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序章:第二章
この世界には善と悪の二面がある。だが必ずしもその二つだけとは限らない。
織田緋色は真の敵を倒すべくして生きているとそう思っていた。実際は何も知らない無知だった。無力感と共にひとつの目的を抱いた。
俺が殺───
「緋色くん。どうしたの?中学二年生だっけ?君。」
「煽ってるよな?ぶん殴るぞ?」
「冗談、冗談。黄昏中に話しかけてごめんねー。」
「やっぱ煽ってるだろ!俺はアンタとは違ってちゃんとあのことについて考えてたんだぞ!」
「ごめんごめん。でも、考えたって仕方がないよ。今は準備するだけしか出来ない。」
そう。準備するしか出来ない。作戦実行に向けて。




