酒井冬芽さんに突撃インタビュー!!
今回は矢岳秀斗さんからの推薦で、酒井冬芽さんにインタビューしてきました。現在は「新高山秘録」シリーズを書いていて、「なろう」では数少ない戦記物の作者さんです。
では、今回もいつもと同じ質問をさせて頂きました。
あ……。あ……ネタ切れだ。
・今書いている小説を書くようになったきっかけは何ですか?
単なるミリタリー好きから、歴史好きに変化する過程で、石橋湛山氏の書籍や論文などを拝読し「何故、この様に歴史が動かなかったのだろう?」と考察しているうちに。
自分も歴史好きですが、酒井さんにはかないません。歴史を知った上で「こうだったら」というのを考えられるのは凄いと思います。
さらにそれを小説にするんですから……。凄いとしか言いようがありませんね(笑)。
・小説を書くときに心がけていることは何ですか?
時代の匂いとか、言い回しの様な部分と、登場人物への敬意を忘れないこと。
何より、自分自身が趣味として楽しめること。
自分も過去歴史物の小説を書こうと試みましたが、「その時代にあった言い回し」というのが全く出来ず、すぐにあきらめてしまいました。
やってみたら分かると思うのですが、本当に難しいことです。それこそ歴史の本を一冊二冊読んだ程度じゃ到底出来ませんよ。
登場人物への敬意。素晴らしいですね。使い捨てキャラを使っているので見習わないといけません。
自分自身が楽しめるというのは、アマチュアの特権ですね。プロでも楽しめる方もいらっしゃると思いもいますが、結局は売れるか売れないかなので読者に媚びを売る作品になりがちですもんね。
・更新はどのくらいのペースでしていますか?
基本は10日で1日を心がけています。
どんなペースにしろ、やはり決まったペースというのを持つのが大切ですね。自分もそろそろ書かねば……。
・好きな小説は何ですか?(プロでもアでもかまいません)
池波正太郎先生。
鬼平犯科帳は小学五年生の時に読もうと試みましたが、途中で諦めた経験があります。さすがに早すぎました(笑)。今度改めて読んでみるとします。
・プロットはどのように書いていますか?
年表形式。
自分は三つくらいプロットを書きますが、年表形式は全体を大まかに把握するにはとても便利ですよね。
・ストーリーはどのように構成しますか?
正直なところ、行き当りばったりです。
文章を深く掘り下げるだけの知識も実力もありませんので。
行き当たりばったりで、あれだけの人気を出せるんですか……凄いですね。でも、行き当たりばったりと言っても、自分の行き当たりばったりとは全く質が違うんでしょうね(笑)。そこに行き当たるまでの知識や経験など様々なことが積み重なって、「行き当たりばったり」という形で作品になっているんじゃないかと思います。
酒井冬芽さん、ご協力ありがとうございました。
歴史の知識、小説の心がけなど見習う点が多々ありました。今回は自分の知識の浅さが分かる、ある意味でとてもいい勉強になりました。ありがとうございます。
次回もお楽しみに!(次回は果たしていつになるのやら……)