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裏の顔

復興が完全に終わり、いつもの日常がオルグランに訪れる。

騎士が巡回することもなくなり、緊張感が解け、市民の肩の荷も下りたように見える。

やはり騎士。

一時はヒーローのように市民に囲まれていたが、巡回をし警戒している様は市民には近寄りがたいものがあった。

そしてメイドも屋敷に引き上げ、落ち着きを取り戻していた。


カーフェは屋敷での業務に戻り、毎日汗水を流しながら励んでいた。

そんなカーフェであったが、最近タリアやイルビア、アマネ、ランバインなど立場が上のものに良く話しかけられるようになった。


最近様子はどうだ?や、業務は順調か?などたわいのない話だ。

勿論カーフェは何でもないように振る舞っているが、内心困惑と喜びで一杯である。

なぜ急に?という思いとようやく認めてもらえたのかも?という期待に包まれている。


最近はタリアさんに騎士団の訓練場で訓練に付き合ってもらっている。

空いた時間があればイルビアさんも来てくれる。

おかげで、カーフェもキッチェもだいぶ彼女らの動きについていけるようになってきたのが収穫である。


アマネには良く買い物を任されるようになった。

セピロス様が使用する消耗品の買い出しである。

しかも決まって夜に言われることが多く、業務の終わり間近に行って業務を終えることが増えてきた。

買い出しの際、何やら視線を感じる気がするのが気になるところではあるのだが、殺気も悪意も感じないためおそらく大丈夫だろう。

気にしないでおく。


ランバインにはいつもと変わらず話しかけられる。

孫に対する扱いと似たような感覚?を感じる。

なんだか子供扱いされているようで悔しいが、悪い気はしない。

今はこれでいいやとカーフェは考える。


その他にも騎士団の方でも扱われ方が変わったような気がする。

まずユーログラム団長。

少し穏やかになったような気がする。

変わらず仏頂面であるが、よく体調を聞かれる。

一言だけの会話であるが・・・。


オーベムはいつも以上に親密感が増した気がする。

いい友人に慣れそうだ。

しかし、少々融通が利かなすぎる気がする。

良く分からないが、短い付き合いのカーフェがそう思うということは、皆思っていることかもしれない・・・。


そして最近話しかけられるようになったカース。

この人は不気味だ。

話しかけられるが、カーフェ自身に興味を持っているわけではない・・・そんな感じがする。

何を考えているのかわからない所が怖い所である。

あまり関わらないようにしたい。


こんな感じで最近はコミュニケーションが上手く取れてきた気がする。

キッチェと違って、コミュニケーションが苦手な所があるけれど、何とかやって行けている。


そして、カーフェは今日もアマネの指示で夜遅くに買い物にやってきていた。

買い物と言っても、今日は予約である。

後日の商談に備えて、新たな茶葉を予約しなくてはならない。

アマネも忘れていたと言っていた。

最近忘れることが多い気がする。

夜遅くに買い物に行かされることがその証拠だ。


しかし、この業務が嫌いという訳ではない。

むしろ逆だ。

夜ではあるが、街灯のおかげで外はだいぶ明るい。

屋台も遅くまでやっていることもあり、夜ではあるが恐怖は全く感じない。

むしろ夜の屋台を見て帰るのが楽しみでもある。


カーフェは訓練で傷ついた体を癒すかのように屋台で買い食いをしていた。

勿論買い食いをしていることは内緒だ。

視線を感じることが依然あるが、気にしない。

告げ口されているならすでにされていることだろう。


今日も屋台は大賑わい。

子供たちが夜遅い時間にであるにも限らず走り回っている。

この景色を見るとほんとに国境沿いの危険な地なのかと疑いたくなる。


屋台を抜けると、徐々に静けさが包み始める。

そんな時、カーフェは視界にランバインを捉える。

最近よく見かける光景だ。

始めは何しているのだろうと疑問に思っていたが、今のカーフェのように遅くに何かを頼まれているのだとしたら納得できる。

ランバインさんも大変だなとカーフェは感じた。

そして閃く。

今日は食後ということもあり、元気が有り余っている。

仕事をお手伝いしようと。

しかし、ただ話しかけても面白くない。

ひっそりと付いていき、大変そうなところに登場。

サプライズ演出をしようとカーフェは考える。

もしかしたら年寄りの身には驚きは良くないかもしれないが、ランバインさんはおそらく強いから大丈夫だろう。

今まで子供扱いされてきたのだから、少しくらいお茶目をしても許されるはずである。


そうと決まればさっそく実行である。


カーフェは気配を消し、ランバインの後を追う。


ランバインはあたりを見回しながら、どこかへ足を進める。


いったい何をしているのだろう。

密会でもするのだろうか?

しかし、好奇心に支配されたカーフェに引き返すという選択肢は消えてしまっていた。


その後も何回かバレたかも?とソワソワしていたが何とか潜り抜け、ランバインはとうとうとある建物の中に入っていった。


路地にある建物。入口から階段となっていて地下に向かっていく。

正面の建物ではないのか?

地下へと進むランバインは階段先にある扉の中へ入っていった。


扉の先へ入っていったランバインを死角から見つめるカーフェ。

怪しさ満点の行動に困惑を隠せないカーフェ。

なぜあんなに警戒していたのか?なぜこのような如何にもな所に来たのか・・・。

これでは何か企んでるの同然じゃないか。

カーフェは思考がまとまらなくなったことで、人の気配に気づくことが出来なかった。


肩をたたかれ、カーフェは振り向いた。






「お疲れ様です、ランバイン軍長!」


書斎にいた男性が頭を下げる。


ここはランバインが入っていった扉の先。

そこでは秘密裏にとある計画を実行するための組織が運営されていた。


「これが今上層部で起きている流れだ」


ランバインは手に持つ書類をテーブルに広げる。


この場には多くの人物が顔を出していた。

騎士の格好をした者、メイド服を着た者、私服の者。

多くの人物が紛れていることを記していた。


「復興後は通常の業務に戻っている・・・と」


「これを見る限り、捕虜となった者は・・・」


「また犠牲になる者が・・・」


皆三者三様の様子を浮かべる。


「今はまだ動くべきではない。研究所内からの連絡は来ているか?」


「はい、ここに現状の進捗が記されています」


「・・・・・・ふむ、これは被害者がまた増えそうだな・・・」


その発言を聞いていたものは、表情をゆがめ、悔しさをにじませる。


「いつまで我々は我慢を続ければいいのですか?こうしている間にも被害者は増える一方です。早めに手を打たねば・・・」


「駄目だ。今はまだその時ではない。今動いては感づかれる恐れがある!」


「しかし!」


「くどいぞ!」


「・・・くっ」


「お前も分かっているだろう。今のまま突入しても全滅するだけだ。慎重に計画を練らねば・・・」


「くそっ!おい!そっちの計画はどうなっている!」


ランバインと言い争っていた男性が、他の者に怒号を浴びせる。

しかし、その者は狼狽えることなく口を開く。


「話は進んでいます。しかし、援軍となると話が変わるとおっしゃっています」


「どいつもこいつも・・・助けたいという思いはないのか!」


その瞬間、扉が開く。

そこに入ってきたのは、ユウリ、トウリ、そしてカーフェであった。






カーフェの顔を見た瞬間、目を見開くランバイン。


「なぜ彼女がここに・・・?」


「付けられましたね団長」


「してやられましたね」


「すぐにそのものを殺せ!」


怒りの表情を浮かべた男性が、腰の剣を抜こうとする。

傍にいた者も次々に腰の剣を抜こうとする。


「鎮まれ!!」


ランバインの声が皆に届き、場が静まり返る。


「・・・あの、これは・・・」


カーフェは事態を把握していないようで困惑している。


「助けたいってどういう事ですか?」


”聞こえていたのか”と呟いたランバインは怒号を浴びせた男性を睨みつける。

睨みつけられた男性は俯き、拳に握りしめる。


「君には関係ない話だ」


「嘘つかないでください!私はセピロス様のメイドです。セピロス様にあだなす者はこの手で止めるのが使命。あなたがしていることはそれに他なりません」


「あだなす者か・・・。我々はただ、ミリタリアに捕虜となった者を救出するための手立てを練っていただけだ」


「そんな言い訳が聞くとでも・・・こんな場所で隠れながら暗躍しておいて何もないはずないじゃないですか!本当のことを話してください、ランバインさん!!」


「もういいだろう・・・このものは敵だ。こいつを今すぐ切り殺せ!!」


男性は剣を振り上げてカーフェに向かっていく。

カーフェは躱そうとするが、ユウリとトウリに両腕を抑えられているせいで身動きができない。


カーフェは目を閉じ、目を背ける。

しかし、刃がカーフェに届くことはなかった。


先ほどまで椅子に座っていたランバインが男性の腕をつかんでいたからである。


「彼女は敵ではない」


「あなたも聞いたでしょ。彼女はあの憎きセピロスの派閥の者です。ここで摘んでおかねば・・・」


「憎きセピロス・・・」


ランバインは男性を投げ飛ばす。

そして、カーフェに目を向けると、ユウリとトウリに話すよう命令する。


自由となったカーフェは男性の言葉を復唱する。


「憎きセピロス・・・あなたたちは何者なのですか?」


カーフェの頭の中にはとある出来事が思い浮かぶ。


アギトの首領クリアとその母ミリアの出来事である。

彼はセピロスに復讐を誓い、母ミリアの仇を取ろうと盗賊を従えた。


カーフェの目にはランバインたちが同じ志を持つ者のように映る。


「もしかして、あなた方がアギトを先導したのですか?」


カーフェはとっさにナイフを取り出しランバインに向ける。


傍で見ていた者は皆剣を再び構えカーフェを囲む。


「やめなさい」


ランバインは手で制止する。


全員が武器を下ろしたのを確認し、ランバインは口を開く。


「それは我々ではない。しかし、味方によっては彼らと同志・・・ということになるかな」


「それはどういうことですか?」


「ここからは君自身が覚悟を決めなければならない話だ。この話を聞いてしまったらもう後戻りできない。それでも聞くかい?」


カーフェは頷く。


「ここオルグランには長きにわたって行われてきた闇がある」


「闇・・・」


「ここオルグランは君が知っての通り国境沿いに存在するミリタリアとの防衛拠点だ。そしてミリタリアはかつては軍事力によって栄えた強力な武力を持った国。今は影を潜めているが、力を失ったわけじゃない。そして、その力がオルグランに向けられたとき、はっきり言えば、オルグランはその力に抗う力を持たない」


「そ、そんな・・・」


カーフェはその事実に驚愕した。

アギトとの戦争を通じ、オルグランの力を理解したカーフェは、今のオルグランを攻め落とすことはそう簡単に出来るものではない。だからこそ、ミリタリアもその機会を探っているのだと思っていた。

しかし、実際はその逆、攻め込まれれば蹂躙されるのはオルグランだと聞かされ動揺する。


「だからこそオルグランはミリタリアに対抗するためにとある計画を進行している」


「とある計画・・・」


「そうだ。身の毛もよだつ様な醜悪で残酷で残虐な計画だ」


「どういう事?」


カーフェはすでに理解の範疇を超えているのか聞き返す事しかできない。


「オルグランでは市民に隠して、人体実験を行っている」


「!?」


「それもただの人体実験ではない。ミリタリアに対抗する武力を作り出すための兵器を作り出す実験だ」


「・・・そ、そんな」


カーフェは信じられない真実に放心状態になる。


「今オルグランでは多方面から奴隷や捕虜を集めて実験のモルモットとしている」


「それじゃあ、アギトの人達を捕虜としてとらえたのは・・・」


「モルモットとするためだ。それだけではない、オルグランは闇ギルトともつながり、奴隷商売を促進し、多くの場所で人々に被害を与えている」


「そ、そんな・・・。私が今まで守ってきたのは・・・」


「悪の組織の親玉・・・ということになるな。私はそのモルモットとなっている人間を救出するためにここで組織の強化に励んでいる」


「し、しかし、そのような実験をしているなら、どうしてみなその存在を知らないのですか!?」


「実験は地下で行われているからだ」


「!?」


「そこでは、捕まえてきたモルモットに隷属の首輪をつけて強制的に地下での生活を強いられている。だからこそ、地下のみの生活が可能となっているのだ。そこの研究所では、日常的に悍ましい人体実験が繰り広げられている。人格を失うもの、人でなくなる者、狂気に吞まれるもの。実験の結果、生み出させるのは化け物ばかりだ。それを繰り返して、ミリタリアに対抗するための兵器を作る・・・それが地下施設にある研究所の目的だ」


「そ、そんなこと、信じられるわけが!?」


「本当だよ」


聞き覚えのある声を聞いて、視線を向ける。


「サツキ、ハルカ・・・どうしてここに・・・?」


「私たちもこの反乱軍の一員だから・・・」


「そんな・・・」


「私達だけじゃないよ・・・」


サツキ、ハルカの背後から今度は騎士の鎧をまとった人物が現れる。


「!?ロック!グリフ!」


「よお」


「こんにちは」


「そんな・・・あなたたちまで」


「俺たちは皆、家族が捕まって今地下にいる」


「私たちは、家族を助けたい」


「そのためにこの組織に身を置いているの!」


「私たち全員セピロスが憎い。憎くて溜まらない。けど、計画を成功させるために今はセピロスの指示に従っている」


「そんな・・・」


カーフェは何を信じていいのか分からず、思考がマヒしていた。


(セピロスは本当は悪い人間で、色々な所で悪さをしている。実際に被害にあって憎しみを抱えている人がいる。だとするのなら、私がしていることは・・・。私がしていることは、間違っているという事?悪に手を貸していて、被害者を苦しめているという事?だとするのなら、私が今までしていた事って・・・)


段々と思考がネガティブになっていくカーフェ。

自身の行いが正しい事なのか悪い事なのか・・・。

その狭間に立たされたカーフェは急激なストレスから嗚咽を漏らす。


しばらくすると落ち着き、ようやく思考がまともになっていくのを感じる。


「このことを知っているのは?」


「ここにいるメンバーのほかにも数百名在籍している」


「アマネさんやタリアさん、イルビアさんは?」


「彼女らはすでに知っているだろう。知っていて手を貸している。騎士団長ユーログラムも同じく敵だ」


「敵・・・」


そう思いたくなかった。

厳しいところはあるが、人望があり、カーフェを認めてくれるようになったアマネ。

共に訓練場で汗をかくようになったタリア。

ボケーっとしていて、めんどくさがりな所もあるけど、見ていてかわいいイルビア。

そして、仏頂面だけど気にかけてくれるユーログラム。


オルグランの仲間として意識が芽生えてきたところだというのに、そのすべてが嘘。

虚像であったことに喪失感を覚え、涙が止まらなくなる。


「カーフェ、君は今まで通りしていればいい。君は何も知らなかった。それでいいんだ」


「えっ?」


「今の君にこんな話は辛かっただろう。すまなかった。すべて忘れてくれ。そして、いつもの笑顔を私に見せてくれ」


忘れられるわけがない。

全てを知らなかったふりをして今まで通り過ごすなんて私には出来ない。


その後の記憶が飛んでいた。

カーフェが気付いた時には、部屋に戻ってベッドに倒れこんでいたところ。


心にぽっかりと穴が開いてしまったかのように何も感じない。

ただ暗くなった部屋でぼーっと天井を見ていた。


思い出すのはここまで一緒にやってきた仲間の事。


王都で初めて出会いそしてカーフェを買ったセピロス。

始めは悪い噂ばかりであったが、日々過ごし共に困難に遭遇するうち、仕方のないこと、ある意味セピロスも立場という存在の被害者ではないのかと考えていた事。

その証拠に優しさがあり、何時いかなる時も冷静で相手の話に耳を傾けてくれていた。

しかし、その正体はミリタリアに対抗するために悪事に手を染め悪の組織とつながりを持つ悪の親玉。


王都で初めて出会い、その目つきで恐怖を感じたアマネ。

ルールやマナーに厳しく、セピロスを絶対の存在として見ている秘書の中の秘書。

しかし、中身は正当に評価してくれるために人望があり、優秀な人物という印象。

彼女の信頼を得たいと徐々に思うようになり、最近は信頼を得られたのではないかと喜びを感じていた。

しかし、その実態はセピロスの悪事に手を貸す親玉の秘書。


屋敷で初めて出会ったメイド長のタリア。

どんな上司かと思ったが、思いのほかやりやすかった。

そこそこの信頼を得られた気がして嬉しかったし、メイド長自ら手ほどきをしてくれて特別感を感じていた。

しかし、彼女も悪事に目をつぶっている悪人。


王都でのセピロス襲撃の際に初めて会ったメイド、イルビア。

小さいのに表情が無く口数も少ない、不気味な子だと思っていたが、蓋を開けてみれば、ただ感情表現が苦手で、めんどくさがり。しかし、頼りになると言ったギャップを凄く感じる少女。

襲撃の際、命を守られいつか恩返ししたいと思っていた。

そんな彼女も悪人。


商談の際に初めて出会った騎士団長ユーログラム。

仏頂面で忠誠心を感じないその物腰に心配を感じていたが、やることはきちんとこなす。

最前線で戦う騎士。

少しの気遣いがなんだかとてもうれしく感じるようなそんな人物であったが彼も悪人。


共にメイドとして業務をしたサツキとハルカ。

元気さと落ち着きさでバランスが取れ、いいコンビに思えた2人。

始めてキッチェ以外で仲良くなったメイド仲間。

そんな2人がセピロスを憎んでいて敵対している。


そして、騎士としたそこそこ関りが出来たロックとグリフ。

メイドのサツキとハルカのようにバランスの取れたコンビ。

時々、訓練場で共に研鑽を磨き、彼らのことが少し分かり始めてきていた。

しかし、分かった気になっていただけで、実際は彼らの憎しみも過去も何も知らない。

セピロスを憎む反乱軍の一員。


最後にランバイン。

初めて会った時から優しくしてくれた。

孫のように扱われ悔しい気持ちになった事もあったが、内心嬉しくもあった。

そんな優しい彼が、セピロスと敵対する反乱軍の軍長。


この一日でいくつもの知らないことが舞い込んできて、脳がマヒしてしまった。

今のカーフェには何が正しくて、何が間違っているのか分からない。

何をすればいいのか、何をすべきなのか。

考えたくとも、思考が動かない。


とにかくいろんなことが起き過ぎた。

今日はもう疲れた。

カーフェはいつの間にか眠りに落ちて行った。

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