モンスターの見せあい
私は一番信頼できる妹にだけ、この情報を伝えることにした
「ミルキーこれ、ちょっと見てもらえる?」
「なに?えっ!?これって!」
「これ言えないよね?」
「うん、黙っておこう」
「どうかしましたか?」
「あ、いえ、なんでもないですよ」
「そうですか、その子、名前はなににするんですか?」
ケモモフ大臣さんはないしょ話してたのに気付いたようだがあまり深く聞いてこなかった
「えっと名前はヴァローナにします」
「意味を聞いても?」
「大したことでは、ロシア語でカラスですので」
「なるほど。そうそう、私も変異種持ってまして前衛にも使える子なので見せても?」
「あ、はい」
「ではサモン!アハト!」
ケモモフ大臣さんがそういうと大きなライオンが現れた
「私のモンスターの1体、変異種ライオンのアハトです」
「大きいですね」
「変異種は通常種より大きくてたてがみの色が黄金色してるんです」
「おいおい、ケモモフさんよ、なに抜け駆けしてるんだよ、初心者さんに見せるなら俺も呼べよ」
ケモモフ大臣さんの後ろからオールバックの男性が声をかけた
「すみません、つい、変異種というのに興奮してしまい」
「まぁいいか、俺はこいつと同じギルドでロールだ。せっかくだし俺の変異種も見てくれないか?」
「あ、はい。見せてもらえるなら」
「よし、こいサモン!ルー」
ロールさんがそう叫ぶと巨大な狼が現れた
「これが俺の変異種でマーナガルムのルーだ」
「最初からこの大きさなんですか?」
「いや、モンスターはレベルがあってな、一定を越すと進化するんだ」
「なるほど」
「お姉ちゃん、そろそろ違うところ行こうよ、他にも紹介したい人いるからさ」
召喚術を持っていない妹には退屈らしく声をかけてきた
「わかったわ、ケモモフ大臣さん、ロールさん、モンスター見せていただきありがとうございます」
「いやいや、新しいサモナーさんに会えて嬉しかったですよ」
「おう、また会おうな」
私たちはケモモフ大臣さん達と別れ、ヴァローナを帰還させ街に戻った




