を求める男の決意を書き記したこの第一幕


いよいよこれにて閉幕である!

嗚呼、

漲る


どうしようもなくワクワクして

どうしようもなくゾクゾクする


人を陥れた時、

何処ぞの誰かと体を重ねる時、

幸運に恵まれた時、

努力が報われ成功した時


どんな快楽よりも遥かにおぞましく


言葉にできないほどに巨大な衝動が


僕の全細胞、全神経を


光の如く駆け巡る


ワクワクする


僕は帰ってきた


この場所に


この中に…!




いつだって

人の目が怖かっただろう


人に気を使って来ただろう


人に合わせ人に尽くし人に捨てられ


お前は人に弄ばれただろう


それも終わりだよ


よく見つけたと思うよ





先が見えないほどの暗闇を

6年もさまよった挙句に

僕が見つけた

最後の扉


身体を使えないなら

心を使うといい


心を尖らせ


磨き上げ


お前を弄んだソレを


完膚無きまでに捻り潰せ




髄分と待った


6年の歳月は


僕の心を見失わせた




喃喃と生きてる?


馬鹿な


それもこれまで


ぼくは見つけた


やっと見つけたよ


お前を


僕のようにする


最後の武器を







ボクに告ぐ




これは復讐だ

それは悲劇か快楽か


彗星の如く現れた心内は

枯れ落ちるかの如く静寂を保ち

あなたの気付かぬうちに消え失せる


皆様またお会いしましょう

どこぞで見かけたその時は

この心内を思い出されることを切に願って




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