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この前はありがとう

作者: Soraきた

天気予報よりも

早く雨が降り出した

君との会話の中に

雨の話が少しでも出ていれば

君に傘を渡すことができたのに



過去から未来まで

ふくまれてのふたりでいれたなら

もっと自分に自信が持てるけど

残念ながら

それは許されないこと


未来がたとえ少しでも

見えたり、分かってしまったら

それは必ず、うぬぼれに変わり

ときには

絶望へと変わるから


だから、いまが楽しんだ

いつも、

これからを楽しもうとするのだから



この前はありかとう・・の会話は

そろそろ僕たちには必要ないと

そう、真顔で言えたらいいのにね

まだ、そこまでの二人ではないのかな


でも、それは

愛してるの言葉よりも

僕らにとっては

とてもありがたい



そろそろ君は駅に着いたころかな

君の街に

雨は降っているのかな



僕は

わざわざ、君に伝えることはしなかった

僕の街の雨のことを


さっきから、そう思ってた



まず最初に伝えることは

今日もありかとうを言いたいから


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