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カオスメイト ~この混沌とした学園で復讐を~  作者: カナト
隣り合わせの文化祭
205/497

蘇るトラウマ

 恵美side



 住良木麗音の精神世界。


 それは鎖の世界だった。


 空間の至る所から黒い鎖が伸びていて、他者の通行を妨げている。


 住良木を落ち着かせるためにやってみた2度目のリンクだけど、円華の世界と全然違う。


 私の姿は見慣れない黒い制服に包まれているけど、丈が合ってないのかぱっつんぱっつん。特に胸が苦しい。


「円華の時は裸で、ここでは制服で……。精神世界って本当に意味がわからない」


 文句を言っても始まらないから、仕方ないけど胸元を開けてから目の前の鎖の世界を進んでみる。


 鎖に触れてみれば、住良木の声が聞こえてきた。


『やめて‼』『私じゃない‼私は悪いことしてないよ‼』『痛い……痛いよぉ‼』『恐いよ…‼』『どうして、私が苦しまなきゃならないの!?』『みんな……嫌ぁああ‼』


 聞こえてくるのは、彼女の悲痛な叫び。


 思えば、住良木の心の声をちゃんと聞いたのは初めてかもしれない。


 鎖に触れたまま、私は頭上の黒い空を見上げて彼女に言った。


「住良木……私はあんたを理解したい。あんたに何があったのか、教えて」


 住良木のことが嫌いなのは変わらない。


 緋色の幻影のメンバーだったし、彼女は間接的に人を殺している。


 人として許されない、間違った道を進んでしまった。


 だけど、それを言い出したら私は今の円華のことも否定することになってしまう。


 彼は多くの人を殺してきたけど、今は苦しみながらも復讐というやり方を通してやり直そうとしている。


 涼華さんの意志を背負って、大きな敵に立ち向かっている。


 人はやり直すことができる。


 そう信じなければ、私は椿円華を信じることができない。


 お父さんやお母さん、罪島のみんなだって、罪を背負いながら苦しんで生きてきた。


 簡単なことではないかもしれないけど、罪を背負いながらもやり直すことはできるはず。


 それは円華やお父さんたちだけじゃなく、住良木にだって……。


 だから、彼女もやり直そうとしているのなら、私は仲間として彼女の全てを受け入れたい。


「お願い、住良木。私は……あんたを信じるきっかけが欲しい」


 私の想いが届いたのか、鎖が一部だけ外れて進みやすくなった。


 そして、その先に黒い髪をした制服姿の少女が立っているのが見えた。


 容姿は住良木と酷似している。


「住良木……だよね?」


「そうじゃなかったら、何だって言うの?……最悪な気分だわ。目が覚めたら、一番最初に会うのが、あんたなんて」


 会って早々、喧嘩を売られた。


「私だって、好きであんたに会いたかったわけじゃない。人の善意を返して」


「善意?あんたがあたしに?……気持ち悪っ!」


 前言撤回、どう頑張っても仲間になれそうな気がしなくなってきた。


「住良木、ここがどこだかわかってる?」


「わかんないわよ。中学の時の制服を着てるのも意味不明だし……。って、今更だけど、どうしてあんたも内の中学の制服を着てるわけ?」


 いや、それは私が一番聞きたいから。


 でも、中学の時の制服ってことは、その時期が彼女を今も苦しめているターニングポイントなのかもしれない。


「それはあんたの趣味の問題。ここは、住良木麗音の精神世界。あんたの心が作った世界だよ。……一見しただけで、あんたの性格の悪さが世界に反映されてるでしょ?」


「ちょっと、あんたの話が本当なら、人の世界に勝手に入っておいて文句言わないでくれる?」


「失礼。悪気は大有りだけど」


「そこは嘘でも無いって言いなさいよ‼」


 いつも通りの言い合いをした後、周りを見て住良木が怪訝な顔をする。


「あんたとあたし以外は、黒一色の世界ってわけね……。それに、あそこは……」


 彼女の目線の先にある遠くの物に焦点を合わせて目を細める。


 私も視線を合わせると、そこにあるのは大きな校舎だった。


 だけど、才王学園の物じゃない。


「あの学校が気になるの?」


「気になるって言うか……。あたしにとっては、文字通りの黒歴史の権化よ。思い出したくない過去のかたまり


「そうなんだ。……じゃあ、あそこに行くのは止めとく?」


「えーっと、行くことは前提?」


「前提。じゃないと、私はあんたの過去に何があったのかがわからないと思うから」


 私の発言が以外だったのか、住良木は軽く目を見開く。


「あんた……あたしの過去が気になるの?」


「それなりに」


 頷いてから足を学校の方に運べば、住良木が後ろから「ちょっと、前を歩かないでよ」と言ってついてきては前を歩いた。


「思い出したくないことなんでしょ?無理して来なくても良いんじゃない?」


「そうも言ってられないわよ。あたしだって……そろそろ、向き合わないと前に進めないと思うから。それに……」


 言葉を区切り、私に横目を向けてくる。


「それに?」


「別に。あんたでも、居てくれたらマシってだけ」


「……素直じゃないの」


「うるさいわよ」


 ボソッと呟いたつもりだったけど、すぐに悪態をつかれた。


 校門の前に着けば、取り付けられている表札に『戸村とむら中学校』と書かれていた。


「ここが、住良木の母校って奴?」


「そうよ。全くと言っていいほど、いい思い出はないけどね」


 正面玄関から入って校舎内に入れば、住良木の目から光が消えた。


 私は静かに彼女の後ろについて歩き、校内を見てみる。


 私たち以外は誰一人居ない、2人だけの学校。


 本当は多くの生徒が廊下を歩き、グラウンドでは運動部の活動が盛んに行われていたはず。


「あたし、ここでの記憶は1年しかないのよね」


 歩きながら、住良木が消え入りそうな声で呟いた。


「1年?でも、卒業はしてるんでしょ?」


「そうね。でも、それも形だけ。卒業式なんて出てない。あたしのここでの青春は、始まって1年で黒く染まって灰に消えたわ」


 廊下を進んでいると、住良木の足は1つの教室の前で止まった。


 入口の上を見ると、『1-5』と書かれている。


「懐かしい……なんて、言えるはずもないわね。思い出すのは、嫌なことばっかりよ」


 ドアを横に開けば、そこには普通の教室の風景が広がっていた。


 黒板に教卓、その前に広がっている生徒の机と椅子。


 その中で1つだけ異質を放っている机が1つ。


 近づいてみると、あまりの酷さに「うっ」と嗚咽おえつが出てきて手で口を押えた。


「何……これ……!?」


 最初に目についたのは机の上に置いてあるユリが添えられた花瓶。


 その机には『クズ』『死ね』『最低』などの誹謗中傷ひぼうちゅうしょうの言葉が殴り書きされている。


 恐る恐るその中を確認すると、虫や爬虫類の死体が詰め込まれていた。


「それが一番酷い時のあたしの机だった。担任は形だけ注意していたし、犯人捜しをしていたけど意味なんて無かった。だって、犯人は数人ってレベルじゃなかったから」


 住良木は拳を握り、真ん中の列で前から3番目の机を睨みつける。


「あたし、クラス全体から虐められてた。誰も助けてくれる人なんて居なかったわ。……全部、あの女の本性に気づけなかったせい……。あたしが、友達って言葉にすがっていたせい」


 住良木が俯いて表情を曇らせていると、教室の中に数人の生徒のシルエットが浮かびだし、一斉に住良木を指さした。


『おまえが悪いんだ』『おまえのせいで、真城さんは傷ついたんだぞ』『どう責任取るんだよ』『おまえ、友達のくせに最低だな』『あんたみたいな女、誰も同情なんてしないから』『自業自得』


 四方八方から言葉による攻撃を受け、住良木は発作を起こしながら両耳を塞ぐ。


「違う……あたしじゃない……。違うよぉ……あたしは何もしてないよぉ‼」


「住良木‼」


 シルエットを払えば霧のように消え、彼女に駆け寄って肩に手を置く。


「住良木、大丈夫。これは過去のことでしょ?私はちゃんと、あんたの話を聞くよ?」


「はぁ…はぁ……最上……?」


「何もしてないんでしょ?それなら、私に信じさせてよ。住良木に何があったのか、何が辛かったのか、苦しかったのか。全部……聞かせてよ」


 住良木は静かに何度も頷き、私の手を取って周りを見る。


 彼女の想いに反応するように、風景が変わる。


 場所は弓道場で、2人の女子が現れる。


『あたしたち、ずっと仲が良い友達だよね?』


『何言ってるの、結衣?当然でしょ!』


 中学校時代の住良木と、もう1人の人当たりが良さそうな笑顔の女子。


「……あの女の名前は、真城結衣。結衣とは、クラスもそうだけど部活も一緒だった。同じ弓道部の仲間で、クラスメイトだったから一緒に居ることが普通だった。同じ事をして、お互いに悩んでることを話したり、休みの日には遊びにも行っていた。……本当に楽しかったな。だから、あたしは気づかなかった」



 弓道場から場面が変わり、教室内に戻る。


 今度は真城が泣いていて、それを住良木と数人の女子が慰めている。


『結衣ちゃん、大丈夫?』


『うん……。大丈夫、私、全然気にしてないから』


『でも……』


『もう止めようよ。……結衣だって、もう思い出したくないでしょ』


 その光景は、真城が何かの被害にあっていたことを物語っていた。


「ある日、結衣が部活の先輩から言い寄られて襲われそうになった事件が起きた。運良く通りがかった顧問の先生に助けられたけど、彼女の心に傷ができたことは変わらない。あたしはこの時、結衣を傷つけた人は絶対に許さないって思ってた。だけど、この日からあたしの運命は狂い始めたわ」


 空気が変わり、人も場所も変わる。


 今度は、狭い個室の中で2人の教師と対面して住良木が座っている。


『住良木……千堂せんどうは、おまえにやれと言われたからやったと言っているぞ?』


『知りません!私、本当にそんなこと先輩に言ってません!私が結衣を傷つけるようなことをさせるはずないじゃないですか!?』


『しかし……。おまえと千堂の間に交友があったことは事実だろ?』


『だから、私と千堂先輩はそういう関係じゃないんです‼……信じてください、先生‼』


 必死に無実を主張する過去の自分を空虚に見つめる住良木。


「千堂先輩は、あたしに良くしてくれた優しい先輩だった。だから、あの人が結衣に手を出したってこともそうだけど、あたしが疑われていることが信じられなかった。先輩はその後、転校していって今はどうしてるのかわからない」


「どうして、住良木の名前がその先輩から出てきたんだろうね」


「……この事件が起きたのは、入学して結衣と出会ってから3か月の頃だった。今更だけど、この間に結衣があたしを陥れるための計画は動いていたんだよ。もちろん、あたしに気付かれないようにね」


「それ、どういうこと?」


 また、場面が変わる。


 だけど、今度は風景が黒い空間で複数に分裂している。


 教室で複数の女子に詰め寄られている住良木。


 トイレの個室で上から水をかけられる住良木。


 更衣室で体操服姿で着替えの制服を捜している住良木。


 体育館倉庫で身に着けている物を全て脱がされ、土下座をさせられている住良木。


 その時の彼女の身体は、切り傷や内出血痕があって痛々しかった。


 全てが見ていて胸が痛くなるものばかりだった。


「噂って、悪い物ほどすぐに広がっていくものよね。たった1日で、『真城結衣を襲わせたのは、住良木麗音』って話が尾ひれが付きながら広まったわ。その日から、あたしはクラスの中で悪者扱い。始めは小さな虐めだったけど、それが次第にエスカレートしていったわ」


 空虚な教室に戻り、1つの机の上に手を置く住良木。


「悪いのは、結衣を傷つけようとしたあたし。これは正義の鉄槌てっつい。自分たちを正当化するための大義名分があるから、クラスメイトは何でもしてきた。先生たちも事情が事情なだけに、形だけあたしを擁護しようとしていたけど、焼石に水だったわ。結衣も、あたしへの虐めを見て見ぬふりをしていた」


「住良木……」


「同情なんて止めてよ。あたしは、そこまで弱い女じゃない。雨の中で泥水を飲まされたって、土下座して頭を踏まれたって、あたしは怒りを押し殺して学校に生き続けた。心がすり減るような思いをしながら、負けるもんかって思いでね」


 「でも」という言葉を皮切りに、場面が再度変わって屋上になる。


 そこに居るのは、住良木と真城。


「1年最後の終業式。その日、結衣に屋上に呼び出されて全てを知ったわ。」


 当時の2人の会話が聞こえてくる。


 当時の住良木は、あまりの衝撃な一言に目を見開き、身体を震わせながら聞き返した。


『ねぇ……どういう…こと?』


『だから、全部、私にとっては実験だったの。千堂先輩に私を襲うふりをさせたのも、あなたにやらされたって言わせたのも、全部私。友達の私に裏切られて、クラスから虐められて、頼れる人も居ない状態で、あなたがどれだけ耐えられるかを試したかったの』


『どうして……何で……そんなことぉ!?』


 真城は悪魔のような笑みを浮かべ、こう返した。


『だってぇ、仕方ないじゃない。あなたが絶望するのが面白そうって思っちゃったんだからぁ』


 その瞬間、住良木は心が折れたんだ。


 足から崩れて床に座り込み、泣きながら言葉にならない声を出していた。


 もはや、自暴自棄になって暴れることもできなかった。


 彼女の顔は絶望一色に染まっており、髪から色が消えていった。


 先輩に裏切られ、クラスメイトに裏切られ、先生に裏切られ、遂には主犯は友達だった。


 今なら、どうして住良木から聞こえてくる『友達』という言葉を不快に感じたのかがよくわかった。


 彼女はその言葉を口にするたびに、当時のことを思い出して怒りと憎しみを含ませていたんだ。


 場面は元の空虚な教室に戻った。


 それと同時に、彼女自身の髪の色も黒から白になっている。


「あたしがやったっていう証拠は無いし、どうして先輩が結衣に従ったのかもわからない。でも、あたしが苦しんだ原因はたった1つの噂だけ。それを流したのも、結衣だった。全部、結衣があたしにバレないように画策していたシナリオだった。友達なんて嘘……あなたが嫌いだから虐めてたって言われた方が、まだマシだったかもしれない」


 真城の座っていた机を蹴り飛ばし、怒りを爆発させる。


「好き嫌いとか、そういう感情的なものだったらまだ納得できた‼だけど、あの女はただ、あたしのことを玩具として見てただけ‼ずっと、裏切られてることも気づかずに内心バカにしながら友達していたのよ、あの悪魔は‼」


 この経験があったから、住良木は他人が自分のことをバカにしてると思い始めたのかもしれない。


 彼女の苦しみ、歪みの元凶が理解できた。


「住良木……麗音‼」


 私は住良木のことを後ろから抱きしめ、体温が伝わるように強く身体を密着させる。


「ちょ!?一体、何の真似よ!?」


 たじろぐ住良木だけど、息を深く吐きながら受け入れる。


「辛かったよね」


「……当たり前でしょ」


「苦しかったよね」


「……うん…」


 住良木の目から涙が零れ、頬を通って私の服の袖に落ちる。


「あたし……誰からも信じてもらえなくてっ…‼学校に行くのが怖くなってっ……逃げたっ…‼」


「うん…」


 泣きながら私の方に身体を向け、同じように抱きしめてくれた。


「逃げて、逃げて逃げて。でも、逃げていても辛くてっ……怖くてっ…‼強くなりたいと思った。強くなるためにっ……結衣を乗り越えるために、あいつを利用してやるって気持ちで、高校では誰よりも嫌いな女のことを演じるって決めた‼それが……今のあたし……」


「……そう……だったんだね」


「カッコ悪いよね、バカだって思いでしょ?その後、緋色の幻影に目を付けられてスカウトされて、欲しかった強い自分になれるなら何だって良いって思っちゃった。それでっ……取り返しのつかないこと……しちゃったっ…‼」


 菊池を殺したことだろう。


 彼女の中で、知らず知らずのうちに何時の間にか後悔になっていたみたいだ。


「ねぇ、最上……恵美。あたし……これから、どうすれば良いかなぁ?ずっと……このまま……結衣との過去に怯えながら……生きて行かないと……いけないの……かなぁ?」


 住良木はしがみ付くように、力強く抱きしめてくる。


 私も同じように、抱きしめる力を強める。


「1人で抱え込まないでよ……私たちと乗り越えれば良いじゃん。私は……麗音のことを本当の意味で知ることができた。今の麗音のことなら信じることができる。私が、麗音が怯えないで良いように手助けする‼だから……」


 1度麗音から離れ、彼女の両手を握って笑顔を向ける。


「一緒に、本当の意味で強くなろうよ。あんただって、私たちに必要な仲間なんだから」


 私も気づかずに、途中から涙が出ていた。


 麗音に今の言葉が響いたのか、「恵美ぃ」と私の名前を呼びながらギュウと抱きしめてくる。


 友達と仲間。


 近いようで違う意味の言葉。


 言葉を変えるだけで、人の心に届くことがある。


「もう、大丈夫?」


「うん……。でも、釈然としない。やっぱり、あんたなんて嫌いよ、恵美」


 私から離れ、背中を向ける麗音。


「あんたのせいで……どうして、あたしじゃなくて、あんたなのか、少しだけ納得しちゃったじゃない」


「……どういう意味かわからないけど、安心して。私も麗音のことは嫌いだから」


「って、慰めてからそう言う事を言う!?」


「でも……大切な仲間だとは思い始めてきた」


 笑みを浮かべて言えば、麗音は頬を紅く染めて溜め息をついた。


「……あたしもよ」


 周囲の世界が、段々と黒から白に変わって物が粒子になって上にあがっていく。


 夢から覚める時間だ。


「もう、時間だね」


「時間って……。どういう意味?」


「現実世界で目が覚めるってこと。ここは夢の中みたいなものだから。でも、あんたと私の中では、ここでの記憶は現実で体験したこととして残ってると思う」


「よくわからないけど、ここでのことを忘れることはないってわかっただけでも良かったわ」


 未だに麗音の顔には憂いが残っている。


 それでも、前に進もうという意志は感じられる。


 今の彼女なら、自分を保つことができるはず。


「じゃあ、私は先に戻るから。また、後でね……麗音」


「……うん、恵美」


 互いに名前で呼ぶのは変な感じだけど、それが自然と口から出ているのが不思議。


 奇妙だけど嫌じゃない感覚を胸に、私は「リンク・オフ」と呟いた。

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