なんこれ。2
記憶がなくなる前の俺はひとり暮らしだったらしい…。咄嗟にひらいた携帯の中にここの住所がかかれていて助かった。1LDKのマンション、一人で住むにはいい家だ。
波「…野宿しなくて済んだな。」
取りあえず置いてあったカップメンを取りだしてお湯をいれた。
ベランダに出てみると、植物が沢山置いてあった。
波「植物好きだったのかな」
俺はベランダの手すりにもたれる、この体の持ち主は今どこにいるんだろう。俺の元の体は一体どうなったんだろう。
波「私は誰なんだろう。」俺は地面をなだめた。
ピンポーン!
鈴「ナミー!居る?鈴だよ、開けてー」
ピンポーンピンポーン!
鈴「開けてー!」
ガチャガチャ!どんっ!バンっ
波「…うるさい!」
鈴「ナミ、上がっていい?」
物陰から話をしに来た女性だった。名前はスズ、天海鈴
波「…話って何。」
鈴「ナミ、記憶ないんでしょ?」
波「…だから、なんの話」
鈴「わかってるから。そういうのいらない。」
そう言うと突然、家に入りこんできた。
鈴「うーん、いい匂い。」
そして何故か後1分で完成していたカップメンを食べ始めた。ズズズッず、フーフー…
「…」
彼女は椅子に座ると俺の顔をじっと見つめてきた。カップメンをすすりながら俺を睨んでいる。…何なんだこの女は。
鈴「これからどうすんの?」
波「…」
鈴「もしもーし?聞こえてたら返事が欲しいなー」
波「…夜逃げ。」
鈴「は?」
波「っ、だからなんの用!」
もうどうにでもなれよ!全部、どうでもいい…!!家を出ようとしたら顔を掴まれた。
鈴「知りたい事教えてあげる。」
「…」
急に手足の力が抜けて立てなくなった。倒れそうになると、彼女は優しく支えてくれた。それがなんだかとても、懐かしかった。
波「あのさ」
鈴「んー?」
波「私ってどういう人間だったの。」
鈴「普通の子だよ、ちょっと変態だけど。」
何だそれ、意味わからん。
青髪の可愛い男の子に転生する。見た目は完全に女。
五人のアイドルユニットだったが、記憶喪失な上に男である事を隠すため葛藤する。
篠崎波はため息をしない性格、口癖はなんこれ!
天海鈴は性格、大胆。口癖はもしもーし
渡瀬瑠美は性格、マイペース。小柄でいつも無表情
相生愛美は性格、温厚。高身長で頼りになるアネゴ




