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うちのドタバタな三姉妹

前作の仲川さんちの四つ子家庭教師の続編となるハーレム系の物語です!

俺、宮里優太は毎日三人姉妹とドタバタとだけど楽しいそんな日々を送っていた。


そして今日もドタバタだ。


そろそろ夕飯だろうと手伝いに来ると……


「ちょっと早く持っていってよぉ」


姉の白羽(しらは)がマイペースに言う。


はねてるような癖っ毛が特徴な白羽は大学生で俺より二つ上の姉だが、マイペースで気付けば寝ていることが多々あるちょっと困った姉だ。ただ料理や家事は得意でお嫁さん属性は高い。


「分かった」


そう一言告げて皿を運んでいくのは次女の里菜だ。


俺と同じ高一で背中まであるブラウンの長い髪をハーフアップにして水色のリボンで纏めていて、前髪が長く一見するとミステリアスにも見えるのが不思議だ。俺達以外とは余り話さず、コミュニケーションが苦手で本とパソコンに夢中なインドアな子だ。


「う、あっあっ、ふぅ」


最後にこの家で唯一の中学生、陽奈太だ。


短めな髪が特徴的で、お転婆で短気で喧嘩っ早く、この家で一番運動が得意だ。


ただ家事は苦手で食器棚から皿を取り出そうとして落としかけたりと偶に危なっかしい。


と、こんな風に三姉妹に囲まれて俺は生活している。


ちなみに母は俺や白羽姉が小さい時に亡くなったらしく居ない。それに父も海外に転勤していて滅多に帰ってこない。


さらに俺達は"本当の兄妹"では無い


つまり血の繋がりは無いのだ。


たった一人を除いて。


その事は父が"二人"を引き取ってきた時に話してくれた。

 

ある日親戚の子を引き取って帰って来た父が言う。


「えーとだな。こっちから里菜、陽奈太だ」


「へぇ、二人とも可愛い」


俺と唯一血の繋がりがある姉、白羽が目を輝かせる。当日姉は高1で俺は中2だ。


「でも引き取って来たってことはこの子たちのお母さん達は……」


「あぁ、この子の父親は病気で先月この世を去った……」


「お母さんは…」


「夫が亡くなったあと親戚にこの子達を渡して居なくなったそうだ」


父は心配そうに2人を見ている。


「そう。なら家で暮らしましょう、ゆー君も良いわよね?」


「うん」


「二人ならそう言ってくれると思ってたよ」


こうしてうちは四人兄弟になった。



「ちょっとゆー君も運んでよぉ」


回想にふけっていると白羽姉が俺を呼ぶ


「はーい、あとゆー君呼びはやめてくれ」


「なんでゆー君はゆー君でしょぉ」


白羽姉は当たり前のように言う。


この物語はそんな俺と毎日ドタバタな3姉妹のお話だ。


~次の日~


「おはよう」


起きた俺はリビングへと出てくる。


マンションなので階段が無くリビングに行けるのは楽だと思う。


「おはよ〜……ぐぅ〜すぴぃ〜」


リビングのソファから寝ぼけ眼で髪もボサボサな白羽姉が顔を出したかと思うと再び寝落ちる。


ドタドタ


俺は部屋からハリセンを取ってくると…


「二度寝するな!」


パンッ


白羽姉を文字通り叩き起こしてキッチンへと行く。


そう白羽姉は朝がめっぽう弱いのだ。なので朝ごはんとお弁当は毎回俺が用意している。


(もっと姉らしくキッチリと起きてくれよ……)


ジュー


コンロではお弁当用にウインナーを焼き、方や後ではパンを焼く。


「優兄、白羽姉おはよ、って白羽姉また二度寝してる」


今起きてきた陽奈太も白羽姉の二度寝には呆れている。


チンッ♪


焼き終わったトースターが鳴る。


「優兄、パン持って行くよ」


「あぁ頼む」


俺がお弁当を作る間に陽奈太が朝ごはんを運んで行く。


「おはよう〜」


すると今度は里菜が起きてくる。


例の如く髪もボサボサで寝ぼけ眼だ。


里菜は食卓に座ったかと思うと……


コックリコックリと船を漕ぎ始める。


「はぁ〜」


俺は火を消して、再び"ハリセン"を手に取ると里菜の頭を軽く叩く。


「里菜、お前も寝るな!」


パシッ


おまけに3度寝に突入しそうな白羽姉も叩く。


「3度寝しようとするな!」


キッチンでは出来たトーストを皿に乗せた陽奈太がやれやれとこちらを見ている。


俺はキッチンに戻る途中で足を止める


「里菜、また遅くまでパソコンでもしてたのか?」


里菜は眠そうにコックリと頷く。


白羽姉はただ朝が弱いだけだが、里菜は朝が弱いのと遅までパソコンをしてるからなのだ。


「程々にしろよ」


俺はキッチンへと戻るとお弁当作りを再開する。


~数分後~


「「「「いただきます」」」」


相変わらず眠そうな二人は放置して朝ごはんを食べる。


そして食べ終わったら食べ終わったで、順番に顔を洗いら全員の鞄にお弁当を入れて、制服に着替える。


俺が再びリビングに行くと白羽姉と里菜がやっと起きたらしく髪も整えられていた。


白羽姉も朝から講義があるらしく全員で家を出る。


陽奈太は中学校、俺と里菜は高校、白羽姉は大学へ行く。


こうして慌ただしく"ドタバタな三姉妹"との朝が終わった。












最後までお読み頂きありがとうございます!

今作は前作にあたる仲川さんちの四つ子家庭教師を継承しながらも人数を一人減らした三姉妹のお話です!ちなみに今作は余り他作品を参考にはせず、かなり独自性が高いお話になっていると思います。

キャラ的には陽奈太は前作の花梨、里菜は前作の紗月、優太は前作の春馬をベースにしたキャラクターになってます。まぁ春馬と違って家事の出来るキャラになったりしてますが…。ただ姉の白羽は甘神さんちの縁結びの夜重ちゃんと虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の近江彼方ちゃんを重ねた感じの優しいゆるい姉を目指してキャラクターを作りました。

では次回以降もお楽しみに!

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