初めての召喚
南門広場にいくと、そこにはサモナーらしき人と召喚獣らしい動物達がたくさんいた
「えっと、あ、いた。おーい、ケモモフ大臣さんー」
ミルキーはその人達の中から一人に声をかけた
「おや、前線攻略組のミルキーさんじゃないですか。もしや、召喚術に興味が」
「私じゃなくて私のお姉ちゃんが召喚術取ったの。お姉ちゃん、こちらサモナーの中でも有名人のケモモフ大臣さん」
「有名人というのは語弊がありますが、ケモモフ大臣と言います」
「ミルキーの姉で今日から始めたローザです。召喚術でモンスター呼び出したいと言ったらここに連れてこられまして」
「なるほど、初心者さんの初召喚ですか、これは見届けたいですね」
ケモモフ大臣さんと話をしていると近くにいた他のサモナーさんも集まってきた
「初召喚はみなさん見届けたいみたいで」
「みたいですね、ではさっそくしてみようと思います」
そういうと全員少しだけ離れてくれたので召喚術を使った
「サモン、モンスター!」
一瞬光ったかと思ったらそこには白い鳥が現れた
「白い鳥?お姉ちゃんこれ種類なに?」
「えっとカラスみたい」
私とミルキーがそう言ってるとケモモフ大臣さんが震えていた
「へ、へ」
「へ?」
「変異種きたー!!」
ケモモフ大臣さんのいきなりの大声でビックリした
「あ、すみません、大声出してしまって、変異種というのは珍しく」
「そ、そうなんですね」
「そうなんですよ、変異種は通常種より強いんですが召喚で狙って出すことは出来ないんです。あ、召喚術では通常種、変異種、そしてネームドと言う三種類がでるんですが変異種、ネームドは出現率がものすごく低くてですね、噂では変異種のネームドなんてのもいるとか」
ケモモフ大臣さんは興奮してるのか早口で私に言ってきたが私には今の言葉で引っ掛かることがあった
「ネームドってのは?」
「ネームドってのは名持ちって意味だよ、お姉ちゃん、ネームドモンスターってのは強く設定されてるのか、他のモンスターより一線を画すんだよ」
「そうですね、例えば有名な名持ちのモンスターだと狼のネームド、月狼ボルクなどがいます。これはミルキーさんが倒されたんですが、倒されても半年に3ヶ月に1回現れます」
「なるほど」
私は白いカラスのステータスを覗くと名前の欄にこう書かれていた
「白鴉のヴァローナ」




