詩集「第三集」
春の風にのって
作詩:たけぼんだぬき
今朝の空気は 美味しい
走り去る冬も もうすぐ
春の勢いに押され
自分の故郷へ 帰るのだろうか
草木も 花々も
この時を 待っていたかのように
喜びを全身に あらわして
僕の目に 喜びを与えてくれる
空も綺麗な 青い色を見せている
山々も心なしか
緑を増したように見える
春かすみに
うっすらと見せるその姿は
恥らいさえ 感じて可愛い
今日も みんなが
僕に微笑んで くれている
素敵な朝に 感謝
あなたの御許にも
一日も早い春が
訪れますように
今朝の空気に 乗せて
あなたの元に届きますように
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JSのナレーション
作詩:たけぼんだぬき
ジェットストリーム その声は
私を夢の世界に いざなって来た
仕事の先輩から苛められた
苦しかった山中での民宿宿で
FMラジオから流れてきた
あなたの声に全てを忘れて
眠る事が出来た
次の朝目が覚めた次の瞬間から
また私の地獄の日々が続いた
そんな出張の日々もあなたの
その声が私を眠りの世界へと
誘い夢を見ている間だけは
幸せな気分でいられた。
今から思うともしあなたの
あの番組を聞いていなければ
僕はどうなっていた事だろう
何度も自殺まで考えた私
それでもあのあなたの声が
私を追い詰める事をさせなかった
今日久々にネットであなたの声を
聞いた。
嬉しさよりも悲しい苦しい思い出が
私をまた包んでいった。
夢の中へあなたが誘ってくれた
その事が幾ほど僕を慰めた事か
本当に 素晴らしい言葉の
きらめきだった
ジェットストリーム
ありがとう
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霞の中で
作詩:たけぼんだぬき
春の温かな 日差しの中で
僕は 心を和ませる
今朝も また頭痛
だけど 思い切って
外へ出てみる
そこには日差しと共に
爽やかな 春風が僕を
優しく包んでくれた
都会の慌しい喧騒から
逃れて もう20年
短いようで 長い月日
沢山の 人々と 出会った
僕の 人生は 幸せだったと
今は まだ言い切れない
この春の 霞のように
すっきりしない
だけど これだけは言える
多くの人々が 私を思い
心配し 声を掛けてくれた
人生の相談にも のってくれた
そんな人たちがいたから
今の僕がいる
きっと僕は 心にそれを
大切にしながら 良かったと
言い切れる自分になれる
否ならねばならない
そのために 今日を 明日を
目指して生き抜いていこう
みんなの為にも そうしなければ
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ピアノの旋律にのせて
作詩:たけぼんだぬき
雨音が 道路を叩いている
ピシャ ピシャ ピシャ
何故か今日はこの音が
とっても寂しく聞こえる
TVでは 久石さんのピアノ
その音色が 雨の音と重なって
まるで それは大切な人を見送る
レクイエム
悲しみの中に
静寂という音が 聞こえてくる
人は生まれた その瞬間から
死を持って 生まれてくる
何人たりと それを
逃れる人はいない。
静寂な穏やかな死は それまで
その人が 生き抜いてきた
最後の荘厳な 儀式
いずくんぞそれを 逃れるものありや
であろうか
母 父 祖父母 友人 知人
多くの人との別れがあった
春の雨は私の心に 静寂を
与えてくれている
悲しみを 忘れさそうとして
洗い流してくれているように
僕には 思える
今 この時間を
お前の 大切な人の為に
使えと 言ってくれているようだ
ピアノの旋律が なりわたる部屋で
一人 僕は・・・
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心軽く 足軽く
作詩:たけぼんだぬき
あなたと 歩く小路を
私は うきうきとした
足取りで あなたの後を
ついていく 道端には
蓮華の花が 咲いている
小路のみどりも 可愛くて
そっと手を延ばしたくなる
あなたの背中を 見つめながら
幸せな私がいる
大きな背中の襟元に
可愛い蝶が止まってる
木立を縫って 光の筋が
私たちを 包んでくれて
とってもいい気分
きっとそれは 私たちを
祝福してくれているだわ
側にいられるだけで
あの山々のように
自由な 世界が
どこまでも続いている
そんな気分になれるの
戯れる 鳥たちのように
私たちも きっと・・
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静寂の闇の中で
作詩:たけぼんだぬき
いのちの安らぎは 夜の闇の中で
自然の恵みの中で 与えられる
人は人生の1/3は眠っている
実際に活動して 考え動けるのは
75歳まで生きて 50年
残りの25年は 眠っている
人生の価値は 起きている時間
だけではないのだ。
眠りの中で 全ての老廃物を
整理し 疲れをとる為に
体は活動を 続けている
脳が眠る時間も 睡眠時間の
ごくわずかだ
いのちを保つために
一生懸命に 働いている
健気な体に 感謝しないと
いけないのだ
生命は一つ一つの小さな細胞が
生きている その中にも
老朽化した細胞は死んで行く
また体は遺伝子を使って古くなった
細胞の変わりに新しい細胞を作る
こうして小さな細胞の生死の繰り返しに
よって臓器や器官等が支えられている
素晴らしい生命の営み
その恩恵に感謝しないといけないのでは
そんな風に思えてくる。
このいのちを何の為に 使うのか
その問いかけは そこにあるのだ
自らに厳しく 問いかけて
悔いなき 人生を
自分に恥じぬ 人生を
と願う
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友よ
作詩:たけぼんだぬき
君がいたから 今の僕がいる
君がいたから 今を楽しくできる
君がいたから これからを生きられる
倒れたあの日 君は駆けつけてくれた
入院中も 君が寄り添ってくれた
君がいつも 僕の辛いとき苦しいとき
冗談を言って 笑わせてくれた
君がいたから こうして生きていける
辛いとき 悲しい時
不思議と君は 連絡をくれる
どうしてる? 映画みにいこ
って声をかけてくれる
君は 僕が辛いのが分かるのかい
君は 僕が悲しいのが分かるのかい
僕も 今この時を君といられる事に
幸せな時間を 感じていられる
人は何故一人では 生きていけないの
寂しいから
弱いから
たぶん 違うって思う
人が人だから
一人では生きて いけないんだ
今日も 素敵な出会いが
僕と君の上にあるといいね。
裏切ったり 騙したり
苛めたり 弄んだり
そんな馬鹿なこと
考えたくないよね
だって僕一人では
何も出来ないんだから
君がいて 大切な人がいて
そして僕がいる
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あんたとあたい
作詩:たけぼんだぬき
もう泣きすぎるぐらい泣いた
思いっきり声のあらん限り泣いた
これですっきりするはずなのに
何故なの? 全然心が晴れない
とっても 重たい荷物が乗っかっている
そんな感覚
どうしたんだろ
こんなに楽しいのに
何故 気持ちが晴れないの
あんたとの 楽しい思い出ばかり
浮かんでは 消えて行く
もう忘れた はず
面白い 映画も見たのに
友達と馬鹿ばっかいって騒いだのに
家に帰って一人になると
きらきら輝く星のように
心の中で光って 楽しかった
あの思い出が 蘇ってくる
もう嫌なの
忘れたいの
忘れさせて欲しいの
また悲しくなっちゃう
あたいは どうしたらいいの
教えてよ どうしたら忘れられるの
あんたを・・・
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土三寒六常五杯
作詩:たけぼんだぬき
生きている うどん
讃岐人はうどんずきと
言われるほど よく食べる
うどんの作り方も どの地域に
いってもほぼ同じ製法で作られている
土三 寒六 常五杯
土用のころは 塩1に対して水3、
寒のころには水6
春と秋は水5の割合で
塩水を作って小麦粉に混ぜる
土用等暑い時期は どうしても麺が
柔らなくなる。
塩分を加えると 空気中の水分を吸い込んで
ベタベタしてしまう。
だから 土 三
寒い冬は乾燥するので 寒 六
秋と春の気候のよい時期は 常 五杯
となる
たかがうどん されどうどん と
言われるほど 安定したうどんを
作る事は 難しい
職人の腕が 問われる。
同じ材料でも 同じコシは生まれない
うどんは 生きている
讃岐の春にも うどんの出汁と共に
美味しいうどんの時期
だし汁もカツオ中心、昆布中心とあるが
讃岐は 昔からイリコ(煮干し)を用いる
小魚の干したもの 味わいが一風変って
讃岐の味となる
イリコ カツオ 昆布の絶妙なバリエーション
がその店の味となる
さて私も 今から戴こうか
讃岐の春の味 生きているうどんを
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ディスカバリー
作詩:たけぼんだぬき
広大なアメリカの大地
その針の穴のような地点から
轟音と 大地を引き裂き
闇を打ち払うような光を放ちながら
ディスカバリーは
日本人を乗せて 広大な宇宙へと
飛び出していった
それは無数の宇宙線と 太陽から容赦なく
浴びせられる 太陽風の真っ只中へ
乗組員たちを乗せて 小さな防護服と
命綱の船体のみで 乗り込んでいったのだ
壮大な夢が その危険な任務を受けさせた
宇宙の限りない 力を敬い 敬服すらしながら
そこにあるものが 人類にとって
大切な 次世代に繋がるものが
あるのだと信じて旅立っていった
わが身が どうなるかわからない世界へと
乗り出したのだ
アメリカに伝わってきたフロンティア精神は
今 日本人にも受け継がれ
その場に立とうとしている
彼の任務は過酷だ
自らをモルモットとして実験台にもなるのだ
こんな日本人がまだ残っていたのだ
サムライJapanも頑張っている
それ以上に彼の偉業は後世にきっと
語り継がれていくことだろう
壮大な宇宙ロマンはまだまだその扉を
開こうとはしない。
人の 人類のはるか遠くにそれは存在するからだ
君よ その宇宙の見事な絵画を見よ
そこに広がる地球の美しさを見よ
それが全てなのだ
君の無事帰還を祈りつつ
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朝の心象風景
作詩:たけぼんだぬき
朝の空気をあびて
素敵な朝もある
辛い朝もある
のんびりとした朝もある
慌てる朝もある
どの朝もみんな
自分の朝
一つ一つの朝が
今日の自分
今の自分
それが積もり積もって
今この時の自分がある
だから
自分の朝を ちょっとだけ
大切にしてみよう
そうすれば きっと
その一日が 充実したものに
なるはず
太陽も 景色も変らないのに
違って見える
自分の心に映る
朝の風景が
違って見えるのは
心の働きのせい
素敵な朝は
どうしたら
迎えられるのだろう
心を素敵にできれば
良いんだろうか
いつもの朝がくる
変らない朝
でもとても大切な朝
素敵な朝
僕もそんな朝を迎えたい
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本を読もう
作詩:たけぼんだぬき
自分をもとう
大切な自分
それを持ってない
そんな人がいる
大切なはずの
自分を
持っていない
人に振り回される
弄ばれる
友人だと
思っていた人に
遊ばれる
放って置かれる
これって全部
人のせい?
自分をしっかり
持っていれば
何かあっても
必ず方法を
打ち出せる
強い自分を
持っている
その事が大切
騙した人
騙された人
どちらも哀れだ
人の不幸の上に
幸せは来ない
大切な自分
もっと見据えて
しっかりとした
考えを持とう
自分を
広げてくれるのは
自分しかないのだから
本を読もう
本は違う目線で
世の中を見れるから
自分をもっと広げて
素晴らしい人生を
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駆け上るお社
作詩:たけぼんだぬき
金刀比羅宮の 表参道は
全てが階段
登り詰めると そこに本宮がある
子供の頃の 私は駆け上がって登った
本宮まで 785段
奥社まで 1368段
本宮までは よく君と登ったね。
そこから見える 讃岐平野を見たくて
お参りもそこそこに自分の庭のようだった
いつも階段の途中に
厩があって その側に 冷し甘酒を
売っている店 そこで二人は帰り道
飲んだものだった
厩の側の休憩所そこに座って
夕方まで話を欠かさない
詰まらない雑談ばかり
そこからは表参道を避けて
裏参道に 階段のない緩やかな
山肌に 獣道のような道が一本
地元の人たちは主にこちらを使う
ゆっくりと木立の中を降りていく
時々通るおじさんおばさんに
冷やかされながら降りてくる
もう少しで入り口の駐車場
その手前に ある小さな公園
手を繋いでベンチに座る
ちょっと触れている手のひらが
温かかった
日も暮れかけて最後の一本の
光の筋が 消えかかろうとする時
公園を出て まず君の家に
お別れは いつも握手
笑顔で別れて
それが半年続いたのかな
ふっと蘇る儚い 初恋
面白い時間だったね
今君はどうしているのだろう
実家には 大学を出たって
いう話は聞いたけれど
そのままに・・・
何かあの頃の思い出を大切に
して置きたかったから
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春風
作詩:たけぼんだぬき
大地を流れる そよ風が
待ちわび春を 教えてる
そこに花咲く 一輪の
色も映えて 爽やかに
緑の色も 冴え渡り
川面に流るる 水さえも
緩みて のどかに流れいく
君と歩きし この道も
人の流れも 楽しげに
笑顔に満ちて 進みいく
遠くに見ゆる 山々の
さやか緑の 鮮やかさ
飛び交う 鳥のその姿
優雅に見えて この時を
喜び戯れ 飛び去らん
君のうなじは 紅差して
美しきかな あで姿
グリーンに染めた ワンピース
首には パールの首飾り
輝き眩しく 目に染みる
共に歩きし 土手の道
愛を語りて 幸せの
その身愛おしき 影引けど
我は 見とれて 進まなむ
鼻をくすぐる 香水が
春の香りと 思うらん
空に輝く お日様は
二人の後を 付いてくる
笑顔に満ちた その顔に
つぶらな瞳 我映り
楽しき春の 夢散歩
永久に続けと 願うらん
黒髪を 春風揺らし
我が胸を くすぐり
通り過ぎていく
きらきら輝く 黒髪よ
我が腕を掴みしその手の
あたたかさ
君が生 今もわが身に生きたもう
我が心臓 君のいのちと共に打つ
わが身死すとも
永久にいきなむ
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鈴の音
作詩:たけぼんだぬき
今年も 響く 四国路に
思いを 大地に委ねつつ
歩みいく身の小ささよ
小路に響くその音色
鈴の響きの 侘しさよ
遍路姿に身を包み
過去の宿業 身に纏い
杖を頼りに 南無大の
称名唱え 歩みいく
老いた背中に
太陽も 遠慮しがちに
爽やかな春の日差しを
降り注ぐ
路の端
歩みて
たれを思うらん
大事な人を亡くしたか
自分の病の癒えぬのを
思うて この路歩くのか
胸には 南無大師編照金剛の
文字さえあせて旅の苦労を
忍ばなむ
尊き いのちのその旅も
無事に終れと願うのみ
おせったいの温かき
思いが 身を守る
辛き山道 この先を
鈴の音色が 身を守る
人生遠き 路なれど
わらじの紐も 締めなおし
四国の春が みまもらん
八十八箇所巡りしを
願い叶えと 祈りいく
旅の終わりを 幸せが
あなたに注げと 思うらん
春の小路に 鈴がなる
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海蒼き
作詩:たけぼんだぬき
春の瀬戸 波なく
静寂 カモメ飛ぶ
行交う船の 上高く
舞って その身の
美しさ
蒼き海
青き空
舞うは ましろき
その姿
映えて 見事に
溶け込めり
遠くに 見ゆる
雄大な 瀬戸大橋も
かすみがち
大陸越えて 飛散せり
黄色き砂の 壮大さ
わが身の 何と小さきを
嘆くも 我も その中に
存在するを 確認す
嬉しくありて 思う事
小さすぎて 情けなし
感謝に暮れる 夕暮れの
空は次第に 茜色
わが身 色に染められて
心に映りし この景色
宝以上の この宝
いのちを讃えむ
その姿
感謝の思い さめやらず
生きる大切 痛感す
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明日はあなたのコンサート
作詩:たけぼんだぬき
明日岐阜の国営放送局で
あなたは 2005年11月から
ずっと休まれていた コンサート
を復活されるのですね。
画面の中だけですが 是非見たかった
私の一番苦しい時代 交通事故、父の病
仕事の不振 喘いでいた
そんな時代に あなたは
私に素晴らしい天使のような
歌声だけを残して ファンの
手の届かない 所へ逝かれてしまった
その日 僕は泣き明かした
今でも 思い出したくない
思い出 だからずっと触れないで
今まで生きてきた
でも明日、明後日、岐阜で アーカイブ
コンサートをするとあなたのオフィシャル
サイトにあって それを見なかった
私の罪 やっと気づいた
何と愚かな私なのでしょう
もう二度とかえらないと決めていた
私のせい
多くのファンの前で 舞うような姿と
天から舞い降りるような歌声を
来ているファンの皆様へ
聞かせてあげてください。
そしてまた いつか
私の前でも その華麗なお姿を
見せてください。
画面の中のあなたのその時を
いつまでもいつまでも
大切にしていきましょう
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雨中で見るものは
作詩:たけぼんだぬき
雨が降りしきる
風が胸を突き破る
人が表の顔を持ち
猫が 部屋で寝転がる
犬が 膝の上で寝て
天井は 蛍光灯が点いていて
日常何も変らねど
虚しく 思うは我一人
寂しく 思うは我一人
何をするでもなく
静養す
TVは 面白くなく
笑わす 番組多くなり
感動与える 番組は
7日に一度あればよし
ご飯は茶碗に 一杯で
うどんと そばとで悩んでる
下らぬ日々を 生き抜けど
何時かは 空へ飛び立ちて
空から家を見てみたし
パラグも乗れぬ 身となりて
山へも歩きて 登ぬれば
叫びたし 我が思い
体に溜まりし
エネジーの 吐き出す
術を 早く持ち
やりたき 思い深まれり
空とぶ 元気を持ち
走る元気を持ち
歩める道を持ち
したき思い強くなる
やっとここまで
回復す
したい思い強けれど
治らぬ病 ありとせば
いのちも奪え くれてやる
前向きに 倒れて 俺は
死にたき故に
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心の声を出して
作詩:たけぼんだぬき
いつもある 胸の中の声
それは 言い知れぬ不安
そして
理解してもらえない さみしさ
だけど それを
声にしなかったのは僕
飾って生きたって
所詮 自分に嘘はつけない
イルカや 鯨は
地球の 裏側まで
届く声を 発している
耳が使えない わけじゃない
僕ら人間には 聞こえない
声で 話している
人には人と 話すために
声がある
言葉がある
だから こうして
見知らぬ人たちとも
仲良くなれる
言葉は 届かなくても
文字なら 届けられる
人の心を 大切に思うなら
あなたも 声に出して
言葉にして
文字にして
読みづらい 文字でも
わかりにくい 言葉でも
叫びのような 声でも
きっと 解ろうとしてくれる
人には たとえ離れていても
伝わるのだから
心を 言葉に
いのちを 文字に託して
楽しければ 歌おう
悲しければ わんわん泣こう
切なければ 友に電話しよう
辛ければ メールを送ろう
どんな方法でも 心の声は
届けられるから
素敵な 仲間を増やしていこう
それがあなたを 輝かすのだから
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君と僕
作詩:たけぼんだぬき
不思議だね
変るんだね
君と別れて もう二十年
つらい時 悲しい時
いつも僕の側で
いてくれた
僕は人を信じられなくなっていた
君と会うまでは
いつの間にか 人がどうなろうが
関係ないって思う自分がいた。
人が死のうと 関係ない
俺とは何の繋がりもない
そんな自分が厳然といたのに
君と会ってから何時の頃からか
分からないけれど
人って大切なんだと思える
そんな自分に変っていた
今は 君が何よりも
大切
きっと人は大切に思える
人を持つと 変るんだね
いのちという事を
教えてくれたのも
君
自分のいのちを持って
僕に教えてくれた
ガンと闘う君の姿は
本当にすごい人だと
思ったしそんな人を
愛せた僕は幸せ者
だったのかも知れない
僕を変えてくれた君へ
僕の残りの人生を
人の為に尽くす人生に
していくから
本当に ありがとう
二度と会えない君への
僕からのメッセージ
受け取ってね
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