表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/47

第16話 ~生徒会in桐谷家 その1~

 何でこうなってしまったんだろう。

 目の前にあるのは俺の家。どこをどう見ても、物心ついたときからこの目で見てきた一般的な家庭が住んでいると分かる二階建ての家だ。

 まぁ目の前にあるものはおかしくない。

 というか、学校から帰ってきて自宅がおかしかったら即行で親に連絡している。仕事中で申し訳ないと思うけどそれ以上に優先すべきことだからね。

 いったい何がおかしいかというと……それは俺の後ろにいる存在なんですよ。


「ここが桐谷の家ね。実に平凡って感じ」

「おい恵那、失礼だろ」

「ねぇねぇ千夏、真央くんの家の中って真央くんの匂いがするんだよね?」

「えぇそうよ。というか、桐谷くん以外の匂いがしたら大変だと思うわ」

「お前らってどこに来てもブレねぇな。いきなり来て申し訳ないって気持ちねぇのかよ」


 今ので分かるとおり、俺の後ろには生徒会ご一行様がいる。

 何でいるかというとだな。

 現在は少し時が流れ1学期末のテスト直前。それで今日は昼まで土曜学習があった。

 テスト前だと部活動が休みになる学校も多いと思う。

 しかし、生徒会は普通の部活動と違ってテスト前でも活動するのかと思って生徒会室へ行くわけです。すると……生徒会室では勉強会が開かれていました。

 仕事の有無を聞くと無いと判明。なので用もないのに学校に残る理由もないので帰ろうとしたんですよ。そしたら


 桐谷くんの家に行きましょう。


 と何の前触れもなくある先輩が発言したんですよね。

 それに心がお子ちゃまな先輩とノリのいい同級生がフィーバー。小さい先輩とボーイッシュな同級生は会話に参加してなかったけどね。でもあれは助ける気はなかったと思う。

 もちろん俺は反対はしたよ。でもね


『桐谷くんの家の場所知らないと困るわ。もし休んだときに大切な書類とか資料があったときに届けられないじゃない。ついでに勉強会も桐谷くんの家でしましょう。私が勉強見てあげるわ』


 と言われてしまったわけですよ。

 それらしい理由に反対もしにくく、何より高校生だけにテストで赤点を取るのは不味い。うちには俺よりも上の兄妹がいるわけでもないため、誰かに勉強を教えてもらうこともできないし。その先輩は学年でトップクラスに頭が良いわけだし。

 ちゃんと勉強を見てもらえるなら……ということなので仕方なく了承したというわけです。それで今に至る。


「奈々、桐谷くんの許可は取ったじゃない。申し訳ないって思う必要はないわ」

「いや少しは思えよ。キリタニと小さい頃からの付き合いじゃねぇんだから。親御さんだっているかもしんねぇだろ」

「大丈夫、ご両親と上手くやる自信があるから」

「月森先輩、何であなたは俺の嫁みたいな立ち位置なんですかね?」

「もう、俺の嫁だなんて桐谷くんったら」


 あなたも秋本に負けないくらいキャラの引き出しが多いですね。

 Sッ気がある人って大抵色んなキャラを持ってるもんなのかね。そういやSってサービスのSとかテレビでチラッと聞いた気がする。

 故に相手が喜ぶような人間になれるってことならキャラが多いのは必然なのかもしれない。

 だけど、これだけは言っておきたい。

 俺はあなたにキャラを変えてほしいとは望んでないです。そもそも月森先輩、あなたの普段のお姉さん的なキャラって演技ですよね。

 この前生徒会室で俺が胸見たってことを秋本が言ったとき、胸を隠しながら顔真っ赤にしてましたし。あれが先輩の素……はい、これ以上考えないのでその不気味なほどイイ笑顔やめてください。


「とりあえず中に入りましょうか。あぁそれと氷室先輩、両親は仕事で夜まで帰ってこないんで気にしなくていいですよ」

「誠、親いないんだってよ。これは……」

「えっと、つまり、その……」

「そう! まさに……!」

「そこの2名は今すぐ帰れ」


 そう吐き捨てて、家のドアに手をかける。

 何で秋本と誠は昼間だというのに考えることがあっちなのだろうか。平日はまだ授業が終わった後だから時間的に分からんでもない。これから夜に向かうって時間帯だからな。

 今は夏なんだから夜の7時くらいまで明るいだろってツッコミはなしでお願いね。多分気分の問題のところだからさ。俺だって理解できないのを頑張って理解しようとして色々と妥協してるわけだし。

 話を戻すが……年頃の男子である俺でさえ、そこまでエロいことは考えないぞ。平日は月森先輩とか秋本の所為で考えさせられるけどな。


「ただいま」

「ん、おかえりー」

『お邪魔しま……』


 どうなることやらと思いながら家の中に入ったものの、意外と生徒会のメンツは礼儀正しかった。何故か途中で止まってしまったが。

 途中まで言ったのなら最後まで言おうぜ。

 そう思いながら振り返ると、何やら全員驚いた顔をしているではないか。何に驚いているんだと思い、全員の視線の先を見てみる。

 視線の先に見えるのは、家の廊下。そこに立っているのはリビングにでも行こうとしていたであろう妹の亜衣。

 廊下に驚くような物はないので原因は亜衣にあるだろう。

 考えられる原因は……俺と亜衣が似ていないから妹だと思われておらず、俺が女を連れ込んでるというパターン。実にエロい生徒会らしい思考のひとつだろう。

 これ以外となるとだ……しいて挙げれば亜衣の服装だな。

 亜衣の今の服装は、上は胸くらいしか隠せておらず下は何も履いていないのでパンツが丸見えだ。ちなみにオプションとして右手に棒アイスを持っている。その棒アイスは現在亜衣の口の中に入っているぞ。

 くそ暑い中、学校から帰ってきた兄の前で美味そうにアイスをひとりだけ食べているとは……それは兄への当てつけか。

 などと思っている場合ではないだろう。

 よくよく考えれば、今の亜衣の姿は見慣れた俺からすれば普通の光景だが他の人はおかしな光景だと言える。故に今考えたどちらか、または両方の理由で生徒会のメンツは固まってしまったに違いない。


「なぁ亜衣」

「ふぁに?」

「アイスを抜いて話せ、といいたいところだが、まずは着替えろ。人が来てるんだから最低でも下に何か履け」


 俺がそういうと、亜衣はポンと音を鳴らしてアイスを口から抜いた。

 何で音を鳴らすかなお前は。それを見せられるこっちは、アイスをいかにも美味そうに味わって食べてる感じがして妙にイライラするんだぞ。


「そういやそうだ。最初に言ってくれよ」

「ただいまの次に言っただろ。いいからさっさと着替えに行け」

「んー」


 亜衣はアイスを咥くわえて返事を返すと、マイペースな足取りで自分の部屋へと歩いて行く。

 いつまでも玄関で突っ立ってるわけにもいかないので靴を脱ぐことにした。しかし、俺はここで自分が犯した致命的なミスに気づいてしまう。

 普段ならきちんと靴の先をドアに向けた状態で脱ぐのだが、今回はそれをせずに上がってしまった。

 つまり……いつものように揃えようとすると、段差の関係で屈まなければならない。それは生徒会のメンツにパンツを見る気か、などと言われても仕方がない状況だと言える。

 いつも行っていることはしないので微妙な気分になってしまうが、長い1日になりそうなだけに最初から疲れるような展開にはしたくない。なので靴を揃えるのは諦め、単純に生徒会のメンツの方に振り返ることにした。


「突っ立ってないで入って構いませんよ」

『……ちょ、ちょっと待って!』


 ハモった声で静止をかけられたぞ。せっかく冷たいお茶でも出そうかと先にリビングに行こうとしていたのに。そこはお邪魔します、でいいでしょうよ。


「何です?」

「いや、えっと、その」

「桐谷、あの子誰さ?」

「俺の妹」


 質問されたので嘘偽りのない返事を返した。

 しかし……信じがたいというニュアンスに聞こえる「妹……」という言葉が会長を除いた全員から微かにだが聞こえた。会長だけは「そっか、妹さんかぁ」と、亜衣の存在に納得しているようである。

 反応からして会長以外が次に発する言葉は大体想像がつく。

 普通なら失礼にあたるだろうが、この連中は非常識の塊。堂々と言ってくるに違いない。


「えー桐谷くん、血は……」

「繋がってますよ。月森先輩、似てないってのは俺も分かってますが、義理の妹と……みたいな発想は捨ててくださいね」


 それと秋本と誠は妄想するのやめろ。

 誠は妄想すると顔が赤くなるから誰だって分かると思う。どうして秋本まで分かったかと言うと……

 秋本は誠のように顔は赤くしていないが、何やらブツブツ呟いている。しかも妙にテンションが上がっているように見えるのだ。なので善からぬことを考えていると推測するのが自然だろう。


「ええ……そこまで動揺もせずはっきり言われたからには実の妹さんってことは信じるわ」

「そうですか、じゃあさっさと入ってもらえます? 誰か来た時に迷惑なんで」

「そうね。でもあとひとつだけ聞いていいかしら?」


 変な誤解をされたくないので別にいいのだが……玄関のところでやらないといけないことだろうか?

 いや、先輩もそのへんは分かってるだろう。

 この人は特定の相手(弄っても問題ない生徒会メンバー)以外には迷惑がかからないようにする人だろうしな。学校じゃ何の噂も立ってないし……美人とかそういうのは別だろうけど。

 だからあまり長くなるような内容じゃないだろうし、さっさと終わらせたほうが賢明か。


「なんです?」

「妹さんって見た目からして中学生くらいよね?」

「ええ、それが何か?」

「そのね……私だけじゃないと思うのだけれど、中学生って思春期を迎える頃でしょ。女の子って男の子に比べたら早熟なことが多いから妹さんも迎えてるわよね?」


 そりゃ迎えてますとも。そこにいる生徒会長様じゃないんですから。

 会長さん、何で俺が見てるんだろうって首を傾げなくていいです。それが分かるならあなたは天然でもないし、ちゃんと思春期迎えてるだろうから。


「迎えてると思いますよ。で?」

「で? って……だからさっきの妹さんの服装がおかしいって思うのよ。思春期の女の子が、兄とはいえ年頃の男子の前でする服装じゃないわ」


 と言われても……亜衣が自分でやってることだしな。

 あいつが見られてもいいのなら俺は別に構わないし。あいつの下着姿に欲情とかするわけでもないし。

 そもそも……夏場になったら毎日のように見てきた光景だしな。あいつのああいう姿は誰よりも見慣れている。やましい感情なんて湧かないんだよな。


「先輩、世の中には腐るほど人間がいるんですよ。うちの妹のように家族になら見られても平気ってやつもいますよ」

「……まぁいてもおかしくはないけれども。あの子の将来心配じゃないの?」

「別に。あいつの人生ですし。それに別に露出狂とかでもないですから。普段は家族以外の前では下着は見せませんよ。今日は先輩達を突然連れて来たからあの姿だっただけですけど」


 堂々としていたのは先輩達が女だった……からだろう。

 下手をしたら男の前でもあの格好で堂々としている可能性もあるが。ここ数年男友達を連れてきていないので実際のところは分からないけどね。

 男友達と遊ぶときは俺がそいつの家に行っていたし。ほら、俺の家だと妹がいて友人が気まずかったりするだろうから。俺からすれば見慣れた妹だけど友人から見たら可愛い美少女かもしれないし。


「先輩だって自分の家では俺の妹まではいかなくても気楽な格好するんじゃないですか? 秋本とかは俺の妹と同じレベルだと思うけど」

「ちょ、何で知ってんのさ!?」


 知ってるわけないだろ。お前の性格から推測しただけだ。

 お前って亜衣に似てがさつなところありそうだし。寧ろ亜衣よりがさつな気がする。一応亜衣は家事とかできるから部屋綺麗だし。


「……まさか、桐谷」

「お前のストーカーとかしてないぞ」

「あ、あんな姿見られたかと思うと恥ずかしい」


 何で続けるんだよ。俺はお前の家の場所知らないからな。お前と初めて会ったのもこの前の生徒会役員の顔合わせのときだから。


「あら、大丈夫よ恵那。私の方が凄いから」

「いや、あたしは桐谷の妹レベルですよ。それより凄いって、先輩はどんな格好するんですか」

「ふふ、私は……は・だ・か、よ」


 …………。

 ……何さらっととんでもないこと笑顔でカミングアウトしてんの!?

 今回のはマジでやばい。だって俺だけじゃなくて全員が驚いてるから。会長はとりあえず俺達が驚いたから合わせただけだろうけど。何でこういうときだけは空気読めるのあんた。

 って会長は今はどうでもいい。

 裸って何だよ。亜衣の服装からの流れからして風呂とかの話じゃないよな。月森先輩って家の中じゃ裸なのか……それって露出狂だよな。秋本と同じように、実はM、疑惑が浮上するとは思ってもみなかった。

 裸の月森先輩……白い肌が丸見え……あの爆乳と呼べる胸がきっとすっごく揺れる。

 ……だぁぁぁぁストップ、ストップだ俺!

 まだ昼だぞ、考えるにしても先輩達が帰った夜だ。このまま考えてたら鼻血出るから善からぬことを考えたってみんなにバレる。

 バレたら最低、という冷たい視線で見られるに決まってる。下手したら家族にも見られかねない。

 ……よし、最悪のパターンを考えたら落ち着いてきた。


「月森先輩、人の家で爆弾のような冗談言わないでもらえますか」

「ふふ、ごめんなさい。でも桐谷くんは良かったでしょ」

「何がですか?」

「夜のオカズ」


 昼間っから、そんなことさらっと言うなァァァァァッ!

 あんたの所為で意味が分かってない会長以外は顔真っ赤だろうが。ごめん違った、秋本は顔赤くしてない。こいつは月森先輩側の人間だったよ。


「オオオオ……」

「マ、マコト、それ以上言ったら殴るぞ! チ、チナツ、テメェも昼間っからぶっとんだこと言うんじゃねぇ!」

「昼間がダメってことは、夜はいいのね。何時に電話すればいいかしら?」

「そんな内容で電話すんな! テメェな、この前わたし達の前で失態を晒したからって、今日のは冗談が過ぎるぞ!」


 氷室先輩、もっと言ってやっちゃって!

 会長は話についていけずにオロオロしているなぁ……話がややこしくなるのはご免なので、あなたはそのままオロオロしておいてください。

 状況を悪化させそうな秋本は……誠の耳元で何か囁ささやいているな。

 その内容は間違いなくエロいことだろう。だって誠の顔が赤いから。秋本を止めたほうがいい気もするが、放置しておいてもまあ状況は悪化しない。今は月森先輩の方が優先なだけに放っておこう。


「もうそんなに怒らないで。私もさすがに言い過ぎたと思っているから。これでももっと言いたいのを我慢しているのよ」

「知らねぇよ! そんな冗談ばっか言ってると友達なくすぞ!」

「そんな……奈々は私を捨てるの?」


 あんたは何でそんな今にも泣き崩れそうになってんだよ!

 というか、そのへんの女優よりも演技上手いな! 今すぐ女優になれば成功するんじゃないか!


「……捨てねぇよ。わたしが捨てたらお前を止めるやつがいねぇから」


 氷室先輩、善い人過ぎるぅぅぅぅ!

 だけど完全に月森先輩に怒りの矛先をヘシ折られた。

 俺、この前よくこの人をあんなにできたな。いや、この前あんなにしちゃったから月森先輩が二度とあんな姿は見せないって決意したのか。今後のことを考えると……自分で自分の首絞めたんだな俺。


「ありがと奈々。でもね、私だって冗談ばっかり言ったわけじゃないのよ」

「どこに本当の要素があったんだよ?」

「裸のところよ。あっでも、さすがに裸で家の中をうろついてるわけじゃないわ。私でもさすがにそれはまだできないから。一人暮らししてるなら別だけど」


 ですよねー……って一人暮らししてるならやんの!?


「じゃあ嘘じゃねぇか」

「そうね、半分嘘になるわね。裸なのは寝るときだけだもの」

「はい先生!」


 まさかの発言に全員が凍る中、ひとりだけ勇者がいた。この場の空気に合わせたかは知らないが、別に先生じゃなくてもいいと個人的に思う。


「何かしら?」

「先生は何で寝るとき裸なんですか?」


 勇者(会長)スゲェ!?

 人の家の玄関で堂々と質問しやがった。しかも目をキラキラさせて。並の人間じゃそんなことできねぇよ。痺れも憧れもしないけどね!


「ふふ、それはね……裸で寝た方が気持ち良いからよ」

「へぇーそうなんだ。じゃあ私も今日……」

「会長、会長にはまだ早いです!」

「チナツ、サクラに冗談言うな! すぐに信じるんだから!」


 誠が会長、氷室先輩が月森先輩にツッコんだ。

 氷室先輩はいいとして、誠がツッコむとはびっくり。てっきりまた妄想するかと思ってたし。


「分かったわよ。本当のこと言うわ。パジャマ着ると胸が苦しいのよ。背伸びとか寝返りしたらボタン飛んじゃうこともあるし。裸が楽なの」

「事実はわたしやマコトに対しての当てつけかよ! というか、パジャマじゃなくていいだろ! 男もんのでかい服でも着ればいいだろうが!」

「あぁーそれは良い考えね。裸よりも上だけYシャツとか着てる方が妙にエロく感じるし」

「……ダメだこいつ。友達でいんのやめようかな」


 氷室先輩、ついに折れたな。

 まあ月森先輩も満足したようだから移動できるだろう。靴を脱ぎ始めているし。はぁ……妹に今の話聞かれてないといいんだが。色々聞かれるの面倒だし。

 ドアがきちんと閉まっていれば、そこそこ防音性の高い家だ。

 だから妹がドアさえきちんと閉めておけば大丈夫の可能性がある。……でも色々と聞かれるか。生徒会の中で誰が好きなの? とか。

 気分が沈んだ状態でリビングに向かって先頭で歩いて行く。とりあえず先のことはいいから、今は目先のことだけを考えることにしよう。

 そう思いお茶を出した後は制服を着替えようと考え、リビングのドアノブに手をかけた。ドアノブを下に45度ほど倒してロックを外し、その状態のままドアを押す形で開ける。


「……あっ、お帰り、お兄ちゃん」


 リビングに入ると、亜衣によく似た顔をした人物に声をかけられたのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ