第6話:VSノズー
( IωI)「では問題。次の文を英文にせよ。『私はノズーという名前です。頭脳戦で相手を倒します。いままでにたくさんの人を倒してきました。今ではVIP徘徊モンスターという役割になっています。』」
( ^ω^)「はあ?出来るか!」
( IωI)「中学生でもこれくらい出来るぞ・・・」
( ^ω^)「英語は苦手だお!」
( IωI)「じゃあ死んでいいんだな?」
( ^ω^)「よくないお!」
( IωI)「じゃあ、また特別ルールにしてやる。次、今のよりもっと難しい問題を出す。それに正解したら、最後の問題だ。それでいいか?」
( ^ω^)「いいお!」
( IωI)「では問題。『せんだい』駅はどこにある?」
( ^ω^)「ふふうん、地理マニアの漏れなら超簡単だお!宮城県と鹿児島県だお!」
( ^〜^)(あちゃー、めちゃくちゃ言ってるよ。もう終わりだな・・・)
( IωI)「ぐっ、正解だ。」
( ^〜^)「うっそーん」
( ^ω^)「おっおっおっ!」
( IωI)「では最後の問題だ。地球は、水半球と陸半球に分けることが出来る。水半球の中心と、陸半球の中心の国は何?」
( ^〜^)「なんじゃそりゃあ?陸半球ってなんだよお。」
( ^ω^)「地理マニアをなめんなお。水半球はニュージーランド、陸半球はフランスだお!」
( IωI)「うむ、なかなかやる・・・では最終ステージに突入だ。音楽記号『スフォルツァーンド』は、なんと表記する?全て答えよ。」
( ^〜^)「難しすぎだろおい!」
( ^ω^)「大昔、ピアノやったことあるからわかるお。sfとsfzだお!」
( IωI)「・・・」
( ^〜^)「やったか?!」
( IωI)「・・・残念でした、不正解。答えは、『sf、sfz、fg』の三つでした。では死んでもらいます。」
( ^ω^)「fgなんてあるのかおお?!」
( IωI)「ある。嘘だと思うならあの世でモーツァルトにでも聞いてこい。では、ジ・エンドだ。」
( ^ω^)「ぐおおおお!」
ノズーのビームがブーンに直撃。ブーンは消滅してしまった。
( ^〜^)「ブーン!」
( IωI)「さて、残りはお前一人だ。」
( ^〜^)「私一人で、冒険なんて出来ないよ・・・」
( IωI)「うるさい。まず私の出す問題に答えろ。ではいくぞ。光は一秒で地球を何周する?」
( ^〜^)「難しすぎるだろ!」
( IωI)「情けをかけて、だいぶ簡単にしてやったんだが・・・こんなこともわからぬか。では死んでもらう。ジ・エンドだ。」
( ^〜^)「ちょっと待って!まだギブアップとは言っていないだろう!」
( IωI)「それもそうだ。すまんかった。では答えてもらおう」
( ^〜^)「えっと、この前、ィョゥフスキーと雑談していたとき・・・」
( ゜ω゜)「暇だからなんかしゃべろぅょぅ。」
( ^〜^)「いいよ。」
( ゜ω゜)「そういえば、光って一秒で地球を何周するか知ってる?実はね、たった一秒なのに、七周は・・・」
( ^〜^)「くそう、この後が思い出せない!」
( IωI)「ジ・エンドだな?」
( ^〜^)「七周半だろう!」
( IωI)「・・・」
( ^〜^)(「七周」の後に何か言っていたから、おそらく半でいいんだと思うんだけれど・・・)
( IωI)「・・・正解だ。では最後の問題。『ペーパーマリオRPG』の100階ダンジョンに生息するモンスター『マホマホーン』。防御力はいくつ?」
( ^〜^)「ゲームなら得意だ!5だろう!」
( IωI)「くそう、正解されてしまった、ぐわああ!」
ノズーの体が消えていく。倒したのだ。
( ^〜^)「倒した・・・だけれど、ブーンとモララーが・・・」
ブーンとモララーが消滅した場所を見てみると、消滅したはずのブーンたちがいた。
( ^〜^)「ブーン!モララー!」
( ・∀・)「あれ?天国へのエスカレーターを上っていたはずなのに・・・」
( ^ω^)「モーツァルトに聞きにいけなかった・・・」
( ^〜^)「倒したら生き返るのか。よかったあ。これでまた冒険ができる。」
( ^ω^)「二回目のボスだというのに、強かったおなあ。」
( ・∀・)「うん。ブーンもやられてただなんて。」
( ^ω^)「でも、フェンリルが勝ってくれたお!」
( ^〜^)「あいつ、めちゃくちゃ難しい問題はいくらでも出せると思うんだ。だけれど、私のときはとても簡単だったから、もしかして、手加減していたのかも・・・」
( ^ω^)「ふーん。まあ漏れにとってはそんなことはどうでもいいお。だって、勝ったんだから。」
( ・∀・)「とりあえず、VIPの中心部まで行こう。」
( ^〜^)「おー!」
( ^ω^)(また体育会系だお・・・)