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第1話 虐めは許さない為、不良グループを壊滅

第1話を最後まで読んで頂きありがとうございます。

続きが気になる!っと思った方は、ブックマークまたは☆☆☆☆☆評価をして頂けると嬉しいです。



「とりあえず。アンタは鯖折りしてから関節外しの刑な」


「ぎゃああ! 止めろ! 建宮!! 身体が壊れる。俺を殺す気かぁぁ?!」


「ゆー君……」


 俺の名前は建宮裕次たてみやゆうじ。多少、喧嘩が強くて、整体好きの普通の高校生た。


 暗い体育倉庫の中、制服をはだけさせた俺の幼馴染みにして親友の藍が、先輩不良グループに虐められ様としている所に駆け付け、今は不良グループを、絶賛ジャスティススクラップ中だ。


「俺の親友に手を出そうとしたんだろう? 報いは受けさせますよ。先輩方」


バキッ!ゴキッ!


「ギャアア!!……ぁふん……」


 人というのは、案外脆く関節や急所のツボを押してやると、簡単に意識を失うもの。だから俺は刺激してやったね。前田先輩のあらゆる関節とツボを。


「マー君が口から泡を吹いて昇天しちまったぞ! どうなってんだ?!」

「嘘?………あの狂犬前田が勝てない相手なんて……いるの? しゅご……」

「この学校でケンカが1番強ええ、前田先輩が赤子の手をひねる様に倒されただと? ありえねぇ! て、テメエはいったい何なんだ? 新入生!!」


「はい? 俺ですか? 俺は建宮裕次たてみやゆうじ。アンタ等が虐めようとしていた、雨宮あまみやあいの親友にして、人体の構造を知り尽くした建宮マッサージ店の跡継ぎだよ……整体とツボ押ししてやるから覚悟しな。先輩達」


「は? いつの間に俺の身体にや、止めろ! そんな関節曲がるわけな……」


バキッ!ボギッ!グググッ!


「痛たた!! 止めおぉ!! 俺のツボを刺激するな!! そんな事されたら俺は、俺はー!……あっ!」

「俺も身体が変だ……」「俺もあいつに関節を抑えられて……」「気持ち良く……な」


「「「ひでぶっ!!!」」」


ドサッ!ドサッ!ドサッ!


「嘘?……あの怖かった先輩達を簡単にのしちゃってんじゃん。凄凄凄~! アンタ何もんだし~! ウチと本当に同い年なわけ~?」


 両耳にピアスを付けた金髪不良ギャル……あれはクラスメイトの誰だったけな? 


 不良グループみたいに、俺に向かって来なかったから何も《《制裁》》は加えなかったけど、なんで俺の事をジーッと見つめてるんだ?


「ふっ……お前達はもう死んでいるだな。大丈夫かい? 藍……心配した。それにしても、なんであんなガラの悪い連中と体育倉庫に居たんだよ。心配するだろう」

「う、うん……だって……怪我人が体育倉庫に居るから、保健室に運ぶのを手伝ってって言われたんだもん。困ってる人がいたら……断れないよ」


 俺の親友、雨宮あまみやあい。艶やかな黒髪を目隠れまで伸ばし、教室ではいつも片隅で本を読んで時間を過ごしている大人しい娘だ。


 困ってるいる人がいれば、手を差しのべて助けようとする、優しい子だ。


「そんな優しい性格だから、付け込まれたんだぞ。俺が偶然通りかからなかったら、なにされていたか分からんし………それで? 君は何?」


「へぁ?! ウチ?!……え、え~とね~……その……」


 俺と藍のやり取りをボーッと見つめる、不良グループの1人の筈の七宮ななみや美来みくに質問する。


 明るい金髪ロングに対して白い肌。整った顔立ちで可愛らしギャルといった印象だな……教室でも常にハイテンションで喧しい時がある。


 そして、あまり言い噂を聴かない……いや、人を噂で判断するのはいけないか。


「あ、あのね。ゆー君。七宮さんはね。私を先輩達から助けようとして、体育倉庫に来てくれたの。それで……七宮さんも、その……」


 もにょもにょと、藍は俺に七宮がここに居る事を必死に説明してくれた……成る程。七宮は、不良グループに所属していたわけではなく、藍を助けようとしてくれたのか。良い奴だな。


「そうだったのか……《《七宮さん》》。俺の親友を助けてくれてありがとう……助か……ぐぉ?!」


 七宮さんは俺の身体へと抱き付くと、いきなり俺の顔へと急接近して来た。


「はぁん……建宮っちって強いんだね~! ウチ。強い男の子は好きだぞ♡……んちゅうぅ♡」


「は? いきなり何して……んがぁ?!」


「しゃああ/// ゆー君~! 七宮さ~ん! ゆー君に何してるのぉぉ?! 離れて!」


「ぷはぁ! ん~? マーキング……建宮っち、私と付き合おうよ。さっきの戦いで私、建宮っちに完全に惚れちった♡」


「は、はぁ? 君はいきなりなにを言って……んがぁ?!」

「……ゆー君に惚れた?」


「追尾のマーキングしちゃうぞぉ……これからヨロシクね~! 建宮っち♡ ウチと付き合いなよ童貞君!」

「そ、そんなの駄目だよ! ゆー君は私のゆー……だよ」


「最早、何がなんだか……」


 こうして俺はヤンキー娘にマーキングされ、求愛されるようになり。藍はそれを必死に止めているのを、俺はボーッと眺めていた。


「藍ちゃんもさぁ、そんなに好きなら3人で付き合っちゃおうよ~! 酒池肉林ってやつ?」

「な、なにを言ってるの七宮さん。そんなの駄目だよ~!」


 そして、話はとんでもない方向へと進みつつある事だけは理解した。


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