第11話余白 雨、帰り道、ふたりきり
11話の続き的なやつです。
ホントは11話にくっつけて投稿するつもりだったんですが、表現の都合上切り離した方がよさそうだと判断したので別々に分けました。
なのでめっちゃ短いです。
追記(2026年3月2日16時37分時点)
全話のタイトルの頭に話数を付け足した他、表記揺れや一部描写の修正を行いました。
ストーリーに影響はありませんので読み返す必要はありません。
ところで今日はルナガーデンに何をしに行っていたんですか?
兄貴の彼女だった人に会ってきた。
……なんだ、"神の視点"で見てたんじゃなかったのか?
見てましたよ? ただ何故か、貴方と月谷くんがルナガーデンに入店した辺りから何故か"神の視点"に映らなくなったんです。
ソレって大丈夫……ではなさそうだな。
そこまで警戒する必要はありません。原因は分かりませんが、私と同じような不思議な力を持つ『異能力者』は一切の情報が"神の視点"で観測できないんです
そうなのか?
えぇ。事象の地平面、或いは盲点とでも言いましょうか。────だから『異能力者』に接触している間は普通の人であっても観測できなくなります。
もしかして『異能力者』って、そんなに珍しくないのか?
珍しいですよ、ものすごく。でも学校には私以外にもひとりいますね
それって"メッセンジャー"のこと?
そうです。三葉くんも知ってる人ですよ?
……そうか。
あ、私の家……話し込んでいる間に、もう着いちゃいましたね。
そうだな……あっという間だった。
送ってくれてありがとうございました。
あぁ。……じゃあな清音、また明日。
三葉くん。
ん、なんだ?
太陽さんは確かに、貴方の言葉に救われていましたよ。
……え?
それではまた明日────……。
…………。
だから今日、"メッセンジャー"と話をしたのか?
俺の為に、わざわざ…………清音……。
ありがとう────ッ!




