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prologue
自分が嫌になって。
学校が嫌になって。
家庭が嫌になって。
ある日私は、友達に八つ当たりをしてしまいました。
「___ッもういいよ!!!・・・実は私、前から貴方のこと大嫌いだったのよね」
どうやら私は、友達に前から嫌われていたようで。
それに、また気を悪くした私は友達のコンプレックスに思っていることを
嫌味を含んで言ってしまいました。
「・・・最低ッ・・・詩歌なんて、死ねばいいんだ・・・ッッ!!!」
ドンッ、と
次の瞬間、私の身体は宙を舞っていた
「え___」
突き落とされた
喧嘩をしていたのは学校の屋上。
一応、柵はあるのだが、運悪く私たちがいた場所は柵が脆くなっていたようだ。
ああ、私、死ぬな。これ
と、察してしまいました