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第三話冠の罠

リナとミオは隠し部屋で冠を手に、ゼノンの次の手を待つ。星泪石の微細な警報が青く瞬き、工房の外に複数の気配を捉える。リナは時間を5秒遡らせ、刺客の動きを先読み。ミオが素早く窓を閉め、罠を仕掛けた冠をテーブルに置く。ドアが蹴破られ、ゼノンの手下が乱入。リナは「冠はここにある。だが、触るな」と警告し、魂融合でミオの感覚を共有。男が冠に手を伸ばすと、警報が爆発的な光を放ち、刺客は一時的に視界を失う。


混乱の中、リナは男のリーダーに近づき、「ゼノンに伝えろ。この冠は俺の魂が宿る。壊せば命がけで応じる」と低く言う。リーダーは怯え、冠を手に引き上げるが、警報の残響で足元が揺れる。ミオが「やった!」と小さく叫ぶが、リナは表情を硬くする。「これで終わりじゃない。」


夜が深まり、ゼノンからの返信が届く。冠を完成させた証として、明日宮殿で対面を求めるとある。リナは冠を再調整し、星泪石に新たな紋様を刻む。ミオが「怖くない?」と尋ねると、リナは「怖い。でも、逃げない」と答え、魂融合の準備を始める。宮殿への道が、決戦の舞台となる。

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