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私は君に背を向けた
恋の気持ちを知ったとき、想いと言葉が生まれます。
恋する人を想うとき、想いと言葉が溢れます。
恋が儚く散ったとき、想いと言葉が零れます。
それを拾って繋げたのが、この恋愛詩集です。
今だかつて一度も恋が実ったことのない私が、
散り行く恋の儚さがどんなものか、貧相な語彙を尽くしてあらわします。
君をそばで見つめていたくて
ずっとこの場所に居座ってた
景色が変わって
ここに居ちゃいけない気がしても
君を見てたくてここにいた
だけどそれじゃ、君も私も進めなくて
まわりの景色だけが変わってく
ああ、もう潮時だな、なんて
私は君に背を向けた
もう一人で歩いていくの、と
気紛れのように呟いて
今振り返れば間に合うけれど
今しがみつけば何かが変わるけれど
振るえる肩を押さえ付けて
私は君に背を向けた
君が歩き出す音は
私の涙の音で聞こえなかった




