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泣かないでいよう

作者: Soraきた

泣かないでいよう、と決めていた

それは、ずいぶんと前から

あなたに会うと決めた、その日から

日焼けした、わたしの顔を

指をさして大声で笑って

その態度をごまかそうとした

待ち合わせの場所

多くの人が何事かとこっちを見ては

恥ずかしい思いをした


ふたりきりで出かけたのが

ちょうど2回目のとき

行き先もなんとなくで決めた

行きたいところは

たくさんあったけど

肝心なところで

余計な気を遣ってしまった

もうすぐ秋だというのに

まだ半袖でも

じゅうぶんな日に


聞こえないフリをした

あなたの言葉を

もっと聞いていたかったから

そして少しばかり

あなたを困らせてやろうと思ったから


泣かないでいよう・・

今日くらいは

あなたの笑顔がまぶしすぎても

そして、

次の約束が

まだ決まってなくても





いつも読んでいただき、ありがとうございます

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