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18話 紳士の反対って?

前回までのあらすじ

ゲーム内の不具合の説明に駆り出される

実際にその不具合体験をする

最後に現れたのは美少女だった!だった!だった!(エコー気味で)

目の前に現れた銀髪美少女。

身長から年齢が10歳くらいなんじゃないかと思われる。

銀色の髪が左右で結ばれており余計に幼さが出ている。

真っ白い新雪の素肌にエメラルドのような深い緑色の瞳がこちらを見ている。

そしてその下に桜色の唇がありそれが花開くようにゆっくりと動いた。


「ブチャーケドゥーデモゥウィイ(こんにちわ)」


「!」


残念すぎる・・・やはり普通に会話が副音声だ。

席に着いた美少女が変な事を言っている。けれど言っている事は普通に聞こえる。

何を言っているのか解らないけれど私にもちょっと理解が追い付かない。

そしてかろうじて「こんにちわ」と挨拶を返す事ができた。

そして、こっそり振り返りソファーの後ろのユークに声をかける。


「ねぇ、ユーク。この娘ぶっちゃけどうでも良いとか言ってないよね?」


「姫様。まだ挨拶しかされておりませんよ?」


そうだよね。私の空耳かなぁ。

まぁこんだけ可愛ければ私の妹に欲しいくらいだ。

こう抱っこして頭をナデナデしたくなる感じだよ。

そして、少女の自己紹介がはじまる。


「ローリーコンチカ、ヨラーナ・イウィデ・クダサイ(ティアーナ・ハリーロッシュ、10さいです。ティアって呼んでね)」


心でも読んでいるのだろうか?

ギギギと首を動かしユークに涙目で訴える。

ちょっとくらい頭とかナデナデくらいは良いんじゃないかな?と。

宙を泳ぎワキワキと指を動かすその手を見てユークは言った。


「姫様、イエス、ロリータ。ノータッチですよ?」


それどこかの昔のとても偉い紳士の格言だった気がするわね。

教科書に載ってたかしら?


「えっと、ティアちゃんは一人でここまで来たの?」


「ヴォッチ、アツカーイスン・ナ(うん、ソロプレイヤーだよ)」


なんか、心が折れそうになる。

すごく可愛く笑いながら罵倒されているんだけど?

でも内容は普通の事なんだよ?

なんだか変な扉が開きそうだわ。


「どうですか姫様?この娘を側付きの護衛にしてみるのをちょっとおすすめしますよ?」


後ろからユークがそんな事をいう。

あははは、でもまぁ嫌いじゃないよ?

だって可愛いんだもん。

姉的な人は今までいたけど妹的存在は皆無だったから余計にそう思ってします。

まぁ姉的なのはユーク似でちょっと頭がおかしいときあるんだけど。


「オネェ~チャン?」


ん?今、この娘が副音声無しだった気がするんだけど?


「コソコソハナシテンジャネーヨ?(どうかしたの?)」


やっぱりそんなの空耳だった。


「ううん、なんでもないよ。

 それより護衛のお仕事なんだけど大丈夫かな?

 怖い思いをするかもしれないし危ないかもしれないよ?

 怖いかもって思ったら断っても良いいのよ?」


しかしこんな子供をまぁよくも連れてきたものだ。

護衛のお仕事の面接で連れてきたのだろうか?

この娘なんかお菓子を頬張っているけれど?


「フッキミー・ハボクガ・マモール?(だいじょ~ぶ~。私つよいんだよ~?)」


これ普通に発音されたの聞けばイケメンさんだなぁ。しかもかわいい。

ううっなんて尊い!

国で保護すべきなんじゃないか?


「そ、そうなんだ。うん、じゃぁ私の護衛してみる?」


「オサワ、リキンシデ(いいよ~)」


駄目なのか?いいのか?ちょっと解らないけどまぁ良いとしておこう。

頭撫でるのくらいはいいよね?

振り向くとそこに笑顔のユークがいた。し、知ってたたけど。


「さすが姫様ですね。この方が今の所流れ人では最高レベルの方ですよ」


「そ、そんな強そうに見えないよ?」


「センパイと一緒に姫様の護衛をするとな?

 それはこの私を倒してから行け!」


え?誰この人。先輩って事はユークの後輩なのかな?


「貴女は黙って居なさい。護衛等名ばかりでしょう。この国はものすごく平和なのですから」


見た目はただのメイドだけど・・・。

ひょっとして頭のねじが数本飛んでるとかのおかしい所があるのかな?

既に言動がおかしいのは分かっているんだよ?


「いいえ、センパイが私を!連れてかないのに!この小娘を連れて行くとか!納得できません!!!」


一緒に来たいだけの人かなぁ。

しかも微妙にトラブル臭がする人だ。

それはユークも理解しているようで。


「言いたい事はそれだけですか?」


「はひ?ヒィィィッィイダダダダダダダダーーーーーーーーーー!!!」


そしてユークに頭を掴まれアイアンクローされた彼女は絶叫した。

この世界でも普通に痛みがあるのだ。

さらに言えば死の概念がちゃんとあると教わっているので・・・。


アレは痛そうだ。


そんなわけでなんだかんだで護衛が一人着くことになった。

しかもプレイヤーさんである。

実在する人にゲームの中で会うのは今回が初めてだった。


「ホッター、ラカシカヨー(私はどうすればいいの?)」


そして放置気味の幼女に気が付くとユークが説明のためにと別室へと連れて行った。


後で判明した話であるが・・・。


ティアーナちゃんは現在、私と同じ日本在住らしい。

今現在日本語もある程度話せるというので、

あの変な喋りも減るのかもって所だ。


ユークに連れられて、お話のあと戻って来たティアーナちゃんは、

服装が冒険者風からメイドに変わっていた。

く、カワユス!

評価はこの下の方にありますのでよかったらお願いします。

モチベーションアップの為にもおねがいしますw

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