表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
なんこれ。  作者: nemi
6/6

なんこれ。6


…私ね、記憶がなくなってるの


顔をあげると愛海の顔が凍りついてる。瑠美は何だか納得した様子だ。

愛海「…記憶って?記憶がないってどういう事?」

波「私、昨日のライブ前から、記憶がないの。」

俺はライブが始まる前、二人に話し掛けられた時から何ひとつ記憶がないことを二人に伝えた。

瑠美「ナミは昨日から記憶喪失ってこと?」

愛海「…えっと、冗談とかじゃなくて?」

波「冗談ならよかったんだけど。」

少し笑ってみたが、愛海の表情は変わらない。

愛海「ねえ、大丈夫?…ちゃんと病院には行ったの?」

波「大丈夫。…とにかく今は落ち着いてるし!安心して!」

愛海「大丈夫じゃない!!だって、そんなの何も覚えてないってことでしょ!」

愛海は本気で怒っている。まずい、やっちまった。

愛海「ねえ、ナミはどこまで覚えてるの?私の事全部忘れちゃった?」

とりあえず頭でも撫でよう…。駄目だ、もっと怒らせてしまう。じゃあ、飴でもあげよう。

阿呆!子供ガキじゃないんだぞ、いや…子供ガキなんだけど

愛海「何で、あのときにすぐ言ってくれなかったの?私ってあなたに信用されてなかった?教えて、ナミは今どう思ってるの?ねえ」

波「…。」

瑠美「マナミは優しくていい子だなー」

今にも泣き出しそうな愛海の頭を瑠美が優しく撫でている。瑠美のお陰で愛海はすこし平静を取り戻したようだ、助かった。ナイスだ、ルミ!

愛海「…それで!記憶以外は大丈夫なの!」

波「う、うん…記憶以外は特に問題なし!」

瑠美「ナミも偉いぞー!頑張ったなー!偉いぞー」

波「あのさ…二人とも、この後の予定聞いてもいい?」


二人に話を聞くと、今後のアイドル活動の手本にするために、これから地下アイドルのイベントライブを見に行くようだ。三人で前々から計画されていたらしい。

お金…そうだ、お金は持っているのかな。ポケットから財布を取り出す。…3千円が入っていた。

波「…ねえ、ルミ。ライブの入場料っていくら?」

瑠美は指で数字の六を見せてきた

足りねぇ!結構するんだな、どうやって忍び込もう。

一旦家に帰ろうか?でもお金なんてどこに…

頭を抱えて悩んでると、愛海がやさしく俺の手を掴んで 3千円を渡してきた。

愛海「これは貸しだから。返してね」

波「…あ、うん、ありがとうマナミ。」

瑠美「コージーキー」

ライブハウスの入り口まで来ると、思いの外、人で賑わっていた。ここから地下に降りるのか…なんかワクワクするな。

中に入ると一層、人混みがすごい…人気のアイドルなのか、…はぐれないようにしないと。そう思った途端、うしろから人に押されて転びそうになった!

波「…!」

だれかに腕を掴まれた。愛海の手だった。

愛海「はぐれてもシッカリ払ってもらうから!」

波「…ごめん。」

瑠美「二人ともー!こっちだよー」

後ろを振り返ると、いつの間にかライトスティックを持った人達で溢れてる。凄い熱気だ。激しい音楽が流れた…ライトが付くと可愛い女の子達が現れる。俺は思わず拍手してしまった。

マイクを持った子が叫んだ。「皆来てくれてありがとうー!!!!」

…ライブが始まった!

夢中になって応援していると、隣から愛海が耳に手を当ててきた

愛海「…ナミ、まだアイドルやれる?」

…自信はなかった。でもチャンスがあるなら掴んでみたかった。いや、そうじゃない。掴んでやるんだ!!

波「…私ならやれるよ。任せて。」

青髪の可愛い男の子に転生する。見た目は完全に女。

五人のアイドルユニットだったが、記憶喪失な上に男である事を隠すため葛藤する。


篠崎波シノザキナミはため息をしない性格、口癖はなんこれ!

天海鈴アマミスズは性格、大胆。口癖はもしもーし

渡瀬瑠美ワタセルミは性格、マイペース。小柄でいつも無表情

相生愛美アイオイマナミは性格、温厚。高身長で頼りになるアネゴ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ