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謎の依頼篇09 呪いの源を探せ

デュッティから手紙が来た。

リュクスとソコの魔術師は無力化してくれたらしい。 

噂通り仕事ができるヤツだ‼︎

手紙によると後は呪いの源を探せば良いらしい。

ロヮイェを救う事は、私にしかできない‼︎

手紙にはコレが1番重要だと書かれていた。

この任務、失敗は許されない。

そう!このュグドテリァ帝圀に心と魂と命を捧げたディムとして‼︎


この事は、出来れば内密に処理したい。

もし、他国からならば戦争の火種に。

国内からならば内戦を呼ぶ知れないからだ。

結果は、国内からだった…。 


このュグドテリァ帝圀は、リオンヌ国と、シャルタル国と、ラビュタン国と、ラメット国と、帝都があるュグド国、5国を束ねる帝圀だ。

この圀のロヮイェは、デュインマルクス様とディユンマクベス様。

この圀のディムは、帝圀に心と魂と命を捧げる。

心が籠った剣は、敵に届き。

魂が宿った剣は、敵を切り裂き。

命を懸けた剣は、敵を葬り去る。

と昔から言われている。


「ロワイェ様、シャルタル国は---らしいですよ…。」

「…%¥☆○」 

「…!!%¥☆」

!!

「「「¥%☆□」」」

「「「!!¥%☆□」」」

…。

「次の議題は…。」 

「……☆¥%△!」

!!

「「△☆%¥…!!」」

「「□¥%☆…!!」」

バ ァァアン

「黙ぇえれぃ!我らは、争いは求めていないっ。」

「…私は、戦争は好かん。

それより、今の領土の民が満足する圀造りが先だろう?」

「…で でも、リオンヌ国とラビュタン国は○×と言ってましたし。ラメット国は地割れの影響で国民が苦しんでいるらしいです。」

「では、×○するべきだろう。ラメット国には、我がディアラァを送り民を手助けしてやろう。」

「ディユンマクベス様はどうお考えですか?」

「……ッ私も異論はない。」

「では、以上です。」 


「あぁ、やっっと終わったぁ。

オレ、あぁ言うの苦手だぁ。何度やっても慣れねぇ!

ココ何回かの会議でわかったけど。

ロヮイェの言う事なぁんてどぅせ、聞かないクセに…。

う''ぅダメだぁ近頃…ずっと頭が重苦しい。」

「…ッ僕も苦手だ。

何度、同じ様な事を何故、言わせるんだろう…ッ!あ''ぁ''イライラするッッ!!」

「はぁ。毎回、毎回…お2人共しっかりして下さい。」

そう言えば、この2人外面だけは、小さい頃から良いんだな…。 

デュインとディユンは、元々ロミェットで。今は、デュインのノゥジェルドが亡くなったので…今は、ラニェット。

私達は同じ剣の先生に鍛えられた。だから、2人を小さい頃から知っている。

「くらえェェエ!オレ式、ェレメロットォォオ!!」

「…あぁ、ポカポカだぁ。」

デュインは、剣で私に勝っては威張っていた。

ディユンは、よく木陰で昼寝をしていた。

ハッ‼︎

余計な思い出に浸っている場合じゃない!

早急に問題を解決しなければ!

ュグドテリァ帝圀に心と魂と命を捧げたディムとして!

「最近、何か贈り物を受け取ってませんか?

コレくらいの大きさの物で、身に着ける物…色はおそらくノヮルに近い物です。」

因みに呪いの事は、デュインには知られてはならない!

伝わらないだろうなぁ…事の重大さが。

「うぅん?贈り物なんてたくさん来るからなぁ?

ハッ!みんなオレのお気に入りになりたいのさ!」

…私は、この人のこう言う所が昔から苦手だ。

ハアァァァ。

デュイン…!

貴方が、ね ら わ て る んです‼︎

「ディユン様は何か心当たりは、ないですか?」

「ないよ。

僕は、贈り物は受け取らない主義なんだ。」

「それが、どうかしたのですか?」

このポヤッとした人は、ディユンのァントヮアジュ。

雰囲気に似合わず…とても強く、ヴァイオラ・ディアリェルを務めている。

ポヤッとしてて、ディユンの気持ちに気付いているのか⁈

ディユンが贈り物を付き返すのは、この人に気持ちがあるからだ。

「いえ。ロヮイェに近々、贈り物をするとわざわざ予告の手紙が来ていたので…危険な物ではないか?と心配だったのですが。」

エェっ⁈

届いてない⁈


「謁見の準備をしないとな。トリスタンちょっと手伝ってくれ。」

「…そうですね。はぃ、わかりました。」

「ンフ〜フフフ〜♪ンフ〜フフフ〜♪」

…⁇

アレ⁈

アッレェェエ⁈⁈

「デュイン様、ソノ太腿につけてらっしゃるのは?」

 にやっ

「アァ!?コレか?いいだろう?!

ルゥベルトが首に付けていて、ゲランが貰って、腕に二重に巻いてたのをオレが、貰って太腿に…ぴったりだ!」

やっと見つけた…。

けど、デュインはずいぶんお気に入りだぞ。

どうする?

「ぅぅ?…ぇ、デュ、デュイン様?それを譲って頂けないでしょうか?」

「どうしてだ?」

「ぅ、占い師にメラァが使っていた物を貰うと良いって言われて!

ほら、スカァニィとかデッセン、とか!」

「お前…今より高みに登ってどうする?ロヮイェのァントヮアジュだぞ?

ロヮイェに今からでもなるのか?」

ハアァッ…‼︎ワヮヮヮヮワ‼︎

まさか、こう返されるとはぁ!

 にやにや

「悪くない…それも楽しそうだ…あいつが俺の…。」

えぇぇぇい!

もうっ、あの手しかないっ‼︎

「ァントヮアジュでずっと入られる様に…デュイン様が持っていた物が欲しいんです。…ダメ?ですかぁ?」

小さい頃から使っている手。デュインは、この頼み方で必ず何でも譲ってくれた…。

「…〜ッ。

そんなにァントヮアジュでいたいのか?……仕方ないなぁ…やるよ。」

よしッ‼︎

成功だ!

コレをデュティに送れば任務終了だ!


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