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この世界には度々魔王と呼ばれる様々な有害モンスターに部類される種族をまとめ、様々な国を相手に戦争を仕掛ける大いなる災厄が現れる。その魔王や有害モンスター種に対抗する為、人間や人間と交友的な種族達によって勇者が召喚される。


召喚の儀式は魔女族とエルフ族といった魔術に造詣の深い種族が編み出し、人間族と共に儀式を成功させた。召喚された勇者は様々な国と種族達の助けを借りながら成長し、やがて魔王の討伐に成功した。



歓喜に沸いた人々はやがて勇者の身柄で争い合う様になった。そう、勇者は帰還する事が出来なかったのだ。


召喚の儀式は魔女族とエルフ族という人とは比べようもない長命種達によって編み出された術。滅亡の危機に瀕していた短命種達は帰還の儀式がないままに、圧倒的な力を持つ災厄魔王に対抗する術を求めていた。



死への恐怖は倫理観を、自分達の世界の事を異世界の無関係の人間に押し付ける無責任さを忘れさせた。その非道な行いのツケを払わされた勇者は、魔王討伐の旅の同行者達と共に魔女族に匿われ、旅の仲間の1人と添い遂げる事によって報われていた。


が、彼の遺言によって魔女族とエルフ族、そして人間族の真っ当な者たちに帰還の儀式を早期に編み出される事になった。












時は流れ、3度目の魔王の出現によって3度目の召喚の儀式が成功した。



召喚された勇者、立花(たちばな)アオ。

彼と聖なる力を宿した少女、フィオネーラ。




2人の世間知らずを導く為にストーミィ王国に雇われた冒険者のシュウ、3人の旅が始まる。


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