極めて個人的な欲求を満たす武器防具解説 第四回「けん編」
番外編の途中に設定集をねじ込むことを恐れない勇気、ぼくは敬意を表するッ!!(自画自賛)
順番は光栄なことに有志の方々が作ってくださったwiki参照しています、実は頭からすっぽ抜けた設定やら過去に書いたお漏らし設定感想返しの確認のために使ってたり……(ごにょごにょ)
あ、自演編集はしてないですししません。そういうのはなんか違うかなって
・皆伝の手甲
職業「修行僧」限定で発生させることができる「修行」クエストを最終段階までクリアすることで獲得可能な武器。
耐久力に秀でており、さらにある程度の火力もあるとなかなかの性能だが修行僧の上位派生職業「破壊者」の特性的にどう考えてもそっちの使用法が本命。
自身がこの武器の所有権を持ってさえいなければ修行クエスト最後の一つをクリアすれば何度でも貰えるので、他人に預けるなどしてこの武器を大量に集めた上で砕きまくる「無限破門拳」が一時期流行った。
・紅蓮海の拳帯
とりあえず出したはいいが出番がなくてどうしよう武器筆頭。
悪巧みできそうな能力をしているが火力方面での補正がほとんどない上に素材元が深海の住民なので普及にはまだまだ時間がかかる。とはいえどっかの鳥面が過程を三つくらい吹っ飛ばしたせいでアラバ出現及びプレイヤーと魚人族のコンタクトが実現したのでその時は案外近いかもしれない。
ちなみに全体的にサメっぽいが快男児なアラバ夢勢は着々と増えている模様、そいつ変態と組ませると大人しくなるから受け適性もありますよご婦人方。
・喪失骸将の斬首剣(焔将軍の斬首剣)
レアモンスターのドロップ武器、首切りリア充ヴィンセントの両手剣であり首を狙えばダメージ補正が入るだけの武器……と、思われていたが実はクソ強特大剣の合成元、という驚きの隠し設定があった。
設定的には英傑武器でもおかしくはないのだが、むしろ嫁ヨハンナの方がヤバいのでレアドロップに落ち着いた。名将の嫁は傾国 (物理)の女。
・殺戮者の魔剣
みんな覚えてますか? オルスロット君が持ってたアレです。
PKをやりすぎると獲得できる剣、特定詠唱で起動状態になりちょっとグロい感じで肉体と一体化する。
対人特化のダメージボーナス、HPドレイン、ステータスデバフ付与など人を殺すことに特化している。
実は分類的には聖剣や実現杖と同じカテゴリの凄いやつなのだが使い手が姉によって噛ませにされた弟だったり、華々しく散る寸前の姉だったりと恵まれなかったのが不幸の始まり。現在はインベントリアの重鎮として君臨している。
ちなみに一定期間プレイヤーの血を吸わないとヤバい……あれれ?
・大海峡
家賃無料だがリビングのみ、むしろ大家が身銭を切って家を修復してくれたりする。ちなみにネレイスは渦潮の精霊、とりあえずその場でローリンガールしていたところをアラバと出会い、なんやかんやあって存在を得て今の形に落ち着いた。
精霊の性質上、存在を固めてくれた相手にはぞっこんラブになる。つまりそういうこと……ジゼル? あれはただ独占欲が強いだけ。
・超猫じゃらしLv.100
イムロン作、櫛を思わせる異様な形状の剣。ザリザリ削っていく。
シャンフロの鍛治は思考読み取りと手の動きでおおよその形を割り出すので見た目だけならイメージ力と器用さのどちらかがあればなんとかなる。
ちなみにイムロンが酒を飲んだ状態で作ったので変なネーミングになっているが、酔った勢いで大量のレアアイテムをぶっこんだ為に1アクション30ヒットという狂った性能の剣が完成した。別名食いしばり絶対殺すソード、しかし皮肉なことにオークションに出品されたアルティメット猫じゃらしを購入したのは食いしばりの権化のような女であった。
・傑剣への憧刃
みんな大好きデュクスラム君、デュクスwwwデュクスwww
クリティカル判定さえ出せばマシュマロからアダマンタイトまで等しくノー反動で斬ることができる。実際はそこまでクリティカルを連続できる者は少ないのでまぁ便利だね、程度の武器。ただし鳥面が持ったことであらゆる敵と戦うべく酷使される運命を決定づけられた。
モンスターの素材を用いない鉱石系武器の一つだが、必要素材の入手難易度は下手なレアモンスター乱獲よりも難易度が高い。旧大陸で作る場合は蠍達の球技大会に飛び込む必要があるし、新大陸で作る場合でも面倒な赤いやつをどうにかしないといけない。ノワルリンドも大抵ねちっこいが赤いほうはなんというかいちいちこすい。
・海喰の剣
深海ソード、汎用武器だが作成難易度は高い。搭乗予定は未定だが最終段階まで強化しようとした場合、深海三強の影がちらつき始める。深海モンスターと戦う為に海喰の剣が必要でそれを作る為に深海モンスターの素材が必要で……(以下ループ)
・魔剣ラス・ペガシアス
耐久度を削る魔剣。シャンフロに於ける「魔○」は使用者の魔力を消費して何らかの効果を発揮する武器の総称。これはスキルと魔術の違いに関与してくるので地味に大事。
汎用作成可能な武器としては破格の能力を持つが能力の優先度が低めなので優先度上位の耐久減少無効系の効果には弱い。心を折れど、鋼を割れど、憧れだけは砕けない。
・インペリアル・ファイブ
厳密には五種類あるインペリアル・○○のシリーズ名。本来は五人パーティで運用するのが正しいのだが剣聖ジョブが発覚し、研究が進められる中で「あれこれ同一パーティ内で同時運用すれば効果発揮するなら、従剣劇でイケるくね?」となったのが事の発端。
実際剣聖ならば五本のボーナス補正をすべて受けることができるがステータスバフ効果しかない上に従剣劇の枠を潰すのでネタの領域からは脱出できなかった。「そもそも剣士五人のパーティ自体ネタでは?」は禁句。
・ドミネイオン
支配者の剣。使い手に莫大な力を齎すが、その力に溺れれば最後、剣に支配された哀れな傀儡が生まれることになる……
とご大層なことを言っているが自傷ダメージをコストにSTRとDEXにバフを付与する。支配者という割にアシスト効果。
実際、右手にこれ持ってステータスを上げつつ左手に本来なら装備できない武器を持つ自傷二刀流がベターな使い方。
・イヴィロミス
邪悪なる約束。剣に宿りし悪魔は結んだ約束に基づき使い手に恩恵を与える。しかし忘れることなかれ、悪魔の契約はどこまでも邪悪な代償を強いる……
とご大層なことを言っているが自傷ダメージをコストにクリティカル判定を緩めてくれる。地味に「コスト→効果」ではなく「効果→コスト」なので油断しているとドヤ顔で効果使った後に自滅する。
・ヴァンダルグレイ
破壊の灰色。エリア「冥府への不暁不窟」に出現するレアエネミー「グレイ・テイカー(擬人化に失敗したコウモリみたいな奴)」の素材から作ることができる剣。
使い手の血を啜り、凶戦士の破壊衝動を使い手へ流し込む……
とご大層なことを言っているが別にバーサークモードになったりはしない、なんなら自傷効果を使った後に茶を飲んで一服リラックスだってできる。効果としてはスタミナの消費速度軽減及びダメージボーナス。
・ファンクファング
型破りの牙。死してなお武器として牙を残した獣は、今もなお見境なく全てに食らいつく。それは使い手の手であっても同様に……
とご大層なことを言っているが自傷ダメージをコストに装甲値貫通効果を付与する。通常は剣単体に付与されるのが常だが、なぜかこの武器だけは使い手の持つ剣全てに効果が適用されるので剣聖ビルドなら作成を推奨される一本。
あるいはそれは、異様な牙を持つ獣が遺した遺志であるのかもしれない。
・グラットブラッド
強欲の血。
グラットブラッド持ってない奴はユニーク自発できない
グラットブラッド有り:プレイヤースキル高い・性格良し・会話も楽しい
グラットブラッド無し:プレイヤースキル低い・厨房率高い・面白味の無い奴
言っておくけど私は既にグラットブラッド持ってる
これ手に入れてからはうらやましがられて尊敬されてる
クランでも発言権強くなり、私にまともに口答えできる奴いなくなった
グラットブラッドを持てるほどの実力=一流の廃人
廃人=上手いという公式が成立
これまででも十分にグラットブラッドの勝ちは圧勝に決まったのだがさらに攻撃は続く
次は見た目に注目するのだが グラットブラッドは尖った部分が多くあの部分でさらに敵に致命的な致命傷を与えられる
色も黒っぽいのでダークパワーが宿ってそうで強い
ちなみにダークパワーっぽいのは「剣聖」が持つと光と闇が両方そなわり最強に見える
「神秘の剣」が持つと逆に頭がおかしくなって死ぬ
・ウロボロッサ
無限の蛇の髭。万象全ては流転し巡る、血肉は地へ還り、新たな血肉の礎となる。それこそが「律」であり無限の蛇が蓄えた髭は代償と恩寵を巡らせる……
とご大層なことを言っているが自傷ダメージをコストにHP・MPドレイン効果を発動する。体力を減らしたのか増やしたいのかよく分からないがドレイン値は高めに設定されているので廃人御用達。
思わせぶりな設定だがゴルドゥニーネとは全く関係がない……わけではなく、作成者がゴルドゥニーネにインスパイアを受けたというフレーバー設定。
だがそもそも奴は無限(巡り巡って元の場所に戻る)ではなく無尽(戻ることなく、終わりなく前に進み続ける)なので解釈違いの地雷武器。これにはゴルドゥニーネちゃんもおこ、いや基本的にいつも激おこだけど。
二話が「刀・短剣・槍編」になるか「がんばれオリオン 〜僕が料理人になった理由〜」になるか、はたまたそれ以外になるのかは書いてる本人も決めあぐねてます