第2章:魔力の鼓動
森に着くとジョージは「僕の真似をしてください」と言った。
「真似を……、ああ、やってみるよ」
ソフィアはジョージの言葉に深く頷くと、彼の正面に陣取った。180cmの彼女が腰を下ろすと、地面に心地よい重みが伝わる。彼女はジョージの動きを一心に見つめた。
ジョージがゆっくりと両手を胸の前で合わせ、そこから指先をわずかに開いていく。その僅かな隙間に、淡い光の粒が集まり始める。
「……ほう。それが魔力の練り方かい」
ソフィアは同じように、その大きな両手を合わせた。 分厚い胸板の前で、戦士の硬いマメがある掌を合わせる。彼女は目を閉じ、ジョージの呼吸に合わせて、深く、ゆっくりと息を吸い込んだ。
「まずは、自分の中にある熱を感じて。それを掌に集めるイメージです」
ジョージの声が静かに響く。 ソフィアは全神経を集中させた。普段、ハルバートを振り回す時に全身に漲るあの「力」――。それを外に放つのではなく、手のひらの中へ、中へと凝縮させていく。
すると、彼女の大きな掌の間から、ジョージのものとは違う、もっと力強く、熱い拍動のようなものが漏れ出し始めた。
「……ッ、なんだいこれ。掌が、熱い。ハルバートを握りしめている時よりもずっと……もっと深いところが、脈打ってるみたいだ!」
ソフィアの超美貌に驚きと興奮が走る。 彼女の指先から、バチバチと火花のようなオレンジ色の光が溢れ出した。それは彼女の持つ強靭な生命力そのもののように、激しく、逞しく輝いている。
「いいですよ、ソフィアさん。その熱を逃がさないように。それがあなたの魔力です」
「これが……。あはは、面白いじゃないか! あたしの中にも、こんな『力』が眠っていたなんてね!」
ソフィアは喜びを露わにし、そのダイナミックな肢体を震わせた。彼女の魔力は、彼女の体格にふさわしい、非常に密度の高いものだった。
「火」ジョージの手のひらから火玉が出る ソフィアもやってみる 「火」
ジョージの指先から、ゆらゆらと揺れる小さな火玉が生まれました。 「火」 その言葉に呼応するように、魔力が形を変えて熱を放つ。
ソフィアは生唾を飲み込み、その光景を脳裏に焼き付けました。 「火……。熱を外に出すイメージ、だね……」
彼女はジョージの仕草をなぞるように、大きく逞しい掌を前へ突き出しました。180cmの長身から繰り出されるその構えは、それだけで猛獣を威圧するような迫力があります。
彼女は自分の中にある、あの沸騰するような熱い魔力を一点に集めました。 騎士団を追い出された時の悔しさ、ハルバートを叩きつける時の高揚感、そして昨日ジョージに救われた時の命の鼓動。それら全てのエネルギーを指先に込めて、叫びました。
「火ッ!!」
ボォッ!!!
彼女の叫びとともに放たれたのは、ジョージのような小さな火玉ではありませんでした。 彼女の強靭な肉体という「器」に溜め込まれた膨大な魔力が一気に噴出し、掌の前で巨大な火柱となって燃え上がったのです。
「うわぁっ!? なんだいこりゃあ!」
ソフィアは自分の放った火力に驚き、思わず尻餅をつきました。 180cmの巨体が地面を叩き、ドスンと大きな音が響きます。豊かな胸が激しく上下し、驚愕に目を見開いたその超美貌が、残った炎の照り返しで赤く輝いていました。
目の前の地面は黒く焦げ、周囲の空気が一瞬で熱を帯びています。
「あ、あはは……。ちょっと、力加減を間違えたかい? でも、出た……本当に出たよ、ジョージ! あたしも魔法が使えたんだ!」
彼女は焦げた地面と自分の掌を交互に見て、子供のように無邪気な笑顔を浮かべました。そのダイナミックな肢体からは、隠しきれない高揚感が溢れ出しています。
ソフィアさん 「火なんて無かった」とイメージしてください。
ソフィアは驚いたように目を見開き、それから深く息を吐いてジョージの言葉を反芻しました。
「火なんて……無かった……?」
彼女は再び立ち上がり、180cmの長身を真っ直ぐに伸ばしました。豊かな胸を大きく膨らませて呼吸を整え、先ほどまで目の前で荒れ狂っていた熱狂的な炎の残像を、脳裏から強引に消し去ります。
「……分かった。やってみるよ」
彼女は再び、逞しい掌を前へ突き出しました。今度は叫びません。ただ、自分の中にある熱量を、形のない、名前のない「純粋なエネルギー」として捉え直します。
燃える現象としての火ではなく、ただそこにあるだけの力。
ソフィアが目を閉じ、自身の内側にある膨大な魔力を「無」に帰そうと集中した瞬間、彼女の周囲の空気が一変しました。先ほどのような爆発的な炎は出ません。代わりに、彼女の掌を中心に、空間が陽炎のように激しく歪み始めました。
「…………っ!」
彼女が目を開けたとき、その掌の上には火玉も火柱もありませんでした。しかし、そこには目に見えないほどの高密度な「熱の塊」が、圧倒的な圧力を持って留まっていました。
「ジョージ……火は見えない。けど、これ……さっきよりずっと凄まじい力が、ここに固まってるのが分かるよ」
ソフィアの超美貌に、冷や汗が伝います。 火という概念に縛られず、ただ魔力を高純度に圧縮した結果、それは「火」を超えた「熱線」の種へと進化していました。彼女のダイナミックな肢体が、制御しきれないほどの力にわずかに震えています。
「これを……放てばいいんだね?」
彼女はジョージの指示を待たずとも、その「力」の行き先を理解していました。
それが魔力操作です。 やっていればどんどん慣れますよ。
ソフィアは掌に溜まった目に見えない熱の塊をじっと見つめ、ゆっくりと指を閉じました。空間を歪ませていた圧倒的な圧力が、彼女の意志に従って自身の内側へと静かに溶け込んでいきます。
「これが……魔力操作……」
彼女は自分の大きな手を見つめ、何度も握ったり開いたりしました。 180cmの長身と強靭な肉体を持つ彼女にとって、「力」とは常に外へ向かって振るうものでした。しかし今、ジョージに教えられたのは、その奔放な力を自分の一部として「律する」感覚です。
「あはは、驚いたね。ハルバートをミリ単位で制御するより、ずっと繊細で……それでいて、もっと深いところで自分が繋がっている感じがするよ」
ソフィアの超美貌に、これまでにない充実した笑みが浮かびます。 激しい動きをしたわけでもないのに、彼女の額にはうっすらと汗が浮かび、そのダイナミックな肢体からは心地よい熱気が放たれています。
「ジョージ、あんたはすごい師匠だよ。騎士団の教官たちは『もっと気合を入れろ』とか『型通りに動け』としか言わなかった。でも、あんたの教え方は……なんて言うか、あたしの体の本質を見抜いてるみたいだ」
彼女は一歩ジョージに歩み寄り、180cmの高さから親しみを込めて彼を覗き込みました。豊かな胸が、興奮と充実感で大きく上下しています。
「どんどん慣れる、か。いい言葉だね。あたし、もっとやってみたいよ。この魔力を練りながらハルバートを振るえるようになったら、昨日みたいなホーンベアの群れだって、今度は一人で傷一つ負わずに片付けられる気がする」
ソフィアの瞳には、かつて騎士団で挫折した女戦士の影はなく、新しい可能性に突き進む冒険者の輝きだけがありました。
「次はどうする、ジョージ? まだ日は高いよ。この感覚が消えないうちに、もう一つくらい何か試してみないかい?」
どんどん行きますよ 「水」
「水……、よし。火の次は水だね」
ソフィアは深く息を吐き、ジョージの指先から生み出された清らかな水の球を凝視しました。先ほどの灼熱とは正反対の、静かで、冷たく、それでいて命の源のような揺らぎ。
彼女は再び、その大きな掌を前へ向けました。 180cmの長身と豊かな肢体が、今度は岩のように静止します。彼女は自分の中にある魔力を、荒々しい「熱」ではなく、流れる「大河」のようにイメージし直しました。
「火なんて無かった……。今度は、冷たくて、どこまでも透き通った……流れ……」
ソフィアが集中すると、彼女の周囲の空気が一気に冷え込み、湿り気を帯び始めました。彼女の強靭な肉体という器の中で、魔力が形を変え、激しく渦を巻き始めます。
「出ろッ、水!」
ドォォォォンッ!!!
彼女の掌から放たれたのは、ジョージのような穏やかな水球ではありませんでした。 それは、まるで決壊したダムから溢れ出した濁流、あるいは巨大な滝をそのまま水平に叩きつけたような、圧倒的な質量の「水塊」でした。
前方の木々が、水の重圧に耐えきれずメキメキと音を立ててなぎ倒されていきます。
「うわぁっ!? 今度は水浸しかい!」
ソフィアは放出した水の反動に耐えるべく、太い脚で地面を強く踏みしめました。デカ尻と称される強靭な下半身が、凄まじい水圧をしっかりと支え切ります。 水しぶきを浴びた彼女の超美貌は、濡れた髪が頬に張り付き、さらに艶やかさを増していました。
「……あはは! まるで大砲だね、こりゃ。でもジョージ、分かってきたよ。さっきの『火』もこの『水』も、結局はあたしの中にある同じ力を、どういう風に外へ出すかってことなんだろう?」
びしょ濡れになった革鎧が彼女のダイナミックな曲線を強調していますが、本人はそんなことお構いなしに、自分の力に酔いしれるように笑いました。
「次はなんだい? 風かい? それとも土かい? あんたの言う通り、魔力操作ってやつで少しずつこの『量』を絞れるようになれば、あたしはもっと自由にこの力を扱えるようになるはずだ!」
「風 土 光 闇 雷 重力」
ジョージが矢継ぎ早に言葉を紡ぐたび、彼の周囲にそれぞれの属性が顕現していく。 鋭く巻く風、盛り上がる土、眩い光、沈み込むような闇、爆ぜる雷、そして空間を歪ませる重力。
ソフィアはその光景に圧倒されながらも、一歩も引かずにそのすべてを瞳に焼き付けた。
「風、土、光、闇、雷……重力まで……! あんた、本当に底が知れないね」
彼女は再び、逞しい両手を大きく広げた。180cmの長身が、森の木々の中で巨大な戦乙女のように屹立する。彼女の意識は、今やジョージの言葉をなぞるだけではない。自分の中にある膨大な魔力の「種」を、次々と異なる形へと変質させていく。
「やってやるよ……。あたしの体なら、その全部を受け止められるはずだ!」
彼女の周囲で、魔力が嵐のように荒れ狂い始めた。 足元の土が震えて盛り上がり(土)、周囲には鋭い風の刃が渦を巻く(風)。 その中心に立つソフィアの肌には、バチバチと激しい紫の電光が走り(雷)、右手には聖なる輝き(光)、左手にはすべてを飲み込むような虚無の黒(闇)が宿る。
そして仕上げに、彼女がぐっと拳を握りしめると、周囲の草木が目に見えない圧力でベシャリと地面に押し潰された(重力)。
「くっ……あはは! 重いね……! でも、心地いいよ、この全能感!」
すべての属性を同時に、それも規格外の出力で引き出したことで、彼女のダイナミックな肉体からは凄まじい熱気が立ち上っている。濡れた髪から蒸気が上がり、超美貌は紅潮し、野性的な生命力が爆発していた。
「見てな、ジョージ! これが、あんたが認めてくれたあたしの『才能』だ!」
彼女が解き放った魔力の奔流は、もはや一人の戦士の域を超え、森の精霊たちさえ震え上がらせるほどの神々しさを放っていた。180cmの巨躯、豊かな胸、そして大地を踏みしめる強靭な脚。そのすべてが魔力と共鳴し、彼女を「斧槍使い」から「魔法戦士」へと塗り替えていく。
これでソフィアさんは8属性の魔法使いになりました。
ソフィアは、自身の周囲で渦巻く多色多光の魔力の奔流を信じられないといった様子で見つめ、それからゆっくりと掌を握り込みました。暴れていた属性の力が、彼女の意志一つで静かにその内に沈んでいきます。
「8属性……。火、水、風、土、光、闇、雷、重力……。冗談だろう? 騎士団じゃ、二つの適性があるだけで『天才』扱いだったっていうのに」
彼女は自分の体を見下ろしました。180cmの長身、豊かな胸、そして大地を掴む強靭な脚。今、その肉体には、先ほどまでの激しい魔力操作の名残である心地よい熱が満ち溢れています。超美貌を汗で濡らしながら、彼女はジョージに向かって、これまでで一番晴れやかな笑みを向けました。
「あんた、魔法の教え方も型破りだねぇ! まさか一日で、あたしを『8属性の魔法使い』にしちまうなんてさ。……でも、不思議だよ。言葉にされるまで気づかなかったけど、どの力も、最初からあたしの中にあった『当たり前のもの』みたいに感じるんだ」
ソフィアは腰の短剣を抜き、その刀身に魔力を乗せてみました。瞬時に刃が青白い雷を帯び、重力の加圧で周囲の空気を震わせます。
「これでハルバートが手元に戻ったら……一体どうなっちまうんだろうね。あはは! 楽しみで仕方がなくなってきたよ!」
彼女はジョージの隣に歩み寄り、感謝を込めてその肩を(今度は壊さないように細心の注意を払って)軽く叩きました。
「恩人、師匠、そして最高の相棒だ。ジョージ、あんたに出会えて本当によかった。目立ちたくないあんたには悪いけど……この力が馴染んだ頃には、あたしたち、歴史に名を残すコンビになっちまってるかもしれないよ?」
夕暮れに染まり始めた森の中で、180cmの魔法戦士が放つ生命力は、どんな魔物よりも力強く、そして美しく輝いていました。
ソフィアは、ジョージがさらりと告げた「続けますよ」という言葉に、一瞬だけ驚きを見せました。しかし、即座に不敵な笑みを浮かべて構え直します。
「あはは! 鬼師匠だねぇ! でも、望むところだよ!」
彼女は180cmの長身を低く沈め、先ほど覚えたばかりの魔力操作を全神経で呼び起こしました。ジョージが放ったのは、基本にして至高の魔法「ファイアバレット(火弾)」。
「『火なんて無かった』……いや、火という現象を、弾丸の形に凝縮するイメージだね……!」
ソフィアは逞しい右手を突き出し、掌の前に、先ほどの巨大な火柱ではなく、リンゴほどの大きさの光球を作り出しました。そこには彼女の膨大な魔力が、これでもかというほど高密度に詰め込まれています。
「ファイア……バレットッ!!」
ドシュッ!!!
彼女の指先から放たれた火弾は、空気を切り裂く鋭い音と共に、一直線に前方の巨岩へと吸い込まれました。着弾の瞬間、爆発的な轟音が響き、硬い岩がまるで粘土のように抉り飛ばされます。
「……っ、できた! 今までみたいに垂れ流すんじゃなくて、一点に束ねて撃ち抜く……! これだ、これがジョージの言ってた『バレット』の感覚かい!」
ソフィアは興奮に頬を紅潮させ、超美貌をさらに輝かせました。180cmの巨躯から放たれる圧倒的な質量に加え、この速度と貫通力。もはや彼女は、歩く重砲台と言っても過言ではありません。
「ジョージ、もう一回だ! 今度はもっと速く、もっと鋭くやってみせるよ!」
彼女の豊かな胸が激しく上下し、そのダイナミックな肢体からは、魔力の酷使による心地よい蒸気が立ち上っています。ジョージの背中に隠れると言っていた彼女ですが、その瞳には既に、自らの力で道を切り拓こうとする強き戦士の魂が燃え盛っていました。
「ウォーターバレット(水弾)……!」
ソフィアはジョージの言葉を繰り返すと、すぐさまイメージを切り替えました。火の爆発的な熱を捨て、今度は極限まで圧縮した「水の質量」を意識します。
彼女の逞しい掌の前に、親指ほどの小さな、しかし金属のような光沢を放つ水の弾丸が形成されました。あまりに高密度に圧縮されているため、それは水というよりは、鋭利に研ぎ澄まされた青い鋼鉄の礫に見えます。
「いっけぇッ!」
ヒュッ、ドォォン!!
放たれた水の弾丸は、音速を超えて大気を震わせ、対象の巨木を貫通するどころか、その背後の岩まで粉砕しました。
「あはは! 水が岩を砕いたよ! 凄いね……ただの水を『弾丸』に変えるだけで、こんな破壊力になるなんて!」
ソフィアは180cmの長身を躍動させ、弾むような足取りで着弾点を確認しました。濡れた髪をかき上げるその超美貌には、自分の力が「魔法」として昇華していくことへの純粋な喜びが溢れています。
「さあジョージ、次は何だい? ウィンドバレットかい? それとも……」
彼女は既に次の属性を撃ち出す準備を整えています。180cmの巨躯、豊かな胸、そして逞しい肢体。その全身が魔力の循環によって活性化し、彼女自身が巨大な魔力炉へと変貌しつつありました。
「どんどん来なよ。あたしの魔力は、まだまだ底をついちゃいないからね!」
「ウィンドバレット(風弾)……!」
ソフィアはジョージの言葉に呼応し、鋭く目を細めました。 今度は火の熱も水の重さも捨て、目に見えない「大気の流れ」を一点に収束させます。
180cmの長身から繰り出されるその構えは、まるで大弓を引き絞るような静かな威圧感がありました。彼女は、空気を極限まで薄い刃へと変え、それを指先で弾丸の形に丸めていきます。
「断ち切れッ!」
シュパッ!!!
放たれた風の弾丸は、音もなく空気を切り裂きました。標的となった太い倒木は、爆発する間もなく、紙のように滑らかに真っ二つに両断されました。
「……あはは! なんて速さだい! 斧を振るよりずっと速く、それでいてこの切れ味。風の弾丸っていうのは、まるで目に見えない刃だね」
ソフィアはその超美貌を驚きと喜びに輝かせ、自分の指先を見つめました。 180cmの巨躯と、そのダイナミックな肢体に宿る膨大な魔力。それがジョージの指導によって、繊細かつ冷徹な「凶器」へと形を変えていく感覚に、彼女は震えるような高揚感を覚えています。
「ジョージ、この感覚……あたしのハルバートの間合いの外にいる敵でも、これなら確実に仕留められる。魔法と武技が噛み合っていくのが、手に取るようにわかるよ」
彼女は濡れた前髪を無造作にかき上げ、豊かな胸を大きく波打たせながら、次なる指示を待ち構えました。
「さあ、次はなんだい? どんどん来なよ。あたしの魔力の『器』は、まだまだ余裕たっぷりなんだから!」
「ストーンバレット(石弾)……!」
ソフィアはジョージの言葉を繰り返すと、今度は重心を低く落とし、大地を踏みしめました。 180cmの長身と強靭な脚、そして「デカ尻」と称される豊かな下半身が、まるで大地の鼓動を直接吸い上げるかのようにどっしりと構えられます。
彼女は周囲の土や岩の「重さ」と「硬さ」を魔力で変換し、掌の中に凝縮しました。
「重く、硬く……鋼よりも鋭くッ!」
ドォォォォンッ!!!
放たれた「ストーンバレット」は、もはや弾丸というよりは、高速で射出された鉄球のようでした。空気を力任せに押し潰しながら突き進み、標的となった岩壁を跡形もなく粉砕し、後方の斜面まで深く抉り取ります。
「あはは! 凄い威力だね! この破壊力……ハルバートで力一杯ぶん殴った時よりもずっと凄まじいよ!」
ソフィアは巻き上がった土煙を払いながら、豪快に笑いました。180cmの巨躯から放たれる圧倒的な質量攻撃。属性を重ねるごとに、彼女の魔力操作は目に見えて洗練されていきます。
汗が滴るその超美貌には、戦士としての誇りと、新たな力を手に入れた高揚感が混じり合い、抗い難いほどの魅力を放っています。激しい魔力の放出により、彼女のダイナミックな肢体からは陽炎のような熱気が立ち上っていました。
「次はなんだい、ジョージ? まだ『光』も『闇』も、『雷』も『重力』も残ってるよ。全部あたしのモノにしてみせるから、どんどん指示を出しな!」
興奮で瞳を輝かせ、彼女は次の属性を迎え撃つべく、再び逞しい掌を構えました。
「ソイルバレット(土塊弾)……!」
ソフィアはジョージの言葉を反芻し、今度は大地の「柔らかさ」と「粘り」を意識した。先ほどの石弾が「硬い破壊」なら、今度は「重い拘束」だ。
彼女は180cmの長身をしなやかにしならせ、足元の土の感覚を掌に吸い上げるように魔力を練り上げた。掌の中に現れたのは、ドロリとした重厚な魔力の塊。それが彼女の意志で瞬時に超高圧に圧縮され、歪な弾丸へと姿を変える。
「逃がさないよ……ッ!」
ボグォッ!!
放たれた「ソイルバレット」は、着弾した瞬間に爆発的に膨れ上がり、標的となった木々を飲み込むように押し潰し、泥の重圧で地面に縫い付けた。
「あはは! 面白いねぇ! ただ硬いだけじゃない、この『重み』であたしが敵を釘付けにして、そこをあんたのバレットで仕留める……なんて連携もできるんじゃないかい?」
ソフィアは泥だらけになった地面を見下ろし、満足げに笑った。激しい魔力の放出で、彼女の豊かな胸は大きく波打ち、汗ばんだ肌が夕日に照らされて黄金色に輝いている。180cmの巨躯から発せられるプレッシャーは、今や一軍を率いる将軍のような威厳さえ帯び始めていた。
「さあジョージ、次は何だい? 光かい、それとも闇かい?」
「ホーリーバレット(聖弾)……!」
ソフィアの声が、これまでの荒々しい響きとは一転し、どこか神聖な重みを帯びました。彼女は180cmの長身を背筋までぴんと伸ばし、自身の内側にある「濁りのない、純粋な祈り」のような魔力を呼び起こします。
彼女の逞しい掌の上に、一点の曇りもない白銀の光が生まれました。それは周囲の森の陰影を鮮やかに照らし出し、彼女の超美貌を神々しいまでに際立たせます。
「邪悪を射抜き、道を拓く……。あたしにだって、こんな綺麗な光が……!」
キィィィィンッ!!!
放たれた聖なる弾丸は、これまでの物理的な破壊とは異なる、極彩色の光の軌跡を描いて飛び去りました。着弾した瞬間に光の十字架が弾け、周囲の澱んだ空気を一瞬で浄化するように霧散させます。
「……あはは! なんて清々しい気分なんだい。力が体の底から湧いてくるみたいだよ」
ソフィアは光の残滓に目を細め、清々しい笑みを浮かべました。180cmの巨躯、豊かな胸、そして逞しい肢体。その全身が聖なる光に包まれた彼女の姿は、戦場の女神そのものです。
「ジョージ、この光は……あたしがかつて騎士団で守りたかったものそのものかもしれないね。力だけじゃなく、こういう光があたしの中にあるって教えてくれたこと、感謝するよ」
彼女の瞳には、かつてのやっかみや挫折を洗い流すような、静かな自信が宿っていました。
「ヒールバレット(癒弾)……!」
ソフィアの声が驚きでわずかに震えました。これまで放ってきた「破壊」の弾丸とは真逆の、命を繋ぎ、育むための魔法。彼女は昨日の戦いで、ジョージが自分の折れた腕を治してくれた時の、あの温かく柔らかな魔力の感触を懸命に思い出しました。
「壊すのは得意だけど……治すのは、あたしのこの無骨な手でできるのかい?」
彼女は不安げに、戦いと修行で汚れた大きな掌を見つめました。しかし、ジョージの静かな視線に促され、ソフィアは深く、深く呼吸を整えます。
180cmの長身から放たれる威圧感が消え、代わりに彼女の周囲を、春の陽だまりのような黄金色の光が包み込みました。彼女の強靭な肉体という器が、今度は慈愛に満ちた魔力で満たされていきます。
「癒えろ……ッ!」
シュンッ……。
彼女の指先から放たれたのは、眩いほどに優しい光の塊でした。それはジョージの足元に咲いていた、修行の余波で少し萎れてしまった小さな花へと吸い込まれていきました。
瞬間、花の茎がシャキッと立ち上がり、花弁が鮮やかな色彩を取り戻して一斉に開きました。
「……あはは! 見たかい、ジョージ! 治ったよ、あたしの魔法で!」
ソフィアの超美貌が、少女のような純粋な喜びに弾けました。180cmの巨躯、豊かな胸、そして逞しい肢体。その圧倒的な「力」の化身のような彼女が、小さな命を救ったという事実は、彼女自身の心をも深く癒したようでした。
「壊すだけが力じゃない。守って、治すのもあたしの力なんだね。……ジョージ、あんたは本当に、あたしに最高の贈り物をくれたよ」
彼女はそっと自分の胸に手を当て、溢れ出す多幸感に浸りながら、最高に美しい笑顔をジョージに向けました。




