もうこれしかないんだ
今から何かを書こうかとだだ適当にボードをうちつつ今画面と対峙はしていてもまともな話が浮かんではきやしない。今までも自分なりに考察しながらも創作活動にいそしんだものの大した内容のものなどかんせいはしてはいないのだ。そう俺には連載小説を書く才能がないのだろう。おそらく俺のような人種は限りなくいると思えるのだ。仮に完成したとしても駄作で終わるのだ。それならば短編を連載形式にしてとりあえず毎日でも決まっただけの分量でやってみたら案外長くかき続けることができ、気が付けば何か月か後には一つの長編作品になっているかもしれない。そもそも自分で物語を考えても他の人間とかぶるようなものしか書くことはできないだろうと思う。最近やたらと目にするのが異世界ものだろう。自分が魔族になったり、妹ができたりでしょうもない妄想の世界に入り込んで、だれにでもかけそうなありがちなものを完成させて自己満足。そんな作品お前じゃなくても書けるからわざわざ載せるな!と突っ込みを入れたくなるもので溢れているだろう。もしかしたら、いま俺が書いているものも他の誰にでも書けて見向きもされないものかもしれないわけだからな。今回のテーマはこれにするとするか。 イタイ小説家の友達について。俺には小説家を目指している親友がいる。そいつはおとなしく気が利き性格がいい、本当に善人なんだ。人の悪口も言う事もない、礼儀正しい。一緒に食事に行った時も全額支払ってくれた。一緒にカラオケに行った時も自分はあまりうたわずに俺を優先させてくれる心配りのできるような奴だった。何も問題のない奴だった。小説も書くみたいでそこも意気投合して気が合った。何も問題もないと思ったが、その小説が問題だった。「そんなことを小説にしちゃあだめだよ。もっと夢のある物語を書きなよ」俺は必死に止めたが奴は「これが僕のすべてなんだ.」そう、その奴のすべてだと語るものはレイプ小説だった。女を強姦した後殺して、相手の体中にザーメンを注ぐというもの。俺は奴を止めようとしたが奴はこのように答えた。「刀を作る人間は如何して人殺しのどうぐをつくるのだろうか、わざわざそんなものを作ったら人がその刀で殺されるかもしれない。それを必要としている人が中に入るんだろう。僕の小説が原因で傷つく人がいるかもしれないでも人が救われるかもしれないだろう」と。レイプ小説で一体誰が救われようか。その親友、じゃなかった、その変質者は童貞だ、しかもそれを俺に無理やり読ませようとしたのだ。そんなやついいやつなもんか。ただのクズだろう。そんな奴は今もレイプの妄想でオナニーでもしてることだろう。親にもレイプ小説がばれて心配させてるらしい。