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『或る狂いのエッセイ集』

『味噌汁狂い』

『味噌汁狂い』


  ・・・お揚げの入った味噌汁が最高



いつからだろう、物心が付くようになってからだろうか、学校に通い始めた頃からは、既に、朝食の味噌汁は定番になっており、その中に、様々な具材が入っていたが、常に高確率で入っていたのは、お揚げだった。そのためか、学業を卒業した頃になってから、お揚げの入った味噌汁に、とにかく狂っている。



松屋の牛丼に無料で付いてくる味噌汁にも、お揚げは入っている。しかし、お揚げだから、という訳で狂っているのではない。お揚げの入った、味噌汁に、狂っているのだ。あの、油が少し浮いた、水面から、喉元を通って、胃に入るまでの間、自分は狂わされる、否が応でも。



つまり、ザッツ、それは、味噌汁狂い、な訳である。もう、本当に美味しくて堪らないのであり、深夜に想像するだけでも、翌朝の松屋へ行くことを、そして、お揚げの味噌汁を食べることを、考えると、狂いに狂うのであって、もう一生、お揚げの味噌汁に狂っていたい、そう脳内で叫ぶのである。

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