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5話 簡単なお仕事ですヨ?

「では。アホな旦那様のお話では全く理解できませんので、

 私の方から詳しくお話させていただきます。

 まずはこれを」


そういうと、小冊子を渡してきた。

『セブンスワールドオンラインへようこそ!』

と大きく記載されている。

どこかのテーマパークか何かの話で、そこのイベント系お手伝い的なものかな?

それならパパの「お姫様」発言も理解できそうだけど・・・。


「これは『セブンスワールドオンライン』というゲームのお話です」


ゲームかぁ。恵子が好きそうだなぁ。

色々と現実世界とは違う世界をーーーーとか

VRMMO初のフルなんとかーーーとか

痛覚処理もありーーーAIのレベルがーーーとか

説明が続くが言っている事が難しくて頭に入ってはこない。

ページをめくりながら絵柄がきれいとかお城だなぁとか。

モンスターみたいなのが居るんだぁとか思って最終的に聞いてみる。


「えっと、郁子さん。要するに私にゲームをしてって事ですか?」


「そうなりますね・・・ですが・・・

 お嬢様はあまり理解できてない感じですか?」


すぐに察するのがこの有能メイド。


「あは はははは・・・はい・・・よくわかんないです」


郁子さんには「はぁ」とため息をつかれてしまう。

「ちょっと旦那様・・・これは私がサポートするしか・・・」

そして何やらパパと相談している。


正直な私は頭が特別いいわけでもないのだ。

聞いただけで理解できるような知能は持ち合わせていない。

勉強だって繰り返しやって覚えるものだしね。

つまり、普通ってことですよ。

ただ、疑問があった。


「初めて知ったけど、パパの仕事ってゲームで遊ぶことなの?」


そう、これはアフロ?ゲーマーとかなんとか言っていた気がする。

恵子ちゃんのパパママがやってるお仕事だ。

そんなに稼げないような事を言っていたのだけれど。

大丈夫なのだろうか家の家計は。

メイドさんとか雇ってるし。

メディカルなんとか装置とか導入しているし。

高級マンションだし。いや、ほんと大丈夫なのだろうか?


「いや、違うぞ? パパは作る側だ。開発者というやつだな」


「あ、そっちもあるんだね~」


「そっちとかわからんが、まぁ今回大規模な運用テストがあって、そこでの運営側のスタッフとしてゲームに参加してもらうつもりでいる。」


そういうお仕事のアルバイトなんだそうだ。


「今までゲームとかした事なかったけど、まぁお手伝いするのはいいよ?」


「おお、やってくれるか?パパはかなりうれしいぞ!娘の成長を見れたきがするなぁ」


それから数日は、家の中が少し騒がしかった。

色々と機材が持ち込まれ部屋に設置していく。

どうも見た目では解らないように屋根裏等に配線などされているという話だ。

部屋が大変な事にはなっていないのでよしとした。

そして約束事項の一つに運営側である私がこの仕事をしている事を関係者(ここではパパの勤めるゼーライオン社)の人以外には言わないように言われた。

そして迎えた当日。


「お嬢様。このヘッドセットを付けて横になってください」

「はーい」


サクッと被るゴーグルみたない機械。

寝るのに問題無いようにできているらしく、あまり違和感なく装着できた。


「起動するのは音声認識かヘッドセットの右側のスイッチです」

「えーっと、スイッチは押すのが面倒だから、『リンクスタート!』」

「10秒程で睡眠状態になりゲームの中に入ります。

 中で待機してお待ちください。案内の者が来ますので。」


そう言われたのを最後に意識が無くなった。

と思ったら、目の前が変わり明るい豪華な部屋に来たのだった。


「え?どうなってるの?これ・・・」

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