詩集「第十四集」
心の大きさ
作詞:たけぼんだぬき
いつも爽やかで 寛大な
心を持っていたい
私が 望む心の大きさ
無理だって・・・
自分には到底そんな心を
持つ事は出来ないさ
そうかなあ
自分次第だと思うけど
とうしたって 自分の心の
殻は破れないものさ
うんそうだよね
でもね それでも少しでも
大きくなりたいよ
どんなに頑張ったって
所詮は 殻の中
殻より大きくはなれないのさ
殻を破って 大きな外へ
出てみたいな・・・
馬鹿じゃないのか
殻を破ったら 死んじゃうかも
しれないんだよ
そんな事を考えるより
今の目の前の問題を
片付けるほうが先だろ
それすら出来ない君に
大きな心なんてとんでもないよ
いつまでも子供で困るなあ
大人になりなよ
大人にさ
そうかなあ。大人になるって
自分を知る事なんだね
そうさ
わかっているじゃないか
自分の物差しだけで
世の中を見ていれば
いいのかなあ
僕にはそれこそ
狭い了見に思えるけど・・・
どんな小さな人間でも
せめて心くらい
大きくなる事を夢見て
頑張って生きたい
生きるって
そういうことじゃないの
ただ生きるだけじゃ詰まらない
君は それでいいの?
満足なの?
充実しているの?
明日に 希望を持てる?
大変な時期だから
それをいつも 問いながら
生きていきたいな
自分をさ
見失わないようにね
どう思う ねえ
君・・・
*********
海 大地 心豊かに
作詞:たけぼんだぬき
人は 生まれる時
母なる 体内より
血の海に包まれて
生まれてくる
女性は すごいと
思った事が何度もある
我が身に 子を宿し
体内の血液を 子供に
つなぎ 栄養と酸素を
提供する
それだけではない
産む時の苦しみは
体の皮という皮を
裏返しに去れるほどの
苦痛があるのだと
母に教わった
私といういのちを
産い出す為に
体中の血という血を
使って 子供を産む
男の私には 想像すら
出来ぬ事・・・
母から もらったいのちを
人生という 舞台に
精一杯 燃やす
そして 燃やし尽くした
その時 人は 灰となって
大地に還っていく
母なる海 眠りの大地
人というものの 不思議さを
感じざるを得ない
有難きは 母
詩と言うものでは
言い表す事など
出来はしない
血肉を分けたという
言葉通り 子供は
母そのものなのだ
子を抱きしめて
離さない程の
愛情は 母なるが故・・
母以外から 産まれた
という人は今まで
逢った事がない
必ず 産みの母がいる
子が痛みに苦しんでいれば
母も また 同じように
苦しむ
それほど 母は慈愛に
満ちあふれた 広大な
海なのだ
それを支える大地には
父がその役目を果たす
子を守り 一番大切な
母、妻を守る
男は やはり
大地なのだ
時代が どんな時代に
なっても その営みは
変わるはずもない
母あるが故に
自分があり
父が守ってくれたから
自分がある
親という存在こそ
人の宝物なのだ
親という文字を
分解すると
木の上に立って見る
人となる
わが子を思い 心配し
どうしているのか
といつも心を痛めている
有難い大切な もの
それが 親ではないのだろうか
大地のめぐみと 海の慈愛とが
私を支えてくれたから
今日まで生き延びてきた
いつまでも 感謝の心を
忘れずに 生きていきたい
********
Love Me Tender
作詞:たけぼんだぬき
あなたと暮らした
あの部屋に あたる
日差しが眩しくて
夕日赤く空を染め
君と語らい 時は過ぐ
あの日の 夕飯
君が作った カレーライス
頬張りながら 楽しい
食事を 楽しんだね
まだ 赤き 夕日の中に
一羽の鳥が 空を舞う
大きく羽を揺らしながら
優雅に舞っている姿に
食事の手を止め
眺める君の
横顔 赤く 輝いてた
もう二人の時間
誰も邪魔する事もない
空飛ぶ鳥に 嫉妬して
僕が君の頬に キスをする
ちょっと驚いた君の目が
とっても大きく見開いて
スプーンを皿の上に
ぽとりと落としたんだ
一瞬の出来事 君からの
お返しのキスは カレーが
口に着いたままだったから
僕の頬はカレーの キスマーク
それを君は 見ると
大きな声で笑い出したんだ
食事が終って 外はもう
暗く 帳が落ち始め
君が食器を洗っている間に
愛の歌を ギターで弾き語る
♪
Love me tender,
Love me sweet,
Never let me go.
You have made my life complete,
And I love you so.
・・・
♪
歌は君に聞こえるように
大きな声で 心を込めて
歌うのさ
洗い物をしながら君も
僕に合わせて歌いだす
ギターの音色は 優しくて
君の声は 澄んでいる
僕は声を小さくして
君の歌声に合わせるように
聞き耳たてて 聞いている
素敵な 君の歌声が
僕に優しく囁きかける
愛の歌は どこまでも
楽しい夜を 飾ってた
lalalala lalala
lalalala lalala
・・・
僕は歌詞を歌わずに
ハモルだけ・・・
どこまでも 君の声が
煌いて 小さなアパート
響いていた・・・
lalalala lalala
lalalala lalala
・・・
********
絡めあう 愛
作詞:たけぼんだぬき
いきなり君が
覆いかぶさって
僕は戸惑いに似た
感性を感じている
君の唇から 甘い
レモンの香り
優しく唇が僕の唇に
舐めるように 近づいて
僕たちは 唇を重ねあう
君の口の中に 僕の舌が
入り込む 甘い味が舌を
伝わってくるんだ
君は 舌を使って
僕に飴玉を そっと
押し付けてくる
僕はそれを取ろうと
君の口の中で舌を
暴れさせる だけど
君の巧みな
舌さばきにあって
飴玉を取らしてくれない
僕は夢中になる
僕の手は 君のブラウスに
手がかかり 脱がそうとしている
まるで首から上と下が別個の
生き物のようにまったく
異なる動きを同時にしているのだ
どんどん 君の上半身は裸になっていく
でも 飴玉が とれないんだ
絡み合う舌が 君の口の中で
闘っているかのようだ
僕は息苦しさを感じている
だけど どうしても
君の口の中の 飴玉が欲しくて
欲しくて 必死になる
次第に二人の体は 赤く燃えた
炭のように 熱くなって
触れ合う胸と胸 腕と腕
絡めた 足と足が
汗と熱で くっ付いて
離れなくなって
やがて 一つと
なっていく
君の飴玉は
すごい勢いを持って
小さくなっていく
何とか欲しいのに
どうしても
取らせてくれない
いい所まで 引き寄せても
また君が持っていく
終に 君の口の中の
飴玉は 溶けて
なくなってしまった
と同時に
君と一つに結ばれる
下半身に熱湯を浴びたような
熱いものが絡みつく
僕は 脳の後ろが びりびりと
痺れていく
君は 無表情に変わっていく
手と手を絡めて 一つになった
二人の体
愛のエンドを迎えるのだ
びりびりと痺れたままの
自分が君の上に覆い被さったまま
そして 口の中に
小さな 小さな
飴玉が 僕の口の中に
残っている
きっとこれが
絡み合う愛
なのかも知れない・・・
********
心の 花
作詞:たけぼんだぬき
朝の日差しが厳しい
早く目覚めた朝に
歩く道すがら
ふと 小さな黄色い
花が 目にとまる
日差しを浴びた
花の 健気に咲く
その姿に 僕の心は
癒されるのを 感じる
細い茎に支えられ
強い風が吹けば
今にも折れそうに
見える
雑草の中に 一つの花
何やら 味わいさえ
感じる そんな朝
空は 雲ひとつなく
晴れ渡っている
風がない
きつく感じる
太陽の光
その中に僕は
体力を戻したくて
散歩をする
体の調子がいい時は
出来るだけこうして歩く
雨に打たれる時
虚しさを感じ
明るい日差しに
嬉しさを感じ
曇りの空に
切なさを感じ
毎日の 日々の
暮らしを思いながら
こうして僕は 歩んでいく
いつまでも歩いていたい
小さな黄色い花のように
支える体は細く頼りなく
思いだけ 先に歩みを
進めながら ずれる
思いと体
小さな体に 空は
微笑んだり 怒ったり
優しく見守ってくれたり
冷たく 突き放したり
毎日の移ろい行く
思いを 励ましてくれる
まるで母のように
まるで父のように
いつも側にいてくれる
空よ 山よ 大地よ
私の折れそうになる
心に いつも側にいて
励ましてくれるあなたの
その心に 元気になって
必ずこたえる
それが 私の今の祈り
大きな空に
豊かな山に
微動だにせぬ大地に
私は 生きる意味を
見つける
心の 憧憬
いつもそれは
自然
僕は 自然が大好き
幼き日に見た 真っ赤な夕日
走り回った 豊かな山の緑
泳いで 楽しんだ 碧き海
すべてが
私の 故郷
私の 憧れ
私の 原点
こんな 素敵な
大きな 自然を
見られる 今日の喜びを・・・
また私は 歩いている
ゆっくりと 進む光の中
歩ける 喜びに浸りながら
自然を 愛でながら・・・
*******
声は君に届いたか
作詞:たけぼんだぬき
僕の声が聞こえるかい
僕の思いを 載せて
君に送った 愛の歌
君まで届いているかしら
途中で消えてしまったかと
不安になって 仕方ない
言葉で 届ける 思いだけ
届かぬ事があるのなら
君の側まで 行かないと
届かぬ歌も あるのかも
君の目を見て 歌えばいい
君の顔見て 歌えばいい
空に浮かんだ あの雲に
歌を託して送ろうか
それとも山に向かって
歌おうか
山の木魂よ 伝えておくれ
彼女の元へ 伝えておくれ
胸に詰まった いっぱいの
思いのたけを 伝えておくれ
君に送った あの手紙
届かないのか 返事がない
空に浮かんだ ちぎれ雲
声をはりあげ 歌ってみたが
それでも 何の返事もない
悲しくなって 胸詰まる
誰か 僕の心 そのままを
彼女の元へ 届けておくれ
声を限りに叫んでも
空はいつもの 顔をして
僕の目の前 すぎていく
君の家まで 駆け出して
君に逢いにいくしかない
君の心に届くよう
君の心に 溶け込ませ
君への愛を
歌いましょう
君への愛が届くまで
きっと必ず 君の元
辿り着くから 待っていて
どんな障害あろうとも
君への思いは 深くなる
君の笑顔に 思いは募る
必ず辿り着くから
待っててね
電話も 君に繋がらない
不安の一夜を過ごした朝に
君の元へ 駆け出した
必ず届ける 僕の愛
君の 家までもう少し
あせる思いに 足もつれ
転んだ けれど 大丈夫
もう少しだから 待っててね
君の家まで 後少し・・・
*******
砂浜を歩けば
作詞:たけぼんだぬき
白い波 渚に打ち寄せ
泡となって 消えていく
碧い海から起こった波は
空気をはらんで 白くなり
砂浜に泡と消える
絵に描いたように
曲線のラインは
とっても素敵に
見えている
空に 浮かんだ 雲でさえ
綺麗に絵の中に
おさまって 僕の悲しみを
癒してくれる
僕が歩く砂浜に ひとまわり
小さな足跡が 続いている
子供にしては 大きすぎる
女性の歩いた 跡なのか
右に左に揺れながら
先へと 続いている
砂浜は 人の軌跡を
残こしていく
何を思い 何を考え
歩いたのだろう
まだ はっきりと
見えているから
そんなに 前では
なかろうに・・・
白い細かい 砂の浜
手に取ると さーっと
指の間から 落ちていく
砂時計の砂のように
時間を止めることが
出来ないように
砂の落ちるのは
止められない
病の身体に 砂浜の
優しい感覚は
心 休める空間
時は 留められない
けれど 手の中の
砂は消えていく
まるで 僕自身が
消えていくように
砂時計の 砂が
全て落ち去った時
私の心も 消え去るか
風に吹かれ
飛んでいく砂
どこに行ってしまったのか
探す事すら 出来ないのに
見ている僕の 目の前から
無数の砂が消えていく
悲しみ胸に 広まって
涙が 砂に消えていく
病が癒えれば 僕だって
焦る思いも 砂と共に
何処かへ 消えてなくなるのか
悲しみ満ちて 歩く浜
空に浮かんだ 白い雲
海へ向かって 消えていく
朝の日差しが きつくなる
汗が頬を伝う時
心の虚しさ 悲しみも
消える所か 深まって
歩む足も 止まりがち
他に誰もいない 浜
潮風 波音 五感を通り
全て 虚しく消えていく
いのちのみ 永らえて
生きる 欲望 消えうせて
一人 浜を 歩いてく
ああ 時の虚しさよ
時間よ止まれと
胸の中 声を限りに
叫んでる
君亡き 後の侘しさよ
跡に残りし 我が身を恨む
一人 砂浜 歩みいく
一人 孤独を 歩みいく
終わりなき心の
放浪の旅・・・
癒えぬと分かっていながらも
歩かなければ つぶれそう
病の傷も 癒えぬのに
心の傷は 消える事なし
波打ち際の 白波が
私を優しく 泡だって
せめても 心を癒してくれる
風の音だけ
僕に語りかけ・・・
また 頬を伝う涙
風に飛ばされ 消えていく
僕の心の 悲しみと共に・・・
*****
夏の光に 消えた愛
作詞:たけぼんだぬき
夏の光の中に
消えていった 君よ
波打ち際に 戯れた
ひと夏の 思い出が
白い 波と共に
消えていった
もうあれから
一年が 過ぎたのだね
君との 熱い夏も
とおい記憶の中に
消え去ってしまうのか
あの日の 君は
世界中の女性が
逆立ちしても
勝てないほど
素敵だった
赤い水着の
ボディライン
目に焼きついて
離れない
遠くを 行き過ぎる
船の 姿と
重なって
君の 焼けた
肌の色が 鮮やかで
小麦色に 光ってた
もうあれからの
僕は 抜け殻に
なっちまって
見る影もないほどだ
君との 熱い一夜の夢
夕日を眺めながら
愛を 語り合った
夕食は 満天に 広がる
星の元で テーブルに
広げた 手作りの 料理
レッドワインを 冷やしてさ
グラスに 星が 映って
二人だけの 乾杯
愛に包まれた ワインは
ちょっぴり 甘すっぱくて
食が 進んだね
波の 砕ける 音だけが
二人を からかっていた
渚の 食卓 杯も進み
僕は 少しほろ酔い気分
君の手をとって
自分の胸に引き寄せた
甘すっぱい ワイン味のキッス
二人 目を閉じて
甘い感触に 浸ってた
空の星たちも 恥らうように
まばたいて 優しく 光ってた
セクシー なんて 意味ないほどに
君の愛は 僕の心を 引き寄せた
その夜の 二人は いつまでも
濡れた 魚が 絡み合うように
お互いを 求めてた
真夜中 裸の二人は
そのままの姿で 砂浜を
手をつなぎ 走ったよね
砂浜に寝転んで
砂だらけになりながら
また熱いキスをした
いつまでも このままで
ずっと そう信じてた
夏の一夜の 愛の時間
もう記憶の中に おさまって
時々 僕を 泣かせるんだ
どこまでも 続くと
信じてたのに・・・
*********
魅力にとりつかれた男
作詞:たけぼんだぬき
君の ボディライン
君の長く 美しいうなじ
その優しき 腰まわり
魅力に 僕は痺れてる
うなじに 手を伸ばし
そっと あてがえば
心に電気が 走ったように
僕の心は 釘付けさ
丸く 優しい腰に
手を置いて
引き寄せれば
全てが 僕の
心を 掴んで
離す事はない
どういて 君は
そんなに 魅力的なの
踊りを 踊らせれば
他のみんなが 振り返る
君が歌えば 全ての人が
魅了される
僕が嫉妬するほどに
魅力的過ぎるんだ
君は 楽器の名手
ピアノ フルート
トランペット
ギター 全てを
こなして 完璧だった
僕は ギターをこなすのに
必死なのに・・・
才能あふれる君だから
どんな事も 朝飯前なのかな
そんな君を 愛した事
僕の誇りなのさ
あまりに 魅力がありすぎたのかな
神様が 君を欲しくなったのかな
あんな若さで 病気で逝っちまって
取り残された ダサい男は
こうして 阿呆面下げて
のうのうと生きている
涙に暮れながら 過ごした
時期も あったけれど
あまりの 悲しさに
涙さえ 出なくて
心を奪われた 木偶人形
そんな時期が 数年続いたよ
おわらいぐさだ
無能であるが故に 生き延びて
才あふれる君が 短命とはね
世の中 不公平だって
思った
何で俺じゃなくて 君なんだ
そう何度も 心の中で
叫んでた
僕は 今でも 君を愛してる
きっと 死ぬまで いや
死んでも 愛し続ける
もし今度 生まれ変わったら
一つで良いから 欠陥を
持って生まれなよ
完全だから 神が欲しがる
そうしてもう一度
僕と付き合っておくれ
今度は 死ぬ時は一緒と
決めるから
ね。 いいだろう
愛しの 君へ
心から 愛を込めて
********
星の間を
作詞:たけぼんだぬき
今の僕には つばさはない
だけど 心にツバサを付けて
あの星空の間を自由に
羽ばたけたら とっても
ステキ
天の川 空に広がる
星たちの 流れ
私たち 地球がある
太陽系 それを
大きく渦巻く
銀河系 それこそ
天の川の正体
広大な宇宙に 無数の恒星たち
巨大な 渦を巻いて
そこにある
だからね 僕も 巨大なツバサで
星たちの間を 飛び交うんだ
そして きらきら 輝く綺麗な星を
心の 愛の鎖で 繋いでさ
君の胸に 飾るんだ
きっとさ
君の胸で
輝くネックレスは
とっても綺麗だろうなあ
時と 空間と 時間を のり越えて
きっと綺麗に輝くはず
だってさ
鎖は 僕の 愛だからさ・・・
なんて キザな台詞 君の前では
話せない
思いは いっぱい あるけれど
照れくさくって 言えないのさ
七夕の夜だけは 二人きりに
なったなら 満天 星を見ながらさ
ちょっと気取って言ってみる?
うわーー 考えただけで
恥ずかしい
心に 詰まった 愛の箱
開いて 君に見せたいな
君が 驚く 顔見たいから
いっぱいの 愛が 詰まってるよ
君の 笑顔を見たいから
君と 愛を 語らいたいから
勇気を 出して 言ってみよ
七夕の 夜にね・・・
**********
星たちの 出会いは
作詞:たけぼんだぬき
恋人と語る夜に
星が光る 満天の夜空に
きらきら 輝く愛の星
素敵な 夜だね
君とこうして側にいて
同じ星を見上げられるなんて
なんて素晴らしい夜なんだ
君の浴衣姿につい
うっとりする僕
浴衣の襟元から見える
白いうなじに 僕は
そっこんさ。
団扇を持つ手が 愛おしい
いつまでも こうして星を
見上げていると 誰にも
邪魔される事はないんだって
思えるよね。
天駆ける 白馬に乗って
一緒に駆け巡りたい
空が どこまでも
透き通って 綺麗だからさ
世界中から 争いという
言葉をなくしたい
人と人とお互いに 愛せる
時代が 来ないかな
僕らのように 星に願いを
かけてみようか
争わないで 喧嘩をやめて
暴力を止めて みんなが
安心して暮らせる世の中に
なりますようにって・・・
そして一番大切な願い事
君とこうして いつまでも
愛し合えますようにってさ
君の手をとって 駆けて
いきたいな どこまでもさ
自由な 世界へ 草原へ
二人だけの 世界へさ
きっとそうすれば
二人の願いも叶うよね
きっと さ・・・
だって いつもこうして
お互いの目を見つめながら
話し合える 君の思いへ
僕が 深く入っていって
同化してしまえばさ
いいんだもんね
一つに なった
二人の いのち
宇宙の星になって
大きく輝くんだ
いつまでも
永遠にね・・・
----------
行く事 立ち止る事
作詞:たけぼんだぬき
半世紀 僕は
歩き続けてきた
細い道も 太い道も
舗装された道も
がたがた道も
色んな道が あったけれど
これまで立ち止まる事は
なかったんだ
右足を複雑骨折した時だって
リハビリに励んだし
一日も早く退院したくて
がむしゃらになって
リハビリに頑張ってきたんだ
骨折した足は 重い鉛の
塊のように 持ち上げる事すら
出来ないほど・・・
汗をいっぱいかいても
それでも腰や足を持ち上げて
筋肉を落とさないように
頑張ってきた
やっとギブスが半分になって
松葉杖で歩けるようになって
嬉しくて 病院の端から端まで
何度も往復した
一番怖かったのは ギブスが
とれて 階段を上り下りする時
特に怖いのは 下り・・・
真下まで落ちそうな感覚に
とらわれて すごく怖かった
人が足を一本不自由になるだけで
こんなに不便なのかと 痛感した
いつもは気づかない事でも
動けないという事は
とっても苦痛・・・
人は 動くのが仕事って
感じてた
健康である時は 分からない
お話だけど 一度不自由に
なると 身に沁みて 分かるもの
健康第一っていうけれど
まじで 感じているんだ
そして 今の病になって
ホルモン調整が出来ない体に
なって ふらつき感と頭痛
他には どこも不自由じゃないのに
見えない ホルモンの異常で
こんな体になっている
周りから見たら 怠けてるってしか
見えないよね。
だけど 本人はいたって真面目に
病と取り組んでいる
ようやく最近 ものに掴まらなくても
歩けるほどになってきた
それでも ちょっと無理をすると
すぐに ひどい状態になる
寝たくもないのに 横になる
しかない・・・
情けない・・・
人生を歩き続けて来た自分・・
始めて 立ち止った
立ち止ったというより
動けない自分がいる
何でも自由にしてきた 自分
自由に出来なくなった 自分
どちらも この世に 一つしか
ない 身体といのち
健康ほど有り難いものはない
この病になって 学んだ事
どんなに 辛い環境でも
構わないから 挑戦できる
身体が欲しい
自分で 乗り越えていける
身体が 欲しいって思う
小さな事から 始めている自分
それしか出来ないっていうのは
悔しくて 嫌だから・・・
何でも出来る 自分に一歩でも
近づきたいから・・・
今日もそれを一歩ずつ
やっていくしかないんだ
焦ると 倒れるから ぎりぎりで
いつも挑戦していくんだ
今日もね・・・
---------
いのちの 共鳴
作詞:たけぼんだぬき
人は 泣いて 一歩前に行く
人と 涙を 共有する時
心がつながる
嬉しくても
悲しくても
感動しても
流れる 涙は同じ
だけど それぞれで
涙の味は 違ってる
人が涙を 流す時
心に もっと沢山の
涙が 溢れているから
あなたの 思いを
私に伝える時
あなたと同じ心が
共鳴して 互いに
響きあうから
私を 思って
言葉に託して
伝えてくれる
人がその人を
大切に 心から
思うとき
自然と いのちに
響いてくる
その人が 言っている
言葉が 口先だけの
ごまかしだったり
綺麗な言葉で
語る時 一つも
いのちに 響かない
空を飛び交う 目障りな
存在でしかない
同じ口から 出て
同じ言葉であっても
自分を思って
言っている言葉と
飾りを付けた言葉と
二つは まるで
違ったものとして
感じてしまう
言葉に 心がある
のではないのか
言葉は 心を伝える
運び屋なのかも知れぬ
どんなに不器用な
言葉でも いのちを
揺さぶる 言葉がある
だから いつも
私は 自分のポエムが
どう読まれているか
あまり関心がない
私の心が 読んでくれる
皆様に伝わっているのか
その事が とっても気になる
所詮 言葉の意味が
大切なのではない
言葉が発する
私の心が 問題だから
その事を 大切に
これからも 詩を
書いていこう
野原に咲いた
一輪の 向日葵
それを見た時
何かが 私に
訴えた
言葉ではない
においというような
感覚だった
僕はその事に
すごい ショックを
受けた
言葉を持たぬ 向日葵でさえ
あれだけ 僕に物語るのだ
私は 詩というものに
疑問が沸いて来た
言葉っているのかと・・
勿論 私は
ヒマワリではないから
同じ真似はできないが
それでも 言葉というものを
つい真剣に考えてしまった
いのちが 言葉を 発すると
これまで 信じてきた
向日葵にも 声なき声があるのか
いのちが 共鳴すれば
思いは 伝わるのではないかと
僕が 波の音や 風の音に
それを聞くように
向日葵もまた
それを聞いているのだ
いのちの共鳴を・・・
********
一夜の夢
作詞:たけぼんだぬき
優しさの香りを 漂わせ
街に灯りが 戻る時
空に 星が瞬いて
輝く 家の 窓から
漏れる 優しい
団欒のともしび
僕は 街路樹を
一人 いく
小さな 子犬が
僕に近寄って
可愛い声で
くんくんと
甘える声で
囁いて
悲しみの中にいる僕は
頭を 撫でて
胸に抱く
眠りの前に 散歩道
歩く習慣 常のよに
いつもの道を いつもの時間
何処へともなく 歩く癖
空に 輝く 月さえも
心に 安らぎ 与えると
家々の 窓から漏れる
団欒の灯火 闇を飾って
光ってる
いつもは 心安らいで
家に戻って 眠りの中
明日への希望 胸に抱き
ゆっくり眠りに つけるのに
今宵は 胸が 収まらず
一杯の ブランデー
グラスに注ぎ 飲み干して
ごろりと 横になったまま
いつしか 夢の世界へと
入っていった 夜の夢
君との 海でのバカンスを
夢に 現れ 楽しい時間
過ごした 過去の夢物語
夜中に目覚め 切なさが
胸に迫って 窓開ける
空に 満天星光る
切なき 一夜の夢なれど
胸に 深い悲しみと
別れた君の 最後の言葉
思い出しては 涙に耽る
潤んだ僕の目に映る
景色は 歪んで
悲しげに 今宵の夢に
残された 一人ぽっちの
虚しさが 涙にくれて
夜は更ける
切なき一夜の夢
遠い 昔の楽しい時
月さえ 歪んで 悲しみに
包まれて・・
きっと 君の好きだった
犬を 抱いたせいだろと
思いは 遠く 過去の君
犬抱く 君の優しき瞳
僕の 記憶に蘇る
一夜の 儚き夢
想う・・・
******
一度も終わりまで見たことがない番組
作詞:たけぼんだぬき
実家に TVが来た
まだ僕が 小学校へあがったばかり
まだ我が家にTVはなかった
TVというものを知らない僕は
夜になると 早く眠っていた
9時前には寝ていたように思う
幼い頃の自分の身体は ひ弱で
すぐに熱を出した
体力もなくて 走ったりして
遊びすぎると 夜には熱が出た
小学校3年の時 やっと我が家に
中古のTVが来た 親戚が新しい
のを買ったから 我が家にお古が
廻ってきたからだった
それでもTVというものが
どんなものなのか 僕は
分からない 父が 夕方に
TVの電源を入れると
ニュースや 天気予報
漫画 ドラマ等を見るように
なって 食事の風景も
一変する
父は 無類の酒好きで
一日に 5合は飲まないと
収まらない人だった
飲んでも いつも優しい
父で 酔わないのかと思った
程の 強さだった
何曜日だったか忘れたが
夜は9時に寝るのだが
その日は 父の誕生日で
お祝いが我が家であって
僕も眠い目をこすりながら
起きていた
十時になった時 父がTVを
つけた
TVから 音楽が流れてきた
いまでも 夢のように 覚えている
夢であいましょう♪
と歌いながら 番組が始まった
とっても素敵な歌声と 映像に
僕は釘付けになった
音楽とトークで 楽しい番組だった
しかし途中まで見た時もう僕は
本当に夢の中にいた
眠ってしまったのだ
母の腕の中で見ていたのは覚えている
母の 優しく温かい腕の中で
気持ちよくなって寝てしまったらしい
だけど あの日の番組だけは
どうしても続けて見たいと
母に駄々をこねて その日だけは
起きるように努力した
次の日の朝が辛かったけれど
どうしても見たかったから・・
でも結局最後まで見れた事は
一度もなくていつも途中で
母の腕の中で眠っていた
幼い時のかすかな記憶に
この番組が焼き付いている
そして母の腕の中の気持ちの良い
時間も一緒に 覚えている
きっとあの時って 幸せだった
のだろう
母も 父も そして 私も・・・
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風に誘われて
作詞:たけぼんだぬき
頬を優しく撫でて
香りを乗せて
通り過ぎていく
あなたと私
風に誘われて
ここまで来たの
緑の木々に
囲まれた 小さな森に
こうして歩けば
あなたの優しい
手の温もりが 私を
導いてくれるから
木々の間から 聞こえる
小鳥の 囀り
夏の暑さも ここには無縁
爽やかな 風が
森を抜けて
私たちをそっと癒してくれる
森の中にある 大きな木
枝をいっぱいに 広げて
葉を繁らせて まるで
優しい お父さんのよう
こうして 森を見守ってきたの
小さな動物たちが 雨に濡れて
困らないように 枝を伸ばしたのね
足元に小さな草花 いっぱい咲いて
枝の影も 考えて 枝は時々
風に揺れて 優しい太陽の光を
与えてる
まるで 慈しむかのように
私とあなたの通る道にも
木々の合間を縫って
太陽の光が見える・・
不思議に 優しくなるものなのね
木々の葉が 強さを
取り去るのかな
心地よい 木立を抜けて
大きな湖に出ると
時が止まったかのように
静かな水面が 私たちの前に
広がるの
なんて静かなんでしょう
大きな太陽が 湖水の中に
輝いて 私たちを歓迎して
くれている
ここであなたと 始めてキッスを
したのね
どこまでも優しくて 頼もしかった
あなたの 熱いキッスを受けて
心まで 溶けていったわ
あの日の夜 近くのバンガローで
二人 絡み合う魚のように
なって 愛を確かめた・・・
時々見せるあなたの 子供のような
瞳が 私は大好き
夢を見るような 可愛い目に
私が映っていた
一つになったあの日は
風が強くて 入り口の
扉がカタカタ鳴って
ちょっと怖かったけれど
あなたの腕の中にいる時は
とっても幸せだったの
朝の光が 小さな窓から
差し込んで 光の筋が
あなたの顔に当たって
眩しく 輝いていた
私たち 風に誘われて
ここまで来たのね
風が 二人の 仲人なのね
素敵な風が 湖面を走り
森を 抜けていくわ
私たちの 愛を乗せて
どこまでも・・・
*********
あなたがいるから
作詞:たけぼんだぬき
あなたに 打ち明けよう
他の誰にも話せない事
あなたはいつも
聞いてくれた
心に涙が
あふれている時も
小さな囁きだけど
あなたにだけは
話せた
きっとあなたが 私を
きちんと見てくれて
いたから
私に きちんと向いて
聞いてくれたから
あなたがいたから
私は どんな辛い事も
悲しい事も 乗り越えて
こられた
だから 私にとって
あなたは 一番
大切な人
私が 泣く時は
一緒に泣いてくれた
私が嬉しい時は
一緒に笑ってくれた
私が歩く時は
私の横に必ず
いてくれた
私を見捨てずに
いてくれた
あなたがいたから
ここまで
生きてこれた
ありがとう
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ラブ・アイランド
作詞:たけぼんだぬき
副題:クロアチアのLOVERS ISLANDを見て
島影 見える浜
君と二人 来たよ
砂は 白く さらさらと
足に 絡むよ
夏の日差し 浴びて
砂は 熱く 感じて
裸足になって 渚走る
潮風 頬を撫でて
手を取り合って 走れば
風に乗って 飛び出しそうだ
君と 二人だけの世界
夏の景色 変わらず
いつまでも 愛の中に
楽しんでいたい
島まで すぐそこだけど
海が 邪魔をする
二人のだけの アイランド
愛の夢の島へ
誰にも何も邪魔されない
二人だけの アイランド
椰子の木が実り
二人で飲む 椰子の実ジュース
ストロー差して顔を合わせ
冷たいジュース飲み 喉を潤す
二人だけの ラヴ・アイランド
幸せに満ちて・・・
二人だけの バンガロー
日差しを避けて
時が 止まる 愛の時間
夢 ゆっくりと 過ぎていく
二人だけの アイランド
飛び交う カモメたちよ
二人の愛を 喜んで
くれるなら 君たちへ
釣った 魚をあげよう
愛の島 ラヴ・アイランド
南の海に 浮かんでる
遠くを通る 白い船
僕らの島に
近寄る事も出来ない
紺碧の海に 浮かぶ島
二人だけの 愛の島
誰にも 邪魔されない
二人だけの
ラヴ・アイランド・・・
********
どちらへ 向かうのか
作詞:たけぼんだぬき
副題:持戒 と 苦悩
自分の人生を 振り返る
したい事を してこれた
それだけは 自分の幸せかも
しれない
そんな中で何度か挫折した事もあった
ただ投げ出すのだけは嫌で
最後のさいごまで
ネバッて ネバって 粘り抜いて
もうこれ以上前に進めない
そう思えても
自分から逃げ出したくなくて
がむしゃらに やってきた
能力の限界 思考能力が停止するくらい
考えて 悩んで 生きてきたけれど
完敗する事もあった
自分を取り囲む人々にも
守ってくれた先輩 いじめた先輩
慕ってくれた後輩 馬鹿にして相手に
してくれなかった 後輩・・・
その度ごとに一所懸命の精神でやってきた
人生には 山もあれば 谷もある
もう少し我慢してやってみよう
きっといい時がくるはずと
やってきた
それでも 気がついてみたら
それを 放棄しないといけない羽目に
追いやられていた
それでも 次の働く場所は これまでの
経験と 技術を犯せる仕事へと模索し
生きる場所を探して 頑張った
気がついてみたら
もう50年生きている
昨年 病が原因で
働いていた職場をくびになって
退院したら すぐに働こうと
あらゆる手で探し
面接も何度も受けた
決まりかけて 駄目になり そのうちに
後遺症が発症して 労働が出来なくなって
自分で収入を得る術を失い 市に面倒を
みてもらう 立場に 追いやられた
今年の7月1日 病気の為に手術して一年目
こんなに長引くとは 思ってもいなかった
場所が脳であった事も 引き摺る要因らしい
いつまでも こんな状態では いたくないし
このままでは 死ぬに死に切れない
せっかくのいのちだから 最後の最期まで
生き切って 俺は生きたと思って死にたい
そんな思いが 毎日頭を占領している
毎日のように起きる ふらつき感と頭痛
自分の意思に無関係に 駄目だしをする病
どんだけ・・・・
と叫びたくなる
私はそれでも 誰かの為に役立つ仕事がしたい
人の役に立つとは 便利に使われる事ではなく
人の傍らで その人が困っている時に手伝える
それくらいの感覚なのだが それでもいいのだ
結局 私という人間がこの世にあったという
あかしを 自分で掴みたいのだ
誰にも知られない それでもいい
変な奴がいたなでもいい
生きていた というあかしを
動けなくなる 自分が悔しいし
横になった ままで
一日が過ぎていくのも
たまらなく嫌なのだ
私は きっと自分を取り戻したいのだ
いずれは 訪れる最期の日
何とか それまでに 最後の仕事を・・
僕の正直な願いなのだ
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あの日の夕日は 君
作詞:たけぼんだぬき
ブランコが 揺れている
誰もいなくなった 公園の
ベンチに 一人 何も考えず
座っている
風一つない 蒸し暑い夕暮れ時
何もする元気もわいてこない
ただ虚しい風が 心の中に
吹き荒れている
どうしたの?
以前だったら 君が聞いてくれた
心の底まで 君は 分かってた
あまり 悲しそうな顔をしている
僕を 優しい母親のように
柔らかな胸に抱き寄せて
そっと頭を撫でてくれた
まるでわが子のように・・
でも今は・・・
そんな優しい
母親はもういない
君ももういない
誰も 慰めてはくれない
あの頃の僕は 子供だった
君を愛する資格など
君のお父さんが言ったように
なかったのかも知れない
ただアルバイトして 稼いで
君と僕の 食べる分と
一ヶ月の家賃 生活費
それを工面するだけの
生活・・・
どこかに連れて行ってやる事も
もっと素敵な
ドレスや 指輪や
ネックレスや ブローチや
髪飾りなんか 買ってやりたいと
思っていても アルバイトのない
日が時々あって 結局君に
無理をさせていた
夜勤をして 昼勤をして
24時間働いても
一日 14,000円
次の日は 休まなければ
ならない
そんな日は 昼過ぎまで飲んで
帰って来て そのまま 布団へ
死ぬように眠って
目が覚めたら 夜中
飲み代に 四千円使ってしまって
結局君に渡せるのは一万円
それで月 僕の収入は十五万
一ヶ月働けてだった
少ない月は 十万
十万切る月もあったね
二人で暮らすには足らないよね
家賃だけでも 生活費の1/4
これじゃあ 無理だったよね
君は 夕方になると
いつもの レストランへ
ピアノの演奏 アルバイト
客が少なかったよって
二千円を握りしめて
帰ってきた
辛い仕事ばかりさせて
客相手の仕事なんて
君に似合わないのに
一生懸命頑張ってくれた
あの頃 僕が思っていた事
君は やっぱり僕と
出会わなければ
本当に幸せだった
んじゃないのかって事
いつも心で手を
合わせて 謝っていた
言葉に出すと 君は怒るから
それを見るのも 辛かった
あの頃の二人は あれで
良かったのかな
今でもそんな思いが
胸を いっぱいに
していくんだ
お飯事に 疲れた二人だったね
でも僕は 思っている
お互いに辛かった日々だったけど
君が一番素敵だった時期だったね
君は あの公園の 夕日のように
きらきらしていた・・・
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