なんこれ。3
私、アイドルだったの?…
鈴「ナミ、アイドル続けるの?」
…
この体の元の持ち主のことを考えると、戻るまで続けてあげたいと思った。でも、そんなものは建て前だ。その持ち主が戻ってくる確証すらないんだ。
「私は、」俺はどうしたいんだ。アイドルがしたいのか。そもそも俺にアイドルが…
「出来るのかな。」
鈴「もしもーし?」
波「…」
鈴「こらー!阿呆波ー!」
アイドルなんて無理ゲだろ、俺には無縁の世界だろ、何を悩んでるんだ、答えは決まりきってるだろ
「でも、」それでも、このチャンスは手離したくなかった。もしかして俺もアイドルになりたいのかな…。
そうだ、本来の「私、」
が戻るまでは、
「…続けたい」
鈴「そうなんだ、じゃあ二人のこと教えてあげる、ナミのこともね。」
波「…お願い、スズさん」
鈴「ブハッッ」
鈴「あなたはナミ、ナミさん…ブハハッ!ピッチぴちな17歳!通信高校に通う学生アイドル、趣味はランニングと植物とか育てること。
好きな食べ物はラーメン!嫌いなものは紫色の野菜!女の子が大大だい好き!よく女の子追い掛けておっぱい触ってた!そんな変態ナミさんの夢はトップアイドル!
今も週2回 ダンスレッスンとボイストレーニングをやってるよ!あの二人とね!身長は151cmで、体重は42kg、バストはAカ…」
波「もういい、他には?私って家族とかいるの?」
鈴「うーん、、ナミに親はいない」
「…」
波「…いつから?病気?」
鈴「交通事故で両方ともしんだの。ナミだけが生き残って。…10年前だったかな。」
波「…他に身寄りって?私どうやってひとりで暮らしてるの?」
鈴「ナミのお母さんのお母さん、ナミのお婆ちゃんだね。その人がナミの後見人になって、毎月ナミに仕送りしてくれてるの。ここに住めるのもほぼ彼女のお陰。
生活費はそれと遺族年金と親御さんの遺産かな、あとは…」
波「あの二人の事も教えて、…えっとスズ」
鈴「二人とも、ナミの親友だよ?付き合いは5年くらいあるんじゃないの?くわしくは二人に聞いてみて」
波「…」
鈴「私とは10年以上だけどね。」
ふと疑問に思った、スズは悲しくないのかな。この体を奪った俺のこと、恨んだりしてないのか…
波「あの、スズは悲しくないの?」
鈴「何が?」
波「だって、私、もうナミじゃないんだよ。」
スズは突然笑い出した。
鈴「ごめんね、だっておかしかったから。ブハハハ!」
スズはベランダに置いてある植物に水をあげると俺に近づいて、床に座った。夕日が差し込んできて眩しい
鈴「今のナミも可愛いかな」
波「…」
鈴「あのさ、今日泊まってもいい?」
波「それは、別にいいけど。」
青髪の可愛い男の子に転生する。見た目は完全に女。
五人のアイドルユニットだったが、記憶喪失な上に男である事を隠すため葛藤する。
篠崎波はため息をしない性格、口癖はなんこれ!
天海鈴は性格、大胆。口癖はもしもーし
渡瀬瑠美は性格、マイペース。小柄でいつも無表情
相生愛美は性格、温厚。高身長で頼りになるアネゴ




