表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/6

好きなのかいどうなのかい

時計は2時を回る。

静まった部屋で1人、御言は考えている。


(私の心配なんてするはずがないもの)

そう言ったひなの顔を思い出す。


ひなでもそういうふうに思うんだな…



俺にとって…ひなは、明るくて優しくて、真っ直ぐで真面目で、憧れの存在にも近かった。

俺になんてもったいなさ過ぎる、良い幼馴染。

悲観的な言葉なんて聞いたことない。



今頃もう寝てるのかな

あの後、2人には空いてる部屋に使われていなかった布団を敷いて寝てもらった。


ひなは、俺の家に泊まることどう思ってるんだろうか。

もう少し危機感を持って欲しい。


ひなは真面目に高校行ってるしな、誰かの家に泊まるとかはよくあるのか?わかんねー




「御言、起きてる…?」

廊下から、ひなの声。まだ寝ていなかった?

「ああおきてるよ」

「私はもう行くわ。ありがとうね、今日は」

「えっもういくのか」

慌ててドアを開けに行く

そこに居たのは

「っお前か」

かぐや姫(仮)がいた。ていうかめんどくさいもうかぐやって呼ぶ。

「悪かったわね」

「ひなは…?」

「無事に部屋まで送り届けてきたわよ」

、あぁ瞬間移動か。そういえば靴ないもんな

「そうか、ありがとな」


かぐやが不思議そうに見つめている。

「どうかしたのか?」

「あなたは、雛のことが好きなの?」

俺が…ひなを…?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ