撃墜
硫黄島近くの上空
Bー29パイロット「おいベニーもうそろそろ硫黄島に着く。ぼんやり外を眺めてないで配置につけ!」
ベニー「ヘイヘイ。しかし何で硫黄島を偵察しに行くんですか?硫黄島にはもう日本軍は居ないんですよ」
パイロット「そんなの知るか。マッカーサーからの命令なんだからな」
ベニー「わかりましたよっと」
そしてベニーはカメラを持って配置についた
無線「所属不明機に告ぐ!貴機は関係者以外飛行禁止空域に近づいている!来た進路を戻らなければ敵勢力として撃墜する!」
パイロット「聞いたか?ジャップの奴らこれ以上近づいたら撃墜してやるだとよ」
ベニー「ハッ!来るなら来いよ。返り討ちにしてやるよ」
機体の後方からも笑い声が聞こえた
パイロット「ヘイ!ジャップ!お前らは戦争に負けたんだよ!死にたくなかったらとっとと白旗を揚げて金目ものを差し出すんだな。はははははは!」
ベニー「おいおい。やり過ぎると奴らカミカゼアタックしてくるぞ」
パイロット「何怯えている。奴等にはもう飛ぶ戦闘機はないさ」
しかし何処からか何かの飛翔音が聞こえてきた
パイロット「この音はなんだ?」
ベニー「ロケット弾の音みたいだが」
ガンナー「おい!前方に飛翔体接近!」
パイロット「ん?」
そして次の瞬間 B29は爆散した
硫黄島 日独聯合司令部
レーダー員「レーダーからB29の反応消滅。撃墜しました」
矢羽崎「しかしさっきの米軍の通信はなんなんだ?」
シュタイナー「まさかまた違う世界に転移してしまったのでしょうかね」
矢羽崎「となると我々は孤立無援状態か」
シュタイナー「ですが時代としては1945年じゃあないんですか?B29飛んでましたし」
矢羽崎「じゃあ我々は日本が敗北してしまった世界に来てしまったのか」