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小説執筆用のソフト・ハードウェアについての備忘録

作者: 時間 みゆ



 これは、私がこれまで執筆環境について試行錯誤してきた個人的経験を共有することで、同じようなお悩みを持たれた方の助けになればと思い書いた記事です。

 本稿は、小説の書き方ではなく、普段小説を書くための(超絶個人的見解に基づいて)おすすめなハードウェア・ソフトウェアその他についての記事です。

 特に、執筆以外にも日々何かされていて、その合間に小説を書いてらっしゃる方のお役に立ちやすいかと思います。


 まずは私の現在の環境を簡単に表すと下記になります。


ハードウェア

・メイン:WindowsのデスクトップPC、Surface Laptop 3

・サブ :Xperia、


エディター

・単行本用  :Word

・ネット小説用:Mery(PC)、Jota+(スマートフォン)


クラウド

・Drop Box

・Google Drive


プラスアルファ(執筆ライフを豊かにするために)

・Amazon Prime

・Spotify Premium


 本稿では、執筆におけるそれぞれの使い方と立ち位置についてお話させていただきます。



【ハードウェアについて】

 ネット小説を書くようになってからは、ほとんどスマートフォンでの執筆が中心となりました。

 詳しくは後述しますが、ネット小説の執筆にWordを使用しなくなったことが大きな理由です。

 また、私の場合はルーティンで執筆している場が毎日の通勤時間なので自然とスマートフォンでの執筆時間が増えました。


 元々、アイディア帳として重宝していたスマートフォンでしたが、手軽にいつでもどこでも──たとえ満員電車の中でも待ち合わせの隙間時間でも──すぐに執筆できるというのがこの上ない強みです。特に、メインの仕事で疲れ切った後にわざわざ身体に鞭打って椅子に座らずとも、ベッドの上で寝ながら書けるというのが素晴らしい点です。


 執筆速度ですが、もちろんキーボードに比べれば落ちます。しかし、スマートフォンの強力な予測変換機能のおかげで、目も当てられないほど効率が悪い、ということには陥りませんでした。


 さて、そんなスマートフォン執筆が大好きな私ですが、もちろんPCの方が断然書きやすいので腰を据えて執筆する際はメインのデスクトップPCを使用しています。

 しかし、ここには長年大きな罠が潜んでいました。


 私はゲーム好きでこのメインPCも結構なスペックのゲーミングPCなのですが、書いている途中にフレンドからゲームへの招待が来てしまうのです。ゲームやDiscord等の通知を切り、オフライン状態にもするのですが、常に目の前に欲望が横たわっている状況です。正直、集中するのに良いとは言えない環境でした。


 そこで、私はついに先日、執筆専用機としてSurface Laptop 3を購入いたしました。

 入っているのは、執筆のためだけのツールのみ。素晴らしい環境です。


 Surface Laptop 3にした決め手は下記になります。

・膝上で執筆するにはSurface Proやタブレット with キーボードカバーよりもザ・ラップトップ形式が望ましかった。

・Officeが必要だった(Surfaceには最初から一通りのOfficeがついてくるので割安だった)

・16:9に比べて縦長アスペクト比のディスプレイが執筆するには魅力的だった

・13.5 インチという持ち運びがしやすいサイズがあった

・13.5インチで1.28kgと比較的軽量だった(参考までにMacBook Pro 13インチが1.4kg)

・起動がスマホ並みに(顔認証の精度がかなり高いのでむしろスマホよりも)高速だった

・デザイン・質感共によかった(アルカンターラではなくメタル素材のものを購入)


 いままでスペック&コスパ至上主義で自作もしくはBTOでしか購入しなかった私ですが、市販のノートPCには独自の魅力が多く詰まっていることを知ることになりました。


 この執筆専用の環境を作ったことで、スマートフォン執筆のような手軽さでキーボードを使用した執筆ができるようになった他、「このPCに触れたら一切執筆以外の雑念が入らない」という集中する時間を多く作れるようになりました。



【エディターについて】

~Word~

 執筆にはずっとWordを使っていましたが、7.8年前から横書きのネット小説も執筆するにあたってMeryを使うようになりました。

 スマートフォンで読む人向けの小説を書く際は、Wordのメリットがあまり活きず、デメリットが目立ったからです。

 Wordのメリット・デメリットをまとめますと(あくまで私の環境&個人的な嗜好です……)下記になりました。


メリット :文庫本と同じレイアウトで執筆できるため、読者の目線を自分の中で作りやすい。

デメリット:スマートフォンでの使用が現実的ではない


~Mery~

 そこでテキストエディターを使用するようになりました。

 しかし、Windowsにデフォルトで入っているエディターはどうにも物足りない。

 そこで出会ったのが、Meryでした。

 Meryはフリーの高機能テキストエディターで、欲しい機能がだいたい実装されている超優れものです。

 目につく改行表示を消すこともできれば行間・折り返しの次数指定も可能、必要であれば縦表示もできるし、改行すると同時にスペースを入れる設定にすることもできる──。

 プログラミングにも使用できるようなエディタで作りこみが細かく、ユーザーの痒いところに手を伸ばしてくれる素敵ツールになります。


 私はこのところ後述のクラウドを使って、出先ではスマートフォンで、自宅ではラップトップで執筆を行っています。

 クラウドを使えば昔のようにいちいちUSBケーブルで接続してデータを移動──なんて手間からも解放されます。

 しかも、Drop BoxやGoogle DriveではWindowsのエクスプローラー表示にも対応しているので、執筆データへのアクセスや編集がシームレスで快適です。


 ちなみに、この記事もMeryで書いております。


~Jota+~

 スマートフォンでの執筆が手軽すぎて息して吐くのと同義になっている近頃ですが、スマホエディターにはかなり悩まされました。

 とにかくあの小さな画面で満足に使えるアプリがなかったのです。少なくとも、7,8年前は。


 しかし、私はこれまた出会いました。Jota+というアプリに。

 当時は知名度が全然ないアプリで、いつサービスが止まってしまわないかとハラハラしていましたが、2021年現在に至るまで高頻度のアップデートが入っていることから保守態勢は万全で、使用感もこの上なく安定しています。

 無料版では広告が入るようになりましたが、一度数百円課金してアップグレードするだけで永久にこの万能ツールが使えるため破格の値段という印象です。

 ちなみに私は、人生初課金アプリがこのJota+でした。


 Jota+は上記に紹介したMeryと同様に、執筆する際に設定したいアレコレをしっかりカバーしているアプリになります。

 使用感はかなり近いです。



【クラウドについて】

 私が試したことのあるクラウドは以下の3つです。

・Drop Box

・Google Drive

・One Drive


 そして現在使用しているクラウドは以下の2つです。

・Drop Box

・Google Drive


 本当はSurfaceを導入しMS社サービスにつかり始めている今、One Driceが手軽で理想的です。

 しかし、使用出来ない理由がありました。

 それは、スマートフォンのOne Driveのアプリでテキストが利用できないのです。

 もし、こちら利用できる方法がありましたら(もしくは現れましたら)是非お教えください。。。

 私の使い方が悪いのか、書式なしテキストとしてクラウド上のデータからスマホ上で編集ができないのです。

 そういった理由から、使用を断念しました。


 また、クラウドを2種類使っていることにも理由があります。

 どちらもたまに、共有が不安定になるのです。

 スマートフォンやラップトップで編集したデータがうまく反映されず、反映されないデータを上書きして執筆データが消失──。

 そんな悲しい事件が、何度もありました。

 しかし、それでも、クラウドの便利さに一度慣れてしまうと戻れないものなのです。

 そういった理由から、どちらかが不安定になったら別の片方を一時的に使う、といった運用方法をとっています。

 最近ではアップロードが上手くいかずこのままいけばデータ全消滅、の前兆がわかるようになってきたので、そのままローカルに保存したりスクリーンショットを撮るなどして回避をしております。



【プラスアルファ】

 執筆ライフを豊かにしてくれたサブスクリプションサービスです。

 まんまと無駄にお金を使わされている気分でサブスクを嫌っていた私ですが、実際に使ってみると(自分の生活パターンに合っていたサービスを見つけられたことが大き買ったと思います)支払う毎月の金額以上に、時間コストを節約できたり、パフォーマンスを向上できたりしたので、その紹介になります。


~Amazon Prime~

 私は小説好きであると同時に、大の映像作品好きです。

 映像作品などという回りくどい言い方をしたのは、映画やアニメーションに限らず、YouTubeで見られるミュージックビデオやショートムービーに強くインスピレーションを受けるためです。

 そんな様々なメディアでも、小説、漫画、映画、アニメを網羅したAmazon Primeは私にとって発想の宝箱のようなものです。

 しかも高コストパフォーマンス。

 なにせ、映画一本分の値段で2か月間使い放題のサービスですから。


~Spotify~

 私は上述のメディア以外にも、音楽をキックに世界を思い描くことが多くあります。

 そして、それとは別に作業中のモチベーション維持にも音楽が重要な要素を持っています。

 しかしながら、一度好きな曲やBGM集を見つけても問題があるのです。

 ひとつは飽き。

 もうひとつは、「この曲じゃない!」による僅かな集中の乱れ。

 それを、Spotifyは一気に解決してくれます。


 Spotifyが他の音楽サービスと一線を画して優秀な点は、ひとえにそのプレイリスト作成におけるAIの能力の高さだと思います。(これもまたあくまで私個人の感想です。ほかにももっといい点があると思います)

 様々な人や公式のAIが作成するプレイリストは、まさに上記二つの問題を解決してくれます。

 さらに、自動で新しい曲を紹介してくれるので(しかも自分の嗜好に合った!)自分の中の感情が常に新しいことへのワクワク状態に保てます。

 そして、そういったプレイリストが無数に存在しているのです。

 だからこそ、私はAmazon Primeで一緒にくっついてくるPrime Musicを使用せずに、わざわざSpotifyを契約しているのです。




 さて、ここまでお読みいただいた方、大変ありがとうございます。

 日々自分の執筆環境に悩み、試行錯誤していた私の現在の着地点と、そこに至るまでの簡単な経緯を上記にまとめてみました。

 この記事が少しでもお役に立てればと思います。


 それではまたどこかで。


 あなたの執筆が幸せでありますように。





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