魔法使いです
フハハハ、手に入れたぞついに衣食住の2台巨塔食と衣を。
服はこっちのファンタジー定番の茶色のボロイ服、異世界っぽい服と肌が露出してないことに、テンションが上がる。
「本当にいいですじゃてか?」
「ハイ大丈夫です、飯も服も戴けたんで」
ってかあんな話聞いた聞いた後で、金何てとりずれーよ。
「それじゃお礼をしきれないんじゃて……」
っていわれてもなぁ、そうだ!
「じゃあ、もしも俺が困ったらまた泊めてください、飯付きで」
二カット笑ってそう答えるが、村長は唖然としていた。
あれ不味かったかな……調子に乗り過ぎた?
「そんなことでいいんですかじゃて……」
「う、うん」
調子に乗り過ぎたみたいじゃ無くて良かったぁー。
「う、感謝してもしきれないんじゃて、いつでも村にきてください……」
いてもたってもいられず、全力で魔力強化をしてその場を去った。
てゆうか大した事してないし、1分ぐらいの戦闘でそんな感謝されても……
ん?待てよこのままこんな依頼を受け続けて、金が無いとこからは困った時の寝床と飯を貰えば、夢の紐生活がっ!
待ってろよ俺の紐生活!!
目標は365件、1年に一回村を回って行けば、それにそんだけやってれば金持ちの以来もあんだろ、金持ちから金を貰って、ああいう村からは一泊飯付きの宿を約束してもらう。
完璧だ、そしてその間に元の世界に帰れば……
帰れるのかなぁ、ハァ……
そしてギルドにマッハで向かう、門もギルドで貰ったカードを出したらすんなり通れた。
で、今ギルドの受付のお姉さんの前で困ってます。
「…………」
「…………」
ギルドに依頼達成を報告してからお姉さんが動かない、今ならおっぱいもんでも気付かないじゃ無いかってくらい動かない。
「あのぉ〜……」
「…………」
いっそ本当にもんでやろうか、と思い始めた時お姉さんが動き始めた。
「本当に達成されたんですか……?」
「えっとはい……」
何で疑われてんだろう、間違いないよなゴブリンだよなあれ?
「差し支え無ければ、どのように倒したか教えていただいいてもよろしいですか?」
「どの様に? 魔法をドーンってして、倒れたゴブリンを魔法でバスーンって感じです」
伝えずら! でも間違って無いはず、ドーンってやってバスーンだったし。
「マホウでドーンで、バスーンですか」
忘れてた、魔法って言葉がなかったんだった、でも今更言い直すのも変だし。
そういえば村長さんも、魔法使いってとこで少し謎がってたな。
「以前から聞きたかったんですが、魔法使いとは何でしょうか?」
スッゲー怪しい目で見てくるよ、なんで? 助けを求めて周りを見渡すが誰もいない。
ってかギルドって、もっと悪そうな奴らが酒とか飲んで溜まってんじゃねぇのかよ、なんでお姉さんしかいないんだよ、こないだは色々急いでたし気付かなかったけど、これがギルドなのか。
「…………」
なんて違うことに意識を向けていると、お姉さんの目に浮かぶ疑念の色が濃くなっていた。
「魔法使い、魔法使い、えっと……魔術といっしょです」
「いいえ、違います」
お前が否定してんじゃねぇよっ!
「まず魔術には、ペンを持ったり文字を書いたり出来ません。
それに出来たとしても、あなたは術式を口にしていませんでした。
術式を組まずに魔術の発動なんて、聞いたことありません」
完全に俺のせいですね。
「んっと、魔術に出来ない事をするのが魔法です」
適当に答えちまえ、俺だってよく分かってねぇんだから、むしろこっちが聞きたいわ。
「魔術を超える……」
ヤバイ、なんか変な方向に捉えてしまった。
「と、とりあえずまた不足依頼を受けたいんですが」
もうさっさとこの場を立ち去ってしまおう、うんそれが一番だ。
「また不足依頼でしょうか?」
「う、うんお願いします」
キョドッてるよ、俺絶対。
お姉さんはそれ以上何も言わず、不足依頼であろう束を机に上げた。
「これで全部ですか?」
100枚ほどだろうか、足りない少な過ぎる。
「はい全部です。
見ての通り私のギルドは小規模過ぎて、回ってくる依頼も不足依頼ばかりが増えましてこんな数に」
ってことは、全然目標達成出来ねぇじゃん。
はぁ……とりあえず今日の寝床と飯を確保しないといけないし。
「じゃあ、この町から一番近い依頼でお願いします」
「一番近い、そんなので決めて……いえなんでもありません、近い依頼ですとこれですかね」
そう言って一枚の依頼書を渡してくれる。
「フェア村、ですかね。
本当によろしいのでしょうか?」
「はいそれでお願いします」
その後フェア村の場所を聞き、行ったのだったが、ちゃんと依頼内容確認しとけば良かった。
「わぁなんて大っきいトカゲだろう……ハハハ……」
こんなに現実逃避が上手になるなんて……ドラゴンなんて笑えねぇ!!!