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睡眠
ー彼には、才能がなかったー
長期休み明けの課題テストをいつもの通り半分も書かずに終了した少年
ー中御門は、彼の数少ない友人とともに昼食を摂っていた。
中御門の友達、仲川昌哉は、自然科学部に所属するガリ弁系男子である。
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と。「いやぁー、打つのも疲れるなぁー」
PCに向かいながら小説家になろうを開き、
その上にメモ帳を開いている男、smaltは今日も睡眠不足であった。
彼に十分な睡眠を与えなければ、彼は翌日のあれに遅刻してしまうだろう。
そこで彼にささやいたー
ーーそんな思い付きの連載、やめないか?--
次の瞬間、彼の眼は光を取り戻し、少ししてPCを閉じ、
彼の分身、smaltは一時の眠りについた。
この連載で書きたかったのはひとつだけ、文化部最高。