ベタ展開きたー!!
「とりあえず、住むところは見つかったけど…」
「なんなんですかあなた!!」
「おー怖い。フィアール=ソフィア・Q様は心お優しい方だと聞いていましたが、とても凶暴で、しかも平民の男と出歩いているとは、不潔ですねぇ。」
ことの始まりは数分前。
昼食もとり、ソフィアが街を案内してくれるとの事なので、まずは服を選びにという所で、貴族…アイール家を名乗る男、
アイール=ディズールが絡んできたのだ。
ソフィアの祖父が王だった時代、アイール家は、悪事を働く事で有名な家だそう。(今もらしいが)そこでソフィアの家、フィアール家により、悪事の罰を与えられた。(お金を払ったりとか追放なんかは無く、国中に悪事をバラされた。)
その恨みで、代々、フィアール家に絡んでくると言うわけだ。
「アイール家がまた私に何の用です?」
「何も。ただ挨拶にと。」
やべぇ、ソフィアがブチギレてる。これが平民だったらただの喧嘩で済むが、王族と貴族、ヤバいことになりかねない。
「お取り込み中失礼します。私に発言の許可を頂けますでしょうか。」
「許しましょう」
「感謝いたします」
伊達に長く生きてない。(オタクとして)なるべく、問題が丸く収まるよう俺が頑張らなければ。
「失礼ですが、アイール家には、フィアール家と因縁があるそうで」
「それがなんだと言うのだ」
「いえ、まるで幼子の様だと思いまして」
「それは挑発と受け取っても良いのか?」
「まさか、とんでもない。」
「ただ、フィアールの王はどうされるかと考えると恐ろしいですね」
「何故、王が関係ある?」
「王は、大層お父上を慕われている様で、またそこでアイール家が何かしようものなら王が何か手を打つでしょう。前の王は優しくても、今の王は分かりませんからね。」
「嗚呼、それをお試しになりたいから、フィアール=ソフィア・Q様に喧嘩を売るのですね!なんと素晴らしい。」
「ちっ、平民がずけずけと、まあいい。覚えておけ。フィアールには逆らえなくても、お前ぐらい容易い。」
「期待しておきます。」




