表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どうして勇者と呼ばれたのか  作者: 乙川せつ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

17/20

最終章 理由の約束

「僕は、君に負けるワケにはいかないんだよ」


「…それは、君が勇者だからか?」


「ああ」


 勇者と魔族は互いに睨み合っていた。


 そこは魔族領と王国領の国境線付近。最終決戦のために進軍する人間軍に対し、魔王が送ってきたのは弱そうな魔族の青年。

紫の肌が特徴的で、瞳は美しく光る緑だった。剣と盾を構える姿は、人間にとってどこか見覚えがある構えとなっている。


「それに、過去の勇者たちが築いたこの平和を破る魔王たちを、僕は許せない!」


「平和を破る……か」


 人間の勇者が言った言葉に、魔族は言葉を詰まらせる。


 たとえ魔族側に理由があっても、人間からすればそれが事実であり、変えようのない過去なのだ。


それを理解しているからこそ、青年は剣を握っている。魔王を守るため、家族を護るため。


――――――己の誇りを、守るため。


 二人の戦士は己の名を知らしめる。


「時とともに忘れられ、いつかは消えゆく幾星霜。遥か未来は届かぬ雲也。

 その世界を守るため、我は勇者の任を全うせん!

  我が名は最後の勇者―――――――――――――――アルス・ヴァーグ!」


「刻むぞ、世界を。届かぬ希望は手繰り寄せる!

 明日の一歩を歩むため、今ここに我の時間を始めよう!

 我が名は、シャルナ。魔族を守る剣である!」


 二人の戦士が激突する。


「来いっ、人間の勇者よ!」


「――――――ファイアボルト!」


「ダークボルト!」


 炎雷と黒雷が衝突する。


二つの雷はやがて消え失せ、勇者たちは剣で斬り合う。


「俺だって、ここで負けられないんだ……死ね!」


「そんなこと知るもんか! お前たちが殺してきた人たちに、僕は誓ったんだ! 絶対に勝つって!」


「それは、俺とて、同じ!」


 勇者たちは互いに斬ってきた相手を思い起こす。


兵士、騎士、市民、獣――――――。


 それらの因果が巡り廻って彼らに集結した。勇者たちは殺しの因果を背負う者、それは遥か過去から結ばれた因果の決まり。この世の理そのものだ。


「僕は」


「俺は」


「「勇者なんだ!」」


 人間の勇者、魔族の勇者……彼らが築いてきたのは屍の丘、それ以外の何物でもない。彼らは自ら守りたいもののために、己を修羅に堕としたのだ。


「魔族!」


「人間!」


 少年たちは剣を振るう。


(未来視――――――)


「せぁっ!」

 

 神から授かった権能、未来視が発動する。数秒後の未来を見る権能であるそれは、かつての勇者が保有した予知夢とは似て非なるもの。


魔術まじゅつひらめき


 魔力で構築された斬撃が放たれ、魔族の勇者を両断する。


「なっ……」



勇者、お前たちは愚かである。


「…………」


 屍を超えていけ。


涙?


不要。


殺せ。


進め。


唱えろ。


護れ。


見ろ。


これが、お前の見たかった景色だ。


「勇者……?」

 

 敵が勇者だったということ……そして、自分たちが殺してきた意思ある存在の家族を想像する。


勇者の戦いぶりを見て、畏怖を抱いてしまう騎士や兵士たち。

しかし、三人を除き一人だけ……彼女だけは違った。


「さあ、皆さん行きましょう」


「姫……?」


 王女の眼は未来だけを捉えていた。


 魔王を倒すという希望の明日を。そして、更に後の明日を想いながら。


「全軍進撃」


 途中にあった魔族の村々を滅ぼし、多くの敵を虐殺した。


これではこちらが魔王だな、という自虐を捨て、


「殲滅です」


 その非情な命令を出す王女の顔は、苦悶の表情で包まれていた。


 戦いは人間軍優位で進んではいた。が、無論死者や負傷者が出ていく状況が続いている。そんな中、彼らの長たる王女は……ただ一撃の為に力を蓄えていた。


 そしてその時は、突然に。


「来たか……勇者たち」


「ようやくここまで来たよ。魔王、僕たちがお前を倒す!」


「言葉は不要、我は絶望そのもの……希望もなく死んでいけ!」


 黒い魔力の塊であるその存在は、正に人を殺す災害だ。


その絶望に立ち向かう、真の勇者。そしてその背中を支える多くの兵士たち。


 彼らはいつか、遠い日の物語にて「英霊」と語られるであろう。


そして王女も、重責に耐えた英傑として。


「いこう、シルヴィア!」


「えっ……」


「アルタイル、メルド、ジークフリートさん!」


「「「⁉」」」


「僕たちが戦いを終わらせます――――――だから、道を、切り開いてください!」


「…………承知した、勇者殿」


「任せろ、我が友よ!」


「英雄の力、お見せしよう!」


 人類の奥の手、英雄の三人が先頭に立つ。


そこは死地であると、彼らが一番良く分かっている。ただ、それでも……。


世界のため。


友のため。


未来のため。


「「「我ら英雄、ここにてその名を証明しよう!」」」


 彼らが何の為に戦うのか、それを魔王は知らない。


 ただ、三人の脅威を確かに認めたのだ。


「消えろ」


 魔王の背後に現れたのは「魔族の武器」の全て。


 過去、魔族が生み出し使い続けた武装が顕現する。

それらを操る王の魔法「王魔兵界マギア・アーマメンツ」。

 その中でも特に強力な武器たちが三人を襲う。


「装剣完了……。聖剣・完全解放。

『断つは全。大地を斬り、天空を斬り、龍を斬り、神を斬る。我の一刀は理を断つ。此処に刻むは我が覇道。一閃せよ、我が決意。聖剣、完全抜刀!』」


固有魔法陣ユニークサークル速攻準備開始コマンド・スタート!」


「対神・対界継承術式、展開。魔術式攻撃門マテリアル・ゲートから、

対界式大心剣ヴァルムンクへと遍創。術式起動。

再動リロード開始オン。最大出力発動準備・魔力全装填完了。

――――――――神よ。我が一撃、受け入れ給え」


 三者三様の詠唱。聖剣、魔法、龍剣―――。


――――――それぞれの奥の手全てを動員し、目前の脅威を打倒する!


「――――――【終焉と繋げる終末の剣(エクスカリバー)】!」


「穿て、【ソニックド・ライトニングボルト】!」


「【破想龍剣ヴァルムンク牙燐七星撃ディザスター】」


 一発一発が人類最高峰の必殺技。それら三つが折り重なった一撃は、視界に広がっていた魔王の武具を一掃する。


そして、一筋の道が出来た。


「いけっ、テト!」


「進め! ウィル!」


「走るのだ、勇者ディン!」


 英雄たちが叫んだ名前はまったく違うものだった。ただ、それらの名前はたった一人の勇者を示していた。

 疾走する勇者の背中を、英雄たちは感慨深げに眺めていた。


「ありがとう、みんな」


「勇者アルス……貴方は――――――!」


「――――――来ますよ、姫様!」


「!」


 気付いて無くても、勇者は王女を愛したままなのだ。


「見事だ、勇者たち……我の全霊を、見せてやろう」


 そう言うと魔王は、背後より千の武具を出現させる。


いや、影で見えないだけで万はあるのかもしれない。ただ、一つ言えることは、


「多い……」


 それだけだ。


「あんな数、いったいどうすれば……!」


「――――――【想いよ届け、幾度の終わりを超えて希望へと昇華せよ。

 第一「悲壮」。第二「決別」。第三「冒険」。第四「錬成」。第五「修練」。第六「友情」。第七「英雄」】」

 

「アルス……?」


 それは、本来使えるはずのない大魔法。いや、正確に言えば大禁呪。


「【剣よ、顕現せよ――――――】!」


 現れたのは光で構成された人間たち――――――英霊。


「皆さん、頼みます!」


 魔王の武具が掃射された。


 しかし、勇者に届くことはない。召喚……というより顕現された英霊たちが全て防いでいるからだ。


「ほぉ、人の理に触れているのか……我と同じ力を得たな?」


「ああ……僕たち人間の……今出せる全てだ!」



 魔力で原子・分子を構築し、魔法建造物で世界を塗り替える大魔法【創造結界】。


 本来は大魔導士レベルの魔力と魔法の才能が必要となるが、勇者は幾度も繰り返した転生と歴代勇者の魔力でそれをカバーしていた。


 そして、最も足りぬ才能は――――――彼が握る剣が補う。



「――――――――――――――――――心象転写……!」



 想剣シルヴィア、その権能は空想変化。

勇者の意思で形を変え、全勇者の記憶を宿している。一つに統合された力は、世界を歪めるに至った。

 

 勇者の人生は、この世界で表される。

 

 空間が魔力によって支配され、時間軸がズレた。

 魔法を超えた術は、式を超えて理に介入。


「【創造結界】……⁉」


「バカな、ウィル……お前はそこまで……!」


「進めぇええええええええ――――――ッ!!!!」


「座標固定、魔法理論確定、現像漂白、現存結界再定理――――――!」


 勇者が唱えたその呪文は、魔王城の景色を変貌させた。


 大森林。


 そこにはかつて実在していた英霊たちが立っている。人の世界きおくに刻まれた「誰かの英雄(ゆうしゃ)」たちは、未来のために立ち上がったのだ。


 無限の剣、槍、斧、鎖、鎌、杭――――――それらが一人の敵へと向けられていた。


 口を開くことはない、表情も揺るがず、ただの光像もほう品であることは変わらない。


それでも、その中に意志があることは事実だ。




 遥か遠き英雄たちの森(ロード・アルカディア)

 



 全行程を省略せず発動した、完全なる結界。それがどれだけ強力か、分からぬ魔王ではない。


「姫様、ご自分を結界魔法で守ってください。合図をしたら……頼みます」


「…………分かりました。勇者、貴方を信じます!」


「ありがとう」

 

 勇者はそれだけ言うと、一歩を踏み出した。

 ニヒルな笑みを浮かべ、挑発するように歩むその姿は、魔王の神経を逆撫でた。

 

目前には、敵の歴史を背負う大魔王。


 だが後ろには、自分を支える古今東西の英雄達。


ならば何一つ、問題はない。



「いくぞ、大魔王――――()()()()()は楽しかったか?」


「ふざけるなよ、人間……【魔界顕現】!」


 魔王も同じく大魔法を発動した。

 暗く、歪んだ地獄の景色。それは魔王が見てきた、不死の絶望。


(世界が奪われる……それでも!)


「消えるがよい。猿共が!」


「うぉおおおおお――――――――――――――――――――――――ッ!!!!」


 勇者は盾を投げ捨て、両手にそれぞれ剣を握る。


(僕は負けない……僕が見たい景色のために、僕が良い人生を送れたと言えるように!

 世界の為に、人間のために、大切な人たちのために、シルヴィアのために!)


『それでよいのだ、勇者。

 さぁ、敵は目の前だ。我が加護を受けし英雄よ、進みなさい』


「れ……」


 少年は初めて、己の意思をさらけ出す。


「黙れっ‼」


(僕が戦うのは、僕の意思だ…………女神、貴女ではない!

 諦めてたまるか……【僕は、僕】なんだ。

 これだけは、譲れない。

 僕は、僕が望んだ結末のために戦う!) 



『…………』



一撃で粉砕されようとも、次の剣を装備して対抗する。ここでは武器が尽きることはない。

 だが、精神力は徐々に削られていく。


「っ……【術式総動員・魔法式限界稼働】!」


 その詠唱で英霊たちは自身の武装、その全てを起動。

 無限の武器が魔王を貫き、鎖がその身体を拘束する。


「今だ……シルヴィアアアアアアア―――――――――――ッ!!!!」


「【女神かみよ、人をお守り下さい――――――】」


 破邪の加護。


聖火の光よ、共に至れ(リノ・ヴァルカ)


 魔王の魂を守護していた魔の障壁が、聖女の炎によって焼き尽くされる。


これが、最後の一撃。


「終わりだ、魔王!」


 吹き荒れる刃の中、勇者は天へと舞った。そして、二刀の剣は魔王へと。


 焔を纏いし剣は、王の心臓を貫いた。


 そして想剣シルヴィアは魔王の魂を砕き、二度と転生できないように消滅させた。

 この瞬間、新たな勇者が生まれる可能性は無くなったのだ。 


 勇者たちの悲願は、叶えられた。遂げられた。


「…………」


 死にゆく魔王は、何故か安堵の表情を見せた。


玉座から離れることも叶わない男は、残る力を振り絞って言葉を紡ぐ。


「あぁ……やっと解放されるのか……私は……礼を言うぞ、勇者たち」


「魔王、最後に言い残すことはあるか?」


 魔王を打ち倒した時、勇者が質問した。魔王の最後を忘れないために。


「…………私は、もう疲れた……繰り返される螺旋の時を、私は何度も過ごしてきた……それも、勇者の手で終わったのだ。

ただ、魔族のために戦った……道半ばで倒れるのは歯痒いが、後悔はない。

人間の姫よ、魔族たちは魔王わたしに従ったに過ぎぬ。どうか、慈悲を」


 魔王は笑みを浮かべ、穏やかに目を閉じる。


「私は、永遠に眠る。君たち人間と魔族の未来に、希望の加護……あらんことを」


それは魔王が言うには酷く優しく、温かい遺言だった。


そして王女は、勇者アルスに宿る彼を見た。


「さぁ、帰ろう。みんな」


 疲れ果てた兵たちを先導する勇者の背中を見て、その強さの理由を突き付けられた。



 ◇◇◇



 そして、勇者たちは凱旋した。


国民は歓声を上げ、涙を流し、踊るように喜んだ。


「終わったんだな、アルス」


「そうだね……あ、そっちの名前で呼ぶの?」


「その方がいいだろう?」


「まぁ……確かに?」


「それで、姫様にはいつ言うんだよ」


「ぼくも気になる」


「オレも」


 三人の英雄達に詰め寄られる勇者。


「まだ……かな。僕は勇者として時間がかかりすぎたし、作法とか何にも分からないんだ。王には」


「ンなことどーでもいい」


「大事なことは、君が彼女を好きかどうかだ」


「らしいぞ、勇者くん?」


「…………………………はい」


 その後、数日に亘って行われた祭り。

 

 人々は笑い、泣き、歌った。


「すごいな…………僕は、この景色が、見たかった…………」


「耽っているところ悪いが、そろそろ母親に顔を見せてやれよ」


「……そうだね」


 あの日以降顔を合わせていない母に会うため、勇者は王都から出た。


「結構時間かかるんだよなぁ」


 道中、かつて出会った受付嬢と出会ったが、結局泣かれていた。


「ごめんよ」


 勇者はそう言うしかなかった。


先に死んでしまってごめん、それ以外に言えなかった。


 村が見えてくると、勇者の足取りは沼にハマったかのように遅くなる。怖いのだ。


顔も変わってしまった自分を、母が気付いてくれるのか。


 他人呼ばわりされた時のダメージがどれほどのものか、自分でも想像がつかない。


「―――――ルーク…………?」


「え…………」


 まったくの杞憂だった。


「かあ、さん?」


「お前なのかい………ルーク……?」


「そうだよ…………母さん!」


 母は年相応に老けていた。それでも、親子は変わらなかった。


「母さん、母さん!」


「ルーク……ありがとう………! 帰ってきてくれて、ありがとう………!

  ……おかえり……!」


 十年の時を越えて、親子の再会は叶えられた。



村でも歓迎パーティーが執り行われ、王都とは違ったどんちゃん騒ぎが村中を包んだ。



「…………父さん、僕…………やったよ」


 星空が広がる夜。

 村の墓地で、父の墓に手を合わせる。


あの時助けられなかった父。最も尊敬した父に。


「僕、これからも頑張ってみるよ。王と姫から逃げてきたけど……いいよね。僕に王様なんてできっこないよ」


「駄目に決まっているでしょう」


「えっ⁉」


 勇者の背後に立っていたのは、王女シルヴィア。

 冷徹な眼光は、アルスの瞳を射抜いていた。


「ひ、姫様……どうしてここに?」


「俺達が連れてきた」


 森から現れたのは数日前に別れた三人の仲間―――の二人。


「ジークフリートは来れなかったけどね」


「お前ら……!」


「勇者アルス!」


「は、はい!」


「貴方は勇者としての使命を果たしました。後は王としてこの国に尽くしてください」


「え、えっとぉ……お断り――――」


「出来ると思うか?」


「うぐっ」


 この村に居る以上、常に動向は監視されるだろう。


結婚でもしようものなら―――――――――――考えたくもない。


「私が、貴方を支えますから」


「……?」


「プロポーズされてんだよ、お前。勇者ってのは姫様とくっつくモンだろーが」


「鈍感すぎないかい?」


「えっ」


 戸惑うどころの騒ぎではない。


 共に戦った姫に求婚される英雄など前代未聞……そもそも、かつての勇者たちも魔王を倒したら逃げていたのだ。

 自分もそれに倣おうとしたのに、これでは――――――、


「……参ったな。僕に受け入れる理由はあっても、断れる理由がない」


「それって……」


「僕も貴方が好きですよ、シルヴィア姫」


 剣聖と賢者は腹を抱えて笑いに耐えていた。


「ありがとう……それと、よろしくお願いします!」


「…………はい!」


 ただ、まだ終わりではなかった。


まだ、終わるには早い。王女シルヴィアが確かめたかった、勇者の記憶。


「一つ、聞きたいことがあります」


「何でしょうか?」


 黄金の髪に蒼く美しい瞳の少女、彼女の瞳は勇者の魂を見極めていた。


 そしてそれの色が、見覚えのある……印象的な色をしていることにも気付いていた。


魔王戦の直前に出会った筈の少年に、これを問うことはおかしい。


それでも王女シルヴィアは言葉を紡ぐ。


かつての記憶を呼び起こし、明日へと進むために。













































































()()()()()()()――――貴方は私を。



――――――――――――――――――〝約束〟を、覚えていますか?」

































































「―――――――…………もちろんだよ、驚きの王女様





















――――――ただいま!」








 意地悪そうな、それでも明るい勇者の笑顔は、この物語を締めくくった。













 冒険は終幕。


 そして、人生が始まる。


 そう。たとえ一つ、大きなことを成したとしても…………人生は終わらない。


 むしろ、その後の方が長いだろう。


 けれど勇者たちは前に進む。


 『どうして勇者と呼ばれたのか』、それはまだ分からない。


 ――――――でも、勇者はきっと――――――。

次回、エピローグ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ