夜のお散歩
掲載日:2017/05/19
夜のお散歩
あまりの暗闇にぽかんと
人工的な光などは無くて
遠くに見える光の欠片たちだけが私を照らしました
まるで人間が消えた後の夜
(もしも明日、世界が終わるとして)
そんなことを考えた、夜のお散歩
私の誤算と、
私を襲う春の余寒と
薄着の季節はまだ遠くて
鳥も虫もまだ静かに眠ります
冷たくて、真っ暗で、静かで
(もしも明日、私は死んでしまうとして)
そんなことを考えた、夜のお散歩
錆びたトタンも、
そこに咲く春牡丹も
どこか寂しさを醸し出していて
私もどこか寂しさを感じながら
それでも歩む足は止まらなくて
(明日が来なければいいのに)
そんなことを考えた、夜のお散歩でした
今回初めて、ちょっとだけですが韻を踏んでみました。難しいものですね。




