この状況どうすれば…
「ゆり」百合さんそろそろ離してもいいですよね?、あらそちらこそ離したらどうです?「くるみ」胡桃さんふふふ。
こんにちは麗夜ですただいま両方から腕を引っ張られちぎれそうです。
「あの離してもらってもいいですか?…」
「ダメです」「いやです」
なんでこうなったかと言いと1時間ほど前までさかのぼる。
体が治って清々しいほと軽い、屋根上を飛び回り移動できるほどに
「おーい麗夜」声がした方を見ると爺ちゃんがいた。
「爺ちゃん!」
爺ちゃんは俺が廃人になってもいつもどうり接してくれた一人だ、廃人になった日親父と喧嘩をしてた俺が集市「しゅうし」にいても聞こえるくらい大声だったな。
「今日はいつもより元気そうだなははは………すまない丹脈を治す方法はまだわからない。
爺ちゃんは優しかった俺が廃人になってから毎日治す方法を探してたときく爺ちゃんの目のクマを見れからにまた徹夜したのだろう。
爺ちゃんは優しすぎて、他人のために力を出しすぎて自分を大切にしないそんなところが嫌いだ。
「爺ちゃん見せたいものがあるんだ」
体が治ったばっかで魂力「こんりき」が全て戻ったわけではない、多少出せるくらいだ、ふー集合して、掌に紫に近い真っ赤な炎が燃え盛る、
「麗夜お前…」
それ以外は何も言わず抱きしめてくれた、「よかった」「よかった」と枯れた声で繰り返す、抱きしめられた背中から震えも感じた、喜びなのかそれとも何もできなかった悔しさなのか、今はどうでもよかった、俺もそっと爺ちゃんを抱きしめた。
何分経ったのか爺ちゃんは離れてくれた。
「麗夜治ったとはいえ今の魂力は何クラスだ?」
あー正直に言うとわからんてか忘れただけだ。けど忘れたとは言えないなぜなら1日連続休憩なしオール夏江家歴史をやらされるからだあの地獄はもうやだー。
「爺ちゃんクラスは何段階でしたっけ、爺ちゃんの方が詳しいからききたい」
…誤魔化せたか
… … …
「忘れたんだな…」
「いや忘れてないただ爺ちゃんにあのーそのー…すいません、忘れました。」
「はーまあよい」
「じゃ説明するぞクラスは6段階だそしてその段階ずつに下品、中品、上品、絶頂、と4段階ある、下から、霊獣、霊王、霊天、半霊神、霊神、の6段階だ半霊神は5大州でも2人しかいない、霊神は200年前から5大州のひとつ「めいしゅう」瞑州から一人出てから以降一人もいない」
なんか眠くなってきた。
「わかった爺ちゃんちょっと用事があるからもう行っていいですか?」
「どこえいくんだ」
「ちょっと集市に」
それ以外は何も言わなかった黙認でいいのか?
「おい麗夜これ持っていきな」
霊石と荷物指輪をもらった、荷物指輪とは亜空間の様なもの中に入れれば全て入れたまま入れた状態ではいる、取り出す時もそうだ。
「ありがとう爺ちゃん!」
ふん、自分の好きなようにやりな…
普段の体なら集市まで20分はかかるが今じゃ5分ほどでつく、いい体を持つものだな。
集市に着くといつも賑やかだ今日も変わらずね、とりあえず集市にきたのは薬草を買いにきたのだ、前の実力まで戻るために「百合花」と「桃花」と「嶺木枝」の3つだちょっと高いがまあー買え…あっ やべ俺の霊石袋俺の部屋に置きっぱだあーでも爺ちゃんがいれてくれてるだろ、10霊石…… 俺が自分の服を売った方が高いじゃねーの?はーこの3つを買うだけで1000霊石以上はかかるどうするか。
その時「よってらしゃいみてらっしゃい我らブラックサンダー兄弟に勝つと2000霊石をあげるぞ参加費は10霊石だ1体2でも2対2でもよし、これ俺のためじゃないか?にやけが止まらない、
俺がで 「私がでます」、 俺よりも先にピンクと白の服をきたロングヘアーの女性に先駆けされた、このチャンスを無くすわけにはいかない、
「俺もでます」
ん…不満そうにその女性から見られたが別にルール違反はしてない2対2で相手の許可が必要とは入ってないからね、 さすが俺!
「では、初め!」
俺の相手は二メートルはあるだろうの巨漢だ、武器は元々好きではから拳でやるのが一番だ。
ぬあああと走ってくる、巨漢の割には動きは早く武器のでも早い、
よっと、軽く体を捻って避けて頭部、腰太腿に三発入れたがまるで効いてない、
「硬いな」まるで岩だ、こっちがまだ苦戦してるが相方の女性はいつのまにか終わっていた。
「手伝いましょうか?」 まだ終わってないの?みたいな顔が苛立つ、「いらねー」…とは言ったけど俺の攻撃が通用しない、「魂力を使え」ん?誰だ わしだよわし、ロウだよ ロウさん あれいつでも会えないんじゃ、会えないだけで声が届かないとは言ってないだろ。 まあよいお主さっき爺ちゃんに見せた炎であいつを攻撃しろ、 わしがサポートするから。
とりあえず集中して、手に炎を生える、いいかそしてそのまま その炎を囲むようにして投げるんだ。
ぬあああ!ときた巨漢に俺の炎を投げた。
あー熱い!熱い!あーやばいこれどうやってコントロールするんだ! ロウさん! ロウさん! くそ
どいて! 氷術·冷却 どんどん火が消えた。
あーそのありが
ぱん!と 相方の女性に平手打ちをされた。
「あんた人を殺す気?、ただの勝負に魂力を使うなんて!はーコントロールできないのなら使うな、人を殺めるだけ」
……なんも言い返せない、とりあえず二人組には謝ろう
「あーその、すまない、殺す気は無かった、自分でコントロールできなかった。」
「あー大丈夫だ若いの死んでねんだから、後わざとじゃないのはわかったからな、これが報酬の2000霊石だそこは守らねーとな」
くそ、ロウの野郎、俺はあいつをなんともできない心の中?みたいなところにいるからな。
とりあえず必要な薬草を買ってすぐ帰ろうと思ったその時、「ちょっとお兄さんー少し時間ある?」
と二人の女性に話をかけられた、「ちょっと百合さん私が先に見つけたので私のでは?「いえ胡桃さん私が目をつけたので私のでは、「あのー」まだ話もしてないのに急に両方から腕を引っ張り始めた、何分続くいたのだろう、「百合さんそろそろ離してもいいですよね?、あらそちらこそ離したらどうです?胡桃さんふふふ。
そして今に戻る
あのーと話をかけようとしたら頭痛になった、そしてそのまま気絶してしまった、「ちょっと大丈夫ですか?!」それが気絶する前の最後の言葉だった。
「心の中?」
またここに来たかってロウおまえー…とロウを探してたら、ボコボコにされたロウとあの気の高い人がいた。
「すみませんでした!」え?